NHKドラマ10「燕は戻ってこない」石橋静河が稲垣吾郎、内田有紀夫婦の代理母に!?あらすじと予告【2024春ドラマ】

04月23日08時00分ドラマ
©NHK

代理出産を巡る女たち男たちの欲望のドラマ、桐野夏生原作のNHKドラマ「燕は戻ってこない」が4月30日よりNHK総合にて毎週火曜22時、BSP4Kにて毎週火曜18時15分に放送される。1分PR動画がNHK番組公式サイトで公開されている。

放送に先駆け、関連番組として「作家・桐野夏生の世界 ~ドラマ“燕は戻ってこない”の魅力~」が4月23日よりBSP4Kで、4月28日よりNHK総合で放送される。



「燕は戻ってこない」は、“命は誰のものか”という重要なテーマを、鮮烈なエンターテイメントに仕上げ、第57回吉川英治文学賞・第64回毎日芸術賞をダブル受賞した圧倒的な実力と人気を誇る作家・桐野夏生の同名小説が原作。連続テレビ小説「らんまん」の長田育恵が脚色し、社会的関心が高まる生殖医療の光と影を、女性のさまざまな生き方を見つめてきた「ドラマ10」で描く。

石橋静河演じる主人公・リキは非正規雇用の29歳の女性。困窮した生活を送っているリキは、職場の同僚・テルから「卵子提供」をして金を稼ごうと誘われ、面談に行った生殖医療エージェントで「代理母出産」を持ちかけられる。自らの遺伝子を継ぐ子を強く望んでいる元トップバレエダンサーの草桶基(稲垣吾郎)と妻・悠子(内田有紀)の「代理母」を探してとして白羽の矢が当たったのだ。

そして、リキは「代理母出産」が認められていない日本で、合法的に基の実子を産むために、悠子と離婚した基と出産までの間、“契約結婚”をすることに…。生きるに必要なお金のため、ビジネスとして引き受けた「代理母出産」だったが、予想外の出来事が続出、妊娠を機に生活環境が整ったリキ自身の想いも変化していき…。

石橋は「この物語で行われるひとつひとつの選択において、誰も、誰のこともジャッジできない、と思いました。あらすじやトレーラーだけをみて映画を批評することができないように、他人の人生の表層だけをみて批評することは、本来ありえないことなのだと思います。」とコメント。“命”をビジネスとして扱ったリキたちは、それぞれが最後にどんな選択をするのか!?

女性向けセラピスト・ダイキ役で森崎ウィン、リキの同僚・河辺照代(テル)役で伊藤万理華、生殖医療エージェント日本支社長・青沼薫役で朴ろ美、リキの叔母・佳子役で富田靖子、リキの元上司・日高役で戸次重幸、基の母・元世界的バレリーナの草桶千味子役で黒木瞳が出演。

さらに、リキの隣人・平岡役で酒向芳、悠子の友人で春画画家・寺尾りりこ役で中村優子、リキの母・大石昌江役であめくみちこ、印刷会社課長・光森役で矢吹満、りりこの叔父・タカシ役でいとうせいこうが登場する。



■ドラマ関連番組放送
本作の原作者で銃口なテーマを極上のエンターテインメントに書きあげる人気作家・桐野夏生の作品と、ドラマの魅力を紹介する番組「作家・桐野夏生の世界 ~ドラマ“燕は戻ってこない”の魅力~」が4月28日18時35分~18時45分、4月29日5時10分~5時34分、同日23時35~23時43分にNHK総合で放送される。

■あらすじ
東京に暮らす非正規社員の大石理紀(リキ)は困窮した生活を送っている。ヒモのような彼氏に貢ぎ、リキ同様に困窮している同僚のテルから「卵子提供」のアルバイトを持ちかけられたリキは悩んだ挙句、アメリカの生殖医療エージェント「プランテ」日本支社で面談を受ける。すると、そこで持ちかけられたのは高報酬の「代理母出産」だった。名の知れた元バレエダンサーの草桶基とその妻、悠子が、高額の謝礼と引き換えに二人の子を産んでくれる「代理母」を探しており、妻と似ているリキに白羽の矢が立ったのだ…。

ドラマ10「燕は戻ってこない」(全10話)は2024年4月30日放送開始。NHK総合 毎週火曜 22:00~22:45、BSP4K毎週火曜 18:15~19:00。再放送はNHK総合 毎週金曜 0:35~1:20 ※木曜深夜に放送される。原作:桐野夏生『燕は戻ってこない』(集英社)/音楽:Evan Call/出演:石橋静河、稲垣吾郎、 森崎ウィン、 伊藤万理華、 朴璐美、富田靖子、戸次重幸、内田有紀、黒木瞳、 酒向芳、中村優子、あめくみちこ、吹越満、いとうせいこう ほか

NHKドラマ10「燕は戻ってこない」nhk公式サイト

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