「アンチヒーロー」長谷川博己ヤメ検!緒形直人との関係は?第2話ネタバレと第3話あらすじ

04月29日07時52分ドラマ
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明墨(長谷川博己)はダークなだけではなかった!息子の罪を隠蔽しようとした政治家(山崎銀之丞)を陥れた!5月5日「アンチヒーロー」(TBS、土21時)第4話が放送される。長谷川博己vs野村萬斎!予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「アンチヒーロー」は殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”な弁護士・明墨正樹(長谷川博己)の姿を通して、“正義とは果たして何なのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” を問いかける逆転パラドックスエンターテインメントだ。ダークな弁護士を演じる長谷川博己、正義のために戦う北村匠海、長谷川演じる明墨をさぐっているような堀田真由と3人の弁護士がそれぞれいい味を出している。3人の弁護士は別の方向を向いているようにも見えるが、4月28日に放送された第2話はその3人の関係に変化が訪れた。

第2話で扱ったのは政治家・富田誠司(山崎銀之丞)の息子・正一郎(田島亮)が起こした暴力事件だ。かつて赤峰(北村匠海)は正一郎が起こした事件で冤罪を欠けられたように見える正一郎の友人だった松永(細田善彦)の弁護をしたが、誠司から事務所に圧力がかけられ、弁護から外されて、松永は有罪となった。その結審の際、傍聴席で裁判のゆくえを見守っていたのは、明墨(長谷川博己)とパラリーガルの青山(林泰文)だった。今回の裁判でも誠司が圧力をかけ、ダークな明墨に頼ったが、明墨の方が1枚上手だった。当日、工事中の車両から録画されていた映像があり、そこに正一郎の証言と食い違うことがしっかりと録画されていることを知りつつ、誠司に悪いアドバイスをして誠司の秘書が工事現場監督に賄賂を送るように、さらにその音声をとり、検察側に与えたのだ。

お金さえもらえればなんでもやるのかと思わせておいて、今回は政治家の息子の罪を暴き出した。さらに父親の政治家としての命も潰した。松永が冤罪だと知りつつ、赤峰がそれを立証できなかったことを知っていて、敵をとったのか?

明墨が元検事、つまりヤメ検であることがわかり、収容されている男(緒形直人)との関係が注目される。男の裁判で担当したのが明墨なのか?また、第3話冒頭で映っていた沙耶(近藤華)と明墨の関係、その二人を追う紫ノ宮飛鳥(堀田真由)の目的は何なのか?

5月5日に放送される第4話で扱うのは性犯罪だ。性犯罪は被害者側の精神的ダメージが大きく訴えにくい。さらに証拠が掴みにくいが、明墨はどんな手で証拠を掴むのか?そして、ついに検事正(野村萬斎)と明墨が直接対話することになる。明墨の過去、そして本当の狙いはなんなのかが少しずつ明らかになってくる。

■前回:第3話ネタバレあらすじ
明墨(長谷川博己)が弁護するのは、政治家・富田誠司(山崎銀之丞)の息子・正一郎(田島亮)の暴力事件だ。バーで言い争っていた工藤(宮尾俊太郎)に対する傷害事件だ。

担当検事は緑川(木村佳乃)で、事件は、工藤が最後に正一郎の顔を見たことや第一発見者がバーで二人が争っているのを見ていること、正一郎が事件後に友人の車に乗って去っていったことなどをあげる。緑川も切れ者で、その弁論によどみはない。

明墨はしかし、当日、人感センサーのライトは故障していたといいだす。さらに、工藤にある動画をみせ、証言のもろさを裁判官に印象付ける。赤峰(北村匠海)は明墨が“また”証拠をねつ造したと怒る。店主が差し出したセンサーの修理のことなどは誠司が買収したに決まっているという。

実は赤峰は過去に正一郎がらみの事件を担当していた。3年前におきた事件で、正一郎がやったと思われる暴力事件で、止めに入った松永(細田善彦)の弁護を行ったのだ。本当は止めに入ったのだが、誠司が関係者に金をばらまいて証言を返させた。さらに赤峰の弁護士事務所にも圧力をかけ、松永の弁護から赤峰をはずさせた。結果、松永は執行猶予付きの有罪となった。結審した際、傍聴席で赤峰は「松永は無罪だ!」と声をあげていた。

その話をきいても明墨は顔色を変えない。さらに松永を無罪にできなかったのは証拠を見つけられなかったからだと赤峰をせめる。赤峰は一人、証拠集めに懸命になる。もしも正一郎側が「明らかな嘘をついていた」という証拠があれば、弁護側も正一郎の罪に関与しなくてよくなる。

すると、ちょうど道路工事をしていた関係者をみつけた。工事車両の中にドライブレコーダーをつけていた車両があると聞く。しかし、その証拠はすでに明墨に渡したという。

事務所にもどり、そのことを紫ノ宮飛鳥(堀田真由)とともに明墨にせまる。明墨は動画をみせる。するとそこには正一郎の証言通りの時間で友人の車に乗り込んでいる映像が映っている。明墨は第一発見者が工藤をよく思っていないというストーリーを想像しなかったのかと赤峰にせまる。

公判で緑川は証拠として工事車両のドライブレコーダーの映像を提出する。そこに映っていたのは赤峰たちが見た映像とは違い、工藤の傷害事件を起こした後に正一郎が車に乗り込んだ様子だった。実は明墨はわざと赤峰に加工した映像をみせていた。

緑川はさらに証拠として誠司の秘書が工事関係者に映像を提供しないようにと金をはらい口止めしている録音まで提出する。それをきいて明墨は「映像を見て我が目を疑いました。まさか被告人が父親と示し合わせて罪を隠蔽していたなんて。場合によっては弁護人の辞任も検討させて頂きます」と言い出した。

誠司は怒りの電話を明墨にかけてきた。明墨は事前に誠司に心配なことは工事車両に映っているかもしれない映像だと誠司に伝えていた。誠司が文句をいっている間に誠司のもとにマスコミが殺到していた。

パラリーガルの青山(林泰文)は赤峰に松永の裁判を明墨と二人で聞いていたことを話す。そして明墨が元検察だったことも。赤峰は明墨に謝罪する。そして自分の道を行けと進言した。

■第4話あらすじ
連続不同意性交被害事件が起き、被害者の目撃証言から犯人は逮捕された。

そんな中、赤峰(北村匠海)と紫ノ宮(堀田真由)は明墨(長谷川博己)の本当の狙いに近づいて行く。

そして、明墨と検事正(野村萬斎)が直接対決することになった。

TBS 2024年4月スタート。毎週日曜日21時放送「アンチヒーロー」。出演:長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎、緒形直人、林泰文、細田善彦、近藤華、山下幸輝ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@antihero_tbs」。

TBS「アンチヒーロー」番組公式サイト

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