初回視聴率8.6%「ブルーモーメント」山下智久は二重遭難している音尾琢真を助けられるか?第1話ネタバレと第2話あらすじ

04月25日11時26分ドラマ
©フジテレビ

娘の夫を助けるために消防班責任者・佐竹(音尾琢真)は二重遭難してしまった!晴原(山下智久)はわずかな隙間をついてヘリを飛ばす決意をする!5月1日(水)「ブルーモーメント」(フジ、22時)第2話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



山下智久主演「ブルーモーメント」は、甚大な気象災害によって脅かされる人命を守るべく、知恵と知識を駆使して現場の最前線で、命がけで救助に立ち向かうSDM(特別災害対策本部)メンバーの奮闘物語のドラマだ。

田中圭©フジテレビ第1話は4月24日に放送された。山下智久が久しぶりに民放の連ドラに出演するとあって放送前から話題を集めていた。第1話には山下智久とプレイベートでも仲の良い田中圭が事前予告がなくサプライズ出演して、視聴者を驚かせた。晴原(山下智久)と共にテレビ局に入局した、幼なじみの藤村役を田中圭が演じた。晴原は気象デスク、藤村はプロデューサーという形で切磋琢磨し支え合ってきて大人になったという設定だった。

ビデオリサーチ社調べの関東地区の視聴率は、世帯で8.6%、個人で4.8%を記録した。第1話をみた視聴者がネットに書き込んだ印象として、災害に対する晴原(山下智久)の言葉が印象的だという自然災害にたいする認識を新たにしたいという好意的な意見やハラハラドキドキが面白いという意見も多い中、「コードブルーと東京MERの合体みたい」という意見もでていた。確かに、現場にむかうヘリコプター、SDMの車両の雰囲気など、これまでの災害や救急でドラマに出現したものを連想させるものも多かった。第2話以降、視聴率や感想がどうなってゆくのか?

第1話は、山下智久演じる晴原柑九朗を責任者とする気象災害のための精鋭部隊・SDM(特別災害対策本部)の発足とその活動について放送された。晴原が「命を諦めたくない」という強い想いを持っているのも5年前に起きた忘れられないことが関係しているのだ。それは晴原が婚約していた灯(本田翼)を亡くしたことだ。特命担当大臣(防災担当)・園部肇一(舘ひろし)の一人娘・園部灯と晴原はともに気象学を研究していた。災害で亡くなった灯を思い、命を守るためSDMとして活動し、少しでも自然災害に備えるためにハルカンとなのりテレビやSNSで意識を広めようとしている。

発生した雪崩に巻き込まれた10名をSDMが主体となって捜索していた。晴原の抜群の予報技術もあり、なんとか9名までは救出に成功した。ただ、残った一人は断崖絶壁の木に引っかかった状態だった。その一人は、救助に向かっている佐竹尚人(音尾琢真)の娘の結婚相手だ。佐竹は消防士長・園部優吾(水上恒司)の言葉を聞かず、助けに向かう。しかし、その時、壁面の氷が滑落し、二人も10メートル下に落とされてしまった。

5月1日に放送される第2話では二重遭難している佐竹と要救助者をヘリで助けるという提案を晴原がするが、優吾はその意見に反対する。晴原の決断は5年前のトラウマからくる無謀な決断なのか?




■前回:第1話ネタバレあらすじ
晴原柑九朗(山下智久)は、”ハルカン”の愛称で報道番組のお天気コーナーに出演する、気象庁気象研究所の研究官だ。彼の研究室に雲田彩(出口夏希)が派遣としてやってきた。”ハルカン”としてテレビやSNSでは爽やかな笑顔を振りまいている晴原だが、実際の素顔は全く違う。彩にもあたりが強い。気象学の知識がない彩のことを「クビ」という。ただ、彩も負けてはいない。得意の中国語で晴原に反論する。

そんな中、気象災害から人命を守るために、階級・年齢に関係なく能力本位のエキスパートで集められた部隊SDM(特別災害対策本部)の設置がマスコミへ発表される。そしてその要となる気象班統括責任者が晴原で、雲田はその助手として晴原の上司・上野香澄(平岩紙)によって採用されたことを知る。

