伊藤万理華×和合由依「パーセント」新人プロデューサーと障害を持つ高校生の成長物語!第1話予告【2024春ドラマ】
局の方針に悩みながらも向き合うプロデューサーの未来(伊藤万理華)と俳優を目指す車椅子の高校生・ハル(和合由依)が悩みながらも少しずつ前に進んでゆく物語が始まる!5月11日(土)「パーセント」(NHK総合、22時)第1話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「テレビ局は“多様性”にしっかりと向き合えているのだろうか?」という番組の制作者の自らへの問いをきっかけに生まれた土曜ドラマ「パーセント」が5月11日から放送される。障害のある方への取材や、制作陣の気づきを反映して制作している。
物語は、ローカルテレビ局の若手プロデューサー・吉澤未来(伊藤万理華)と、車いすに乗った高校生・宮島ハル(和合由依)の2人の出会いを通して描かれる。「障害のある俳優を起用してドラマを作る」という局の方針に悩みながらも向き合う未来と、俳優を目指すハルが、性別や障害で語られる自らの“価値”に、悩み傷つきながら、少しずつ前に進んでいく…。そんな2人の成長を描くドラマだ。
ローカルテレビ局「Pテレ」のバラエティ班で、多忙な日々を送る吉澤未来は希望通りにドラマ班に異動になり、自らの企画が通った。しかし、部長からは主人公を障害者にしろといわれてしまう。障害のある俳優を起用することを条件に企画は進み、未来はなんとか企画を成立させたいと取材を進める。主人公で悩めるプロデューサー役を元乃木坂46の伊藤万理華が演じる。NHKドラマでは初の主演となる。そしてドラマに出演する俳優・宮島ハル役には和合由依が起用された。和合由依は東京パラリンピックで片翼の小さな飛行機にのって搭乗して多くの人の注目を集めた俳優である。当時13歳で演技経験はなかったが、東京パラリンピック開会式の直後、IPC(=国際パラリンピック委員会)の広報責任者、クレイグ・スペンス氏は「新しいスターが生まれた。恥ずかしいくらい泣いた」と言わしめた逸材だ。
伊藤万理華は視聴者に「ドラマを見ていただいた皆さんが壁にぶつかったとき、「自分は何をしたかったんだろう?」「初めにどんな気持ちで何を目指していたんだろう?」と初心に戻るような……。この物語がそんなきっかけになればうれしいです」とコメントを出し、和合由依はドラマに出てくる「人を傷つけるのは人だけれども、人を元気にしてくれるのも人」という言葉が大好きでこのドラマはまさにこのことを伝えているドラマだと語っている。
■第1話あらすじ
ドラマ制作に憧れてテレビ局に入った未来(伊藤万理華)は、ある日、自身の企画が初めて採用される。喜んだのもつかの間、編成部長・藤谷(橋本さとし)より、「多様性月間」の特集ドラマとして、主人公を障害者に設定変更しろと告げられる。戸惑いながらも取材を始める未来は、車椅子に乗った高校生・ハル(和合由依)と出会う。ハルに不思議な魅力を感じるも、「障害を利用されるのは嫌や」と拒否され…。
2024年5月11日(土)NHK総合22時スタート「パーセント」。出演:伊藤万理華、和合由依、結木滉星、菅生新樹、小松利昌、山下桐里、成木冬威、水口ミライ、河合美智子、/ 岡山天音、菊池亜希子/山中崇、橋本さとし、余貴美子、水野美紀ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_dramas」。
◇NHK総合「パーセント」番組公式サイト
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