「世子が消えた」第7・8話 視聴率3.6%と大躍進!EXOスホ×ホン・イェジの急接近シーンにときめく視聴者多数(ネタバレ)
EXOスホが時代劇初挑戦のMBN新ドラマ「世子が消えた」が毎週土日に放送中。今回は、5月4日・5日に放送された第7・8話のネタバレあらすじや見どころ、視聴率を紹介する。予告動画はYouTubeで公開中だ。
「世子が消えた」(原題)は、EXOのスホが時代劇初挑戦する話題作!世子が世子嬪にポッサム※された⁉自らの人生を歩むため奮闘する男女2人の愛と成長を描くロマンス時代劇だ。「ポッサム~愛と運命を盗んだ男~」脚本家のキム・ジス&パク・チョルによるスピンオフ作品として注目を集めている。
(※ポッサムとは再婚が法的に禁じられていた朝鮮時代に、寡婦を布で包み(包む=ポッサム)連れ去るよう偽装することで再婚を可能にした当時の風習)。
【「世子が消えた」を2倍楽しむ】では“ポッサムについて”など時代背景や各話のネタバレ(あり、なし)あらすじと見どころ、視聴率などまとめている。
■キャスト
世子イ・ゴン役:スホ/EXO(キム・ジュンミョン)
子役:チョン・ヒョンジュン
世子嬪候補チェ・ミョンユン役:ホン・イェジ
異母兄弟トソン大君役:キム・ミンギュ
子役:ヤン・フィウォン
大妃ミン・スリョン役:ミョン・セビン
王医(ミョンユンの父)チェ・サンノク役:キム・ジュホン
ほか
■第7話あらすじ
イ・ゴンは、カプソクがオウォルをサンノクの娘と勘違いしてポッサムしてきたため、助けに来たミョンユンと再会する。ミョンユンはイ・ゴンを誤解し「そんなことをする人だったのか」と失望や怒りを露わにするも、自分のせいでポッサムに遭い被害を被ったイ・ゴンを再度助けることに。こうしてミョンユンの作戦でイ・ゴンとカプソクは疫病患者として白い布に覆われた台車に乗せられ、城門の外に脱出成功。イ・ゴンはお礼をしてミョンユンに別れを告げようとするも、ミョンユンはまだ安全ではないから自身も同行すると主張。こうしてイ・ゴンとミョンユン、カプソクとオフォルの4人は、険しい山道を歩き洞窟で夜を明かし、逃亡を続けた。
一方でサンノクは、ミョンユンの「揀択(カンテク、世子嬪を選ぶ行事)令の期間中はどこかに避難して、終わったら戻ってくる」という置き手紙を読み、ムベクに動向を調べさせていた。そしてミョンユンがイ・ゴンと共に逃走中だということを聞き、激昂。何としてでも揀択令が終わるまでに見つけ出せと命令するのであった。
一向に快方の兆しがない王を心配する王妃ユン氏(ユン・セレ)は、どこの医院もサンノクの息がかかった医者しかいないと、尚宮(チョン・ユンソ)を呼び出し、宮廷外に行ってくるよう命じる。こうして宮外の医者を呼び王の診察をしていると、大妃、サンノク、左議政ユン・イギョム(チャ・グァンス)が現れる。左議政はどの分際で王の体に触っているのかと医者に怒鳴るが、王妃は自分が呼んだのだと怒鳴り返し言い合いとなる。その後大妃と二人きりになった王妃は「死ぬほど憎い」「これ以上騙されない」「二度と来るな、トソン大君に近づかず、世子もこれ以上探すな。再び私の家族に危害を加えたら決して許さない」などと警告し、敵対心を露わにする。
イ・ゴンら4人は引き続き人目につかぬように逃走を続けていたが、イ・ゴンとカプソクの指名手配の張り紙を発見したミョンユンは、二人を呉服店で扮装させる。その後ミョンユンは熱を出し倒れてしまったため、イ・ゴンが背負って医院へと駆け込み、そこで休ませることに。しかし医者がイ・ゴンに気づいてしまい、夜に通報を受けてやって来た官軍に包囲されてしまい…。
■見どころ
第7話は全国平均2.3%を記録。本話では思わず笑ってしまうシーンがあちこちに散りばめられており、これまでの緊張感あふれる展開の合間に一息つけた視聴者も多かったのでは?4人で逃走中、朝に運動するカプソクに拍手するミョンユンに嫉妬したイ・ゴンは、自分も腕立て伏せをするなどアピール!しかしミョンユンに「怪我が悪化したらどうするんです、バカですか?」と叱られてしまうなど、スホのお茶目な姿が垣間見られる。また変装するために呉服店へ行く場面では、「小間使いにしては顔が白く上品だから隠さなければ」とお互い炭をつけたり、ときめき半分・笑い半分の2人に注目。実際、ここではスホの色白さに改めて驚く視聴者も!またイ・ゴンがミョンユンに見とれるちょっと間抜けな姿や、ミョンユンの肩を抱くカプソクに慌てて腕を振りほどく、嫉妬する可愛らしい姿も見せた。
トソン大君(キム・ミンギュ)は漢城判尹ユン・ジョンデ(ソン・ジョンボム)にイ・ゴンを探すように叫び、「廃世子と私はもう敵だ」と強調しつつも、密かにイ・ゴンを探そうとするも見せる。じきに世子になるという圧迫や、ミョンユンを手に入れたいという気持ちの狭間で揺れるトソン大君。視聴者は「トソン大君がどんどん変わっていく姿を見て心が痛む」「このような人間はあとで痛い目を見る」など様々な意見が飛び交った。
また、スホが参加したOST第一弾の「Love You More Gradually(아스라이, 더 가까이)」にも5月4日にリリースされ、ドラマでもしっかり聴いて世界観を堪能していただきたい!
◇[MV] SUHO(수호) - Love You More Gradually(아스라이, 더 가까이)
■第8話あらすじ
縄で縛られ連行されるイ・ゴンらだったが、隙を見て逃げたイ・ゴンとミョンユンは医院の納屋に隠れる。体調が悪いミョンユンを暖めようと、イ・ゴンはミョンユンを優しく包み込み一夜を明かす。翌朝、外に出ようとすると鍵がかけられており、外で待ち構える官軍らに再び捕まってしまうも、隠れていたカプソクの助けで何とか逃げ切る。
引き続き行方不明の玉璽(オクセ=王の判子)を探さなければという大妃とサンノクの前に玉璽を持ってきた左議政ユン・イギョム。偽物だと見破るサンノクだったが、ユン・イギョムは「偽物だから何だと言うのか。大妃がこれを玉璽だと言えば本物になる」と主張。結局偽物の玉璽を使ってトソン大君の世子冊封を強行しようとする。
こうしてトソン大君は世子冊封の行進で入宮するや否や、大妃が我が子のように大事に育てていた梅の植木鉢を投げつけ壊してしまう。驚き何をするのだと叫ぶ大妃だが、トソン大君は「入宮したので今後もご挨拶に伺います」と冷たくあざ笑うかのような笑顔を見せ去っていく。その後も書筵(ソヨン、世子の教育)にも出ずに浴びるように酒を飲むトソン大君。更には目の周りを真っ黒に塗りたくり、両手に刀を持ち、狂ったように飛び跳ねムダンと共に儀式を行うトソン大君。その姿をみた王妃は嗚咽し、トソン大君自身も兄のイ・ゴンや家族を思い涙を流す。トソン大君のこのような奇行を見て、世子冊封は先送りにせざるを得ない状況となっていた。
逃走を続けたイ・ゴンは祖父のもとを訪ねると、家から出てくるや否やイ・ゴンに「チョハ、世子チョハ!」と叫ぶ。それを聞いたミョンユンは、イ・ゴンが世子だということに気づき驚きを隠せなかった。
■見どころ
第8話は全国平均3.6%と大躍進!最高視聴率は4%を突破し、初回放送から4倍を超える急上昇、勢いを見せつけた。
逃走中のイ・ゴンは、官軍から逃げながらも熱を出したミョンユンを暖めようと優しく抱きしめながら眠りにつき、二人の距離が一気に縮まったドキドキのシーンが描かれた。また本話ではチェ・サンノク(キム・ジュホン)、大妃ミン・スリョン(ミョン・セビン)の過去がより詳しく明らかになった。悲しい過去が明らかになったからといっても彼らの行動が正当化される訳ではないが、背景が明らかになったことで一つ一つの行動が過去と重なり、時に同情したり、共感する部分もあったりと、より深くドラマを楽しめるようになるだろう。
そして第7話に引き続き、本話でもトソン大君を演じるキム・ミンギュに注目が集まった。自身の思い通りにならないこの現実に、やけになった姿を見せ、更には取り憑かれたかのようにムダンと儀式を行う衝撃の姿を見せたトソン大君だったが、兄のイ・ゴンや家族を思い涙を流す切ない面も。そのシーンはBGMも相まって、思わず涙を浮かべる視聴者も。
ラストシーンでは、イ・ゴンが世子だということに気づき驚きを隠せないミョンユン!そして次週はミョンユンも自身の身分を明かし、距離が近づいた二人はどのようになってしまうのだろうか?またトソン大君は今後どのような行動を起こすのだろうか?視聴率急上昇のこの勢いのまま、次週も駆け抜けたい!
◇【作品詳細】【「世子が消えた」を2倍楽しむ】