指定交流「第12回ジャパンダートダービー(JpnI)」枠順決定、当日生中継!

2010年07月12日08時18分スポーツ
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指定交流「第12回ジャパンダートダービー(JpnI)」(2000m、7月14日、大井)の枠順が発表された。南関東3冠レースの最終戦にして、3歳ダートチャンピオン決定戦となる。
出走馬14頭の内訳は、南関東4頭、JRA6頭、他地区3頭となっている。「東京ダービー」(2000m、大井)を制したマカニビスティーがJRAに戻って参戦できないなど、南関東勢が少し手薄になった。
JRAのバーディバーディは、「兵庫チャンピオンシップ(JpnII)」(1870m、園田)を好位から3角先頭で0.8秒差の快勝後、前走の「ユニコーンステークス(GIII)」(1600m、東京)も好位から抜け出して0.4秒差で快勝した。指定交流とJRAの