「イップス」第2話バカリズムが黄金のマイマイクで熱唱!篠原涼子との予想外の繋がりが判明!ネタバレと予告
4月19日(金)に篠原涼子×バカリズムW主演のフジテレビ金9ドラマ「イップス」第2話が放送され、2人がミコの小説を模倣した殺人事件で繋がっていたことが判明!第3話のゲストは塚本高史、平田満、渡辺佑太朗。予告動画は番組公式サイトで配信中。Tverで最新話を無料配信、FODで全話配信されている。
「イップス」は、互いにイップス(Yips=心の葛藤により、筋肉や神経細胞、脳細胞にまで影響を及ぼし「できていたことができなくなってしまう」心理的症状のこと)を抱えたおしゃべりなベストセラーミステリー作家・ミコと、犯人を追い詰めることが出来なくなったエリート刑事・森野が事件を解決してゆくミステリーコメディー。
4月19日に放送された第2話では、過激な企画で人気のインフルエンサーコンビの相方が生配信中にトイレで青酸中毒により死亡、偶然居合わせたミコと森野が事件解決に乗り出すことに。
服毒してから15分で死亡すると言われる青酸カリを、いかにして飲ませたかが今回のトリック。被害者は事前にトイレの便器に撒かれた青酸カリのうえに嘔吐し、胃酸と反応して出た“青酸ガス=シアン化水素”を吸い込んだために死亡。後は森野が犯人のトリックをどう見破るのか?
今回も本筋の事件よりも気になる小ネタがあちこちに。自前の黄金マイクをカラオケ個室に持ち込み『15の夜』を熱唱 する森野、用が済んだ後もトイレにこもってしまう森野には思わずクスッ。前回は“ひよこ鑑定士連続殺人事件”と“ミラーボールで撲殺された遺体”が森野の担当事件だったが、今回呼びだされた事件現場には“トランプを乗せられた刺殺体”が…。どの事件も詳細が気になるところだが、絶不調の森野が解かなければならない事件は増すばかり、一刻も早く「イップス」を完治してもらいたい。
そして、2人が「イップス」を患うことになったきっかけが、どうやらミコの小説の模倣殺人事件にあることが判明した。森野が自宅に持っている書き込みだらけのミコの小説『歪な十字架』は、事件担当者だった彼が原作を研究したものだったのだろう。そうなると、ミコが書けなくなったのも、自分の作品が犯行に使われたことが原因なのだろうか?果たして、模倣事件は解決しているのか?ミコの弟・慧はどこまでこの事件に関わっているのだろうか?ますます今後の展開が気にかかる。
4月26日に放送される第3話で取り上げられるのは“密室トリック”。犯人役のゲスト・塚本高史が演じるのは、少し抜け気味な愛されキャラ“お花畑”な二世議員の尾花健一郎だ。果たして“お花畑”な彼がどんな密室トリックを仕掛けてくるのか?
■第2話 ネタバレあらすじ
黒羽ミコ(篠原涼子)は、サウナ殺人事件現場に立ち会った後、久しぶりに小説が書けそうな気がして、警視庁捜査一課の刑事・森野徹(バカリズム)に、「小説にしたら面白そうな事件があれば教えて欲しい」とLINEで頼む。
そんな中、森野は新たに起きた事件現場に来るよう呼び出され、現場へ向かう。しかしどうしても規制線の中に入ることが出来ず、カラオケ店に逃げ込む。そこにやってきたミコが森野を見つけて一緒にカラオケをすることに。
別の部屋では、過激な企画で人気のコンビインフルエンサー『悪童エクスプレス』の“よっちゃん”(藤原季節)と“チョロ”(細川岳)が、緊急生配信を行おうとしていた。
企業ウケしそうなネタや、ヤラセにまで手を染めたよっちゃんに不満を抱くチョロは、生配信中にヤラセの告白するよう約束させていた。そんなチョロが邪魔になったよっちゃんは、自殺に見せかけて彼を殺そうと計画していた。
飲み物を運んできた店員は2人の大ファンで、サインをねだる。よっちゃんに続いてチョロがサインを書いていると、店員が自分の名前も書いて欲しいと「先立つ不孝の孝とかいてタカシ」と名前を説明。その間によっちゃんはチョロが頼んだカシスオレンジに謎の液体を混入した後、トイレに細工を施して使用禁止の貼り紙をする。
いよいよ緊急生配信が始まる。彼らのファンだった森野も視聴していた。ところが、配信途中にチョロの具合が悪くなる。よっちゃんは生配信を続けながらチョロをトイレに連れていく。便器に吐き始めたチョロを映した後、扉を閉めて様子を伺うよっちゃん。ところが、中で不穏な音がし、扉を開けるとチョロが倒れてすでに死んでいた。配信を続けるよっちゃんの後ろに、ミコと森野が顔をのぞかせる。
通報を受けた警察がやってきた。現場の状況からチョロが自殺したと判断される。しかし、チョロの死に事件性を感じ取ったミコは、前回の事件で顔見知りとなった制服警官たちを味方につけて“殺人事件”の証拠集めを始める。
チョロがサインに書いた「不孝」と「不幸」の字の間違いから、遺書が偽物だと言い切ったミコだったが、パソコンは予測変換が出来ると森野に論破されてしまう。しかし、ミコが調べを進めるうちに、『悪童エクスプレス』にヤラセ疑惑が浮上していたことなどが判明、犯人は相棒のよっちゃんに違いないのだが、殺害方法がわからない。
悩むミコの元に、人権派弁護士で弟の慧(染谷将太)が電話をかけてきた。「前提に戻ってみたら?」という弟の助言に従って、これまでの彼らの配信動画を視聴したミコは、世界一臭い缶詰として有名なシュールストレミングの回にヒントを得て、「青酸カリ」を飲むのではなく吸わせることはできないかと考えつき、森野に質問する。
“青酸ガス”を吸っただけでは中毒死しないことを告げた森野は、事件のトリックに気づく。チョロは高濃度のアルコールを足したカシスオレンジで悪酔いし、事前に青酸カリが撒かれた便器に胃液を吐き出し、個室の扉を閉められたあと、胃液と反応して出た“青酸ガス”を吸い込んだために死亡したのだ。
一度はイップスの症状が出てしまった森野だったが、ミコに背中をおされて、チョロの顔に吐しゃ物がついていたことや、よっちゃん自身が“青酸ガス”を吸い込まないように窓を開けたことなどでよっちゃんを追い込んだ。最後はミコが、チョロの裏アカに書かれた「ヤラセの事実」とチョロがいかによっちゃんを尊敬していたかを知らしめ、よっちゃんに犯行を認めさせた。
事件解決後。ミコは森野をモデルにした小説を構想、森野にも事前に許可してくれるよう頼み、慧にも打ち明ける。すると、森野の名前を聴いた慧は眉を寄せ、ミコの小説の模倣事件ファイルを持ち出すと、そこに綴じられた書類から、事件の捜査担当が森野だったことに気づく。
■第3話 あらすじ
都議会議員・尾花健一郎(塚本高史)の邸宅で、殺人事件が発生。健一郎の第一秘書を務めていた田所万作(平田満)が遺体となって発見された。第一発見者は健一郎と第二秘書の村井浩平(渡辺佑太朗)。彼らが議員事務所での打ち合わせを終えて帰宅すると、書斎のドアに鍵がかかっていたため庭に回り込んで室内を確認すると田所が倒れていたのだという。田所は広間にあった装飾用ナイフで腹部を7回も刺されていた。密室になっていたことs、ナイフが被害者の手に握られていたことから、自殺の可能性が高いと思われた。
しかし森野は、現場に到着したときから“殺人事件味”が強いと感じていた。健一郎は、衆議院議員だった父の地盤を引き継ぎ、都議会議員に初当選した二世議員。だが、SNS上では爽やかだけど中身のないスピーチや、お花畑的なコメントばかりを繰り返すことから、“フラワー健一郎”と呼ばれていじり倒されていた。事情を聞くために尾花に会ったミコと森野は、自殺にしては不自然な点が多い、と尾花に切り出すが…。
「イップス」(毎週金曜日21時)はフジテレビ系にて4月12日放送スタート。主題歌:AARON『フェイス』/出演:篠原涼子、バカリズム、染谷将太、渡辺大知、勝村政信、味方良介、足立英、矢本悠馬ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@yips_fujitv」。
◇フジテレビ「イップス」番組公式サイト
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