テレ東「太宗イ・バンウォン」(全33話)第21-25話あらすじ:王チュ・サンウク、妻パク・ミニョンと世紀の夫婦喧嘩

05月02日08時15分ドラマ
Licensed by KBS Media Ltd.
(c) 2021 KBS. All rights reserved

テレビ東京にて4月5日から放送する「太宗イ・バンウォン」は朝鮮王朝の基礎を築いたイ・バンウォン=朝鮮王朝第3代王・太宗<テジョン>をチュ・サンウクが演じた歴史大作。第1話~第5話までのあらすじと見どころを紹介。YouTubeにて予告動画も公開中だ。

「太宗(テジョン)イ・バンウォン」は高麗という旧秩序を崩し、朝鮮という新しい秩序を作り上げていった時期に、誰よりも朝鮮建国の先頭に立ったイ・バンウォンに視点を当てた本格時代劇。【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】には、完全ネタバレのあらすじと見どころ、豆知識、時代背景、人物紹介などまとめている。



■キャスト李家の人々紹介(17名)
イ・バンウォン(太宗)役:チュ・サンウク
イ・ソンゲ(太祖)役:キム・ヨンチョル
元敬王后ミン氏役:パク・ジニ
神徳王后カン氏:イェ・ジウォン
イ・バンウ役:オム・ヒョソプ
 ほか
原題:태종 이방원/製作:2021年

■第21話
定宗バングァはバンウォンを世弟にすると言うが、バンウォンはそれを断り、定宗に養子入りして世子として冊封してほしいと頼む。その理由を問われたバンウォンは、そうでもして嫡男長子が王位を継ぐという原則を作りたいと話す。1400年、太宗2年バンウォンは世子となりミン氏は世子嬪となった。ソンゲは挨拶に来た世子夫婦に冷たく接し、さらに命を絶てとの言葉を受け反発を強める。バンウォンは私兵を廃止し国が軍隊を保有すべきだと主張するが、ジェや義弟たちから反発されてしまう。

父と共にいくつもの戦場を駆け巡ったバングァの強さは、文系でやってきたバンウォンとは比べ物にならない強さだ。そんなバンウォンの優しさが、ことを納めた。王座に執着するバンウォンと執着しないバングァの違いがはっきり描かれた。この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは20話/全32話版ネタバレで。

■第22話
宮殿の外に出たソンゲは自身の地盤である東北面に向かい、チョ・サイに兵士と武器を集めるよう指示する。即位式を前にバンウォンは自分の意見に賛同してくれなかったミン氏に不満顔。ミン氏に、臣下となり一歩後ろからついてきてほしいと頼む。そして、それを拒めば宮殿には入れないと話すのだった。父イ・ソンゲが朝鮮を建国して9年、ついにバンウォンが第3代王・太宗(テジョン)となったが、即位式には妻ミン氏はいなかった。この日からミン氏は王の政敵となった。王になったバンウォンは、臣下たちを前に決意を新たにする。

歴史と同じく、兄弟の争いは一応の解決を見たが、今度は夫婦関係が厄介になってくる。ことが起きれば自らも戦う準備をする女丈夫なミン氏。彼女には“婦唱夫随”の姿勢でやってきたという自負心がある。一方、妻ミン氏が、自分を王にするために励んだ理由が、自身が王妃になるためと気づいたバンウォンは妻に失望する。ミン氏は誤解を解こうとするが、バンウォンは聞く耳を持たない。さあ、この後おしどり夫婦の関係はどうなっていくのか?この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは20話/32話版ネタバレで。

■第23話
王妃の冊封を急ぐべきとの上奏が続き、ミン氏は、母ソン氏がつけてくれた料理上手の下女を連れて正式に王妃・元敬王后(ウォンギョンワンウ)として入宮する。しかし、寵愛を受けたキム氏が中宮殿で罰を受けたことを知ったバンウォンは憤慨し、新しい王妃を迎えるよう命じる。そして中宮殿に仕える女官たちを一斉に追い出してしまう。ミン・ジェは、バンウォンの力になろうと朝廷やイ・ガンやほかの宗親に会い根回しをするが、バンウォンはさらにミン氏一族を警戒するようになる。一方、司憲府(サホンブ)に押送されたジェは王妃とミン氏一族が危ういことを知る。
※司憲府(サホンブ):風紀の取締や役人の違法行為を監督する行政機関。

ミン家ではミン氏の不当な扱いに憤慨する。だが、王妃ミン氏はそれが王のやり方と悟っており、父ミン・ジェに近くある科挙で弟子をたくさん合格させ、家門の者で朝廷を埋め尽すよう伝える。ところが王は、ミン氏が連れてきた下女まで寝所に入れる。これに怒ったミン氏は王の寝殿に乗り込むが寝室の扉を開けることはできなかった。この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは21-22話/32話版ネタバレで。

■第24話
ジェはミン氏一族のため、自分の罪を認めて今後は政治とも距離を置くことを決心する。上王バングァは、父の失敗を繰り返さないと言った弟バンウォンが、新しい王妃を迎えようとしていることを知り、自分たちと同じ苦しみを子供たちにあわせるのかと諫める。その夜、中宮殿で一人涙を流している王妃を見たバンウォンは夫婦のいさかいに終止符を打つ。
一方、自分の死を予感したジランはソンゲに会いに行き、バンウォンとの戦いをやめさせようとする。そんな中、サイは挙兵すべく兵士たちを集めていた。東北面で兵士の不穏な動きに気づいたファサンは都城にいるバンウォンに知らせる。

王としては、世子となる長男がミン家で育てられただけに、ここで徹底的にミン家の権力をそいでおきたいのだろうが、あまりにも酷い仕打ちには目をそむけたくなる。この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは23話/32話版ネタバレで。

■第25話
バンウォンは西北面(ソブンミョン)に兵士たちを出征させるが、官軍は惨敗。臣下たちの反対を押し切り、直接指揮を執る決意をする。反乱軍を制圧した後、バンウォンはソンゲと共に都城に戻る。バンウォンに二度も負け太上殿に閉じ込められたソンゲは嗚咽し、その姿を見たバンウォンは初めて父親の気持ちに気づきやりきれなくなるのだった。

戦死も覚悟のバンウォンが、息子たちに名前を授けるシーン。息子たちに「父上も立派」と言われた王が、「立派な人間ではない。そうなりたかった」という言葉に、バンウォンの辛い心中が読み取れる。そんな決意で向かった戦場。不敗の名将イ・ソンゲと文官出身のイ・バンウォンとでは力の差は歴然。王バンウォンが別動隊に攻め込まれたシーンでは、無様な戦いぶりも見せる。だが、イ・スクポン率いる援軍のお陰で、首の皮一枚の所で王が助かった。 この回の詳しいあらすじと見どころ・場面写真などは24話/32話ネタバレで。

テレ東「太宗イ・バンウォン」番組サイト
 2024年4月5日スタート8:15-9:11
トレーラー

【作品詳細】【「太宗イ・バンウォン」を2倍楽しむ】

kandoratop