韓国ドラマ「支配種」第7-8話:超人化したチュ・ジフンと明かされてゆく事件の黒幕(ネタバレ)
ディズニープラス スターにて独占配信中のチュ・ジフン&ハン・ヒョジュ豪華共演の新作韓国ドラマ「支配種」。5月1日配信の第7−8話では治療の副反応で超人的な力を身に着けたチェウンがBF社に接近した理由を打ち明け、世間に思わぬ発表をしたジャユと総理の対立が激化する中、新たな裏切り者や、一連の事件の黒幕につながる手がかりが見え始めた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。
●【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】
「支配種」は、大統領テロ事件の犯人を暴くため、元軍人のウ・チェウンが、人口培養肉の技術によって新たな時代を切り開いた国際的企業BF社のCEOで、テロ事件の容疑者であるユン・ジャユにボディガードとして接近し、事件の真相に迫るノンストップ・サスペンス。⇒【関連・各話のあらすじ】
■キャスト
ユン・ジャユ役:ハン・ヒョジュ
ウ・チェウン役:チュ・ジフン
ソヌ・ジェ:イ・ヒジュン
オン・サン:イ・ムセン
他
■第7話あらすじ
ディズニープラス スターにて独占配信中不審な男(チェ・ヨンジュン)を追跡しチェウン(チュ・ジフン)らだが、揉み合いになったホスン(カン・イアン)は命を落とし、チェウンは追ってきた警察に逮捕されてしまう。チェウンが超人的な怪力や聴力を得たことを知った総理(イ・ヒジュン)は彼の釈放を命じ、培養実験の存在を問い詰めるが、その力の前に敗れてしまう。次いで訪れたジャユ(ハン・ヒョジュ)は培養実験の成功を認めるが、上流階級の人々のみ不老不死を手に入れるべきだと主張する総理と意見が相違し、二人の対立は激化してしまう。
一方、犯人が行方をくらまして頭を悩ましていたのは総理の父でドーソングループ会長の父グン(オム・ヒョソプ)と、密かに社内の情報をを彼に流していたヘドゥン(パク・ジヨン)だった。彼女がチェウンらの動向を犯人に伝えていたことが明らかになり、彼女はBF社内で拘束された。チェウンは犯人の名前を吐かせようとするが、ジャユは彼の言動の不審な点に気づいてしまう…。
■第8話あらすじ
ディズニープラス スターにて独占配信中問い詰められたチェウンはかつての大統領(チョン・グクファン)暗殺未遂事件の捜査のためにジャユを調べていたことを打ち明け、彼女の信頼を失ってしまう。
ジャユはヘドゥンの脳波から手がかりを探ろうと不法に拘束するが、彼女は口を割ろうとしなかった。これまでBF社の技術を狙ってきた総理は、ジャユに拒絶されたことから、国をあげて徹底的にBF社を潰そうと世論を動かし始める。株価の低落と、会社の存続を守るためにジャユは突然のスピーチで人体培養実験の存在を明かし、被験者を募集するとともに自らも全ての臓器を培養したものと置き換えることを誓った。
大統領暗殺未遂テロ事件の真犯人がジャユではないと結論付けたチェウンは、大統領の娘で総理の母でもある、ドーソングループ会長グンの元夫人とのコンタクトをはかるのだが…。
■見どころ
ディズニープラス スターにて独占配信中ホスンの死から幕を開けた第7話ではチェウンの身体に実験の副反応で超人的な能力が生まれたことが明確に描かれ、次いで事件を首謀したのがBF社を狙うドーソングループ、そして社内ではヘドゥンがドーソングループのスパイだったことが明らかになり、物語の背景にある培養技術の利権を巡るそれぞれの思惑がより鮮明になってきた。
不老不死をも実現しかねないBF社の人体培養技術が根幹にあり、不老不死に執着するドーソングループはBF社の買収を狙い、それを防ぐために研究の存在を世に知らしめようとして技術を全人類で享有しようとするジャユと、選ばれし者のみが恩恵を受けるべきだと主張する総理の意見対立から、後半に向けた対立の構図が確定した。
また過去の大統領暗殺未遂テロ事件についても新たな人物が登場し進展を見せた。新たに捜査線上に登場したのは元大統領の実の娘であるドーソングループ会長の元夫人、つまり総理の母親でもある。元大統領はBF社の研究のための法改正に対して否定的な立場だったのに対し、義理の息子であるドーソングループ会長は不老不死を実現する技術に執心し、総理は第7話で血友病であることが明かされ、同じ一族内でも元大統領を暗殺する動機は十分考えられる。事件の直後に離婚したという元夫人が何かしらの鍵を握っていることは間違いなさそうだ。
■スタッフ
監督:パク·チョルファン
脚本:イ·スヨン「秘密の森 ~深い闇の向こうに~」
原題:지배종(チベジョン)
撮影期間:2022年10月~2023年月29日
配信:ディズニープラス スターで2024年4月10日独占配信
◇韓国ドラマ『支配種』|本予告
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