実は晴原は5年前につらい経験をしていた。特命担当大臣(防災担当)・園部肇一(舘ひろし)の一人娘・園部灯と婚約して、幸せ絶頂だったとき、洪水が発生する。テレビ局に呼ばれた晴原は灯をおいて一人で家をでる。灯がいるのは大きな河川に流れきれない水がもどってきてしまうという、支流で発生するバックウォーターが発生する場所だった。灯は一時避難をした後、一人で家にもどろうとして亡くなったのだ。灯のお腹には晴原の子どもがいた。晴原はその時から災害から命を守るために仕事に邁進するようになった。

マスコミ発表の翌日、早速出番が発生する。福島県北部で急激な悪天候のため、雪崩に巻き込まれ10名が遭難したとの情報が入る。早速SDMは現場に向かう。しかしSDMは試験運用中の為、大きなミスが起きれば正式運用が見送られるというリスクを抱えてのものだった。それでも園部はSDMに発令を出した。

現場に到着した晴原と彩は、SDMメンバーで消防班責任者の佐竹尚人(音尾琢真)、消防士長・園部優吾(水上恒司)、ドライバー兼料理人の丸山ひかる(仁村紗和)、情報班の山形広暉(岡部大)と、要救助者の捜索と避難指示にあたる。晴原の「命を諦めたくない」という強い想いに圧倒される雲田は、彼の厳しさもその裏返しなのだと知る。実は、彩も自然災害で肉親が辛い思いをしていたのだ。命のためなら、苦情電話もクレームも恐れるところは無かった。

晴原の的確な指示で、要救助者10名のうち9名は助かった。あと一人となったところで、現場にいた優吾は思わず、叫んだ。断崖絶壁の崖の上の小さな木にあと一人となっている前田がいた。実は佐竹の娘の夫だった。佐竹は娘の結婚に反対して会ったこともなかったが、名前をみて娘の相手だとわかっていた。佐竹は無謀にも一人で崖に向かう。後少しで引き上げられそうになった時、崖の氷が崩れ落ちて、二人は10メートル下に落下してしまった。優吾からの連絡で、その場所は地上からの接近はできず、ヘリしか近づけないという。晴原は諦めずに画面に向かっていた。



■第2話あらすじ
SDM 気象班統括責任者・晴原柑九朗(山下智久)は、二重遭難してしまった消防班責任者・佐竹尚人(音尾琢真)と要救助者・前田琢巳(久田悠貴)を救うため、気象の解析を続けていた。

消防班班員の園部優吾(水上恒司)は、上司の佐竹たちを真っ先に救出したいが地上からアプローチする方法がなく、断腸の思いで一時撤退する。そんな中、さらなる要救助者の親子が出たと連絡が入る。助かる命を救うべく、新たな要救助者のもとへ向かった。

吹雪で視界が遮られるが、晴原が気象条件から要救助者の行動を推理し、優吾を遭難した親子のもとに導く。奮闘するSDMメンバーの姿を見て、なすすべがない雲田彩(出口夏希)は悔しさを感じていた。

親子救出の喜びもつかの間、別の救助要請が入り、消防班が出動する。しかし、晴原は、優吾だけを指揮車両に呼び戻し、佐竹の滑落ポイントで吹雪が弱まる予想時間を見極めるのでヘリで救助できるというが、優吾は、5年前に園部灯(本田翼)を亡くした晴原が、そのトラウマにとらわれ無謀な提案をしていると思い、危険すぎると反対する。

フジテレビ 2024年4月スタート。毎週水曜日22時放送「ブルーモーメント」。出演:山下智久、出口夏希、水上恒司、本田翼、夏帆、岡部(ハナコ)、舘ひろし / 真矢ミキ、仁村紗和、平岩紙、音尾琢真ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@bluemoment_cx」。

フジテレビ「ブルーモーメント」番組公式サイト

【2024年春ドラマ紹介】【関連記事・各話のあらすじ】