「アンメット ある脳外科医の日記」杉咲花の記憶障害が一歩改善?若葉竜也の診断は?第3話ネタバレと第4話あらすじ
看護師長・津幡(吉瀬美智子)も過去のトラウマを乗り越えオペ看に戻ってきた!5月6日(月)「アンメット ある脳外科医の日記」(22時、フジ)第4話を放送!ミヤビ(杉咲花)の記憶障害に対して、三瓶(若葉竜也)と大迫(井浦新)の診断が割れる!動画は番組公式サイトに公開されている。
「アンメット ある脳外科医の日記」はさまざまな患者と共生する脳外科医の世界で、川内ミヤビ(杉咲花)自身も記憶障害という苦悩と葛藤の中から、再び“医師”という仕事と向き合い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマだ。
その第3話が4月29日に放送された。安全を一番に考え、無理なことは絶対にさせない、吉瀬美智子演じる津幡看護師長の過去が判明した。藤堂(安井順平)とともに過去に臨んだ手術中に「皆が感じている」不安を口にしなかったため、不調が見過ごされたことにより幼い子どもの命を奪う結果になった。それ以来、オペに入ることが出来なくなった。藤堂はそんな津幡を安全管理を担当する看護師長として今の病院に招いたのだ。津幡の厳しすぎる指導は過去の自分の過ちを繰り返さないためのものだった。そんな津幡のことをミヤビは誘い出し、理解しあう。
また、ミヤビの記憶障害にも進展があった。助手として手術に入るその瞬間、ノートから得た「文字」の記憶ではなく、以前に見た三瓶(若葉竜也)の映像が頭に浮かんだのだ。それは後遺症の回復が一歩前進したことだ。5月6日に放送される第4話では三瓶がミヤビの主治医である大迫(井浦新)の元を訪ね、ミヤビの病状についてもっと深く探ってゆく。三瓶とミヤビは婚約していたというが、綾野(岡山天音)もミヤビに好意を持っていたこともわかる。ミヤビと三瓶は日米と遠距離でどうやって出会い、婚約するまでになったのか?綾野は麻衣(生田絵梨花)と婚約しているもののいまでもミヤビのことが好きなのか?
©カンテレ・フジテレビ民放ドラマではあまり見られない若葉竜也の魅力にはまる人が多くでているが、若葉は台本の準備段階の打ち合わせから参加していたことが報じられると大きな反響を呼んだ。スタッフのことをよく考えているようで、主演の杉咲花が心配するほど現場に差し入れをいれているという。それは「スタッフが暖かいものをおいしそうに食べる」のを見るのが好きだという。
この「アンメット」を支持している人は、ドラマ内で誰もが懸命に仕事に向き合っていることに好感をもっている。名誉や権力のためではなく、目の前の仕事に向き合う全員の姿勢が月曜の夜に「やる気」を起こさせるドラマとなっている。
■前回:第3話ネタバレあらすじ
三瓶(若葉竜也)はミヤビ(杉咲花)の記憶障害は治る可能性があると示唆したうえに、「僕たちは、婚約していました」と驚きの過去を明かした。さらに翌日には、星前(千葉雄大)から、三瓶が持っていたというミヤビと三瓶のツーショット写真を見せられ、ミヤビはますます混乱する。看護師の森陽南子(山谷花純)に相談するが、そんな話は聞いていなかったというし、日米に離れていたのにといわれてしまう。さらに、関東医大の綾野(岡山天音)はミヤビに好意をもっていたと言われてしまう。
そんななか、病院スタッフの間で、津幡(吉瀬美智子)が大迫(井浦新)の元を訪ねたという噂が流れる。津幡は患者の安全を最優先に考え、ミヤビを手術に参加させるべきではないと直談判しに行ったらしい。すると、看護師たちの間では、日頃からスタッフに厳しく接する津幡に反発する声があがり、星前もさすがに越権行為だと藤堂(安井順平)に抗議する。しかし藤堂によれば、津幡が患者の安全に固執するのには、ある理由があるという。
藤堂と津幡は前の病院でも一緒に働いていた。そのころは津幡も普通にオペにも入る看護師だった。そして幼い子どもの手術に藤堂は助手として、津幡はオペ看として臨んだ。しかし、手術中、患者の数値に疑問を感じる。いろいろな麻酔医もあつまっているなか、自分が意見をいうべきではないと考えてしまった津幡と藤堂。患者は脳障害を起こして数ヶ月後に死亡してしまった。そのことがトラウマになり、津幡はオペに入れなくなってしまったのだ。藤堂が今の病院に移る時に、津幡を安全担当の責任者として看護師長の役で引き抜いてきたのだ。だれよりも安全管理の必要性を知っているからだ。
そんな津幡はオペ道具をみて近寄る。しかし、道具を持とうとして落としてしまう。その場面にミヤビが居合わせてしまった。津幡を休みの日にジップラインに誘う。ミヤビはそこでストレスを解消しているという。そして自分の後遺症はなくなることはないと思っていること、ただ、持ち物が増えただけだと考えるようにしていることを伝える。老眼が進めば老眼鏡が必要なようにと。そんなミヤビと津幡はわかりあった。津幡は抗議に言ったのではなく、ミヤビに手術ができるかを相談にいったのだ。ミヤビの手術を反対したのは、ミヤビが不安そうな顔をしていたからだ。
星前は三瓶に「ミヤビを治すために戻ってきたのか?」と聞く。大迫に頼んでミヤビのMRIの画像が見たいという。星前が頼んでやるといって、秘書の麻衣(生田絵梨花)に連絡を取るが、画像を貸し出すことは出来ないと断られる。なにをいっても麻衣は拒絶した。
そんなとき、三瓶が担当している患者が急変する。急ぎ、手術になったため人員が決まっていない。ミヤビは助手、津幡がオペ看を担うことが決まったが、なんとドアが壊れてしまい、手術室に入れない。皆でドアに体当たりする。津幡たちも一緒になってドアにぶち当たるとやっとドアが開いた。ミヤビは手術の前、三瓶の過去の映像がよみがえった気がした。手術は無事に成功した。
勤務後、居酒屋で飲んでいると津幡もやってきた。津幡も昔はよくここで楽しく飲んでいたらしい。一緒になって楽しく盛り上がる。ミヤビは三瓶に自分の脳を調べてほしいと頼む。三瓶が翌日検査してみるが、ミヤビの脳にそれほどの後遺症が残るようなものが見当たらない。三瓶は困惑してしまった。
■第4話あらすじ
三瓶(若葉竜也)が検査した結果、ミヤビ(杉咲花)の脳には、これほど重度の記憶障害が残るような大きな損傷は見付からなかった。困惑した三瓶とミヤビ。ミヤビは大迫(井浦新)に相談するが、三瓶の見立てが間違っていると指摘される。
検査結果に納得できない三瓶は大迫の元を訪ねるが、秘書の麻衣(生田絵梨花)から大迫は終日不在だと断られる。あきらめて帰ろうとしたその矢先、院内で入院患者らしき7歳の少年に出くわす。この少年の手術が、三瓶と大迫が激しく対立する引き金になっていく。
一方、ミヤビは動脈瘤が脳に見つかった、ロボット工学研究者の加瀬誠(前原瑞樹)を担当することになった。脳動脈瘤が破裂するリスクは年間1%程度だが、破裂すれば重度の障害が残るか、最悪は死に至る。しかし手術をすれば4~10%の確率で後遺症が残る。確率論での過酷な選択を突きつけられ、妻と幼い子を養う加瀬は葛藤する。
ミヤビはそんな加瀬に根気よく寄り添い、最善の治療を行うためにカテーテル専門医である綾野(岡山天音)にも相談。すると綾野の口からミヤビに思わぬ言葉が出てきて…。
カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」は2024年4月15日スタート。原作:子鹿ゆずる 漫画:大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』講談社「モーニング」連載中 出演:杉咲花、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、安井順平、野呂佳代、小市慢太郎、酒向芳、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@unmet_ktv 」。PR動画は番組公式X(Twitter)にて公開中。
◇「アンメット ある脳外科医の日記」番組公式サイト
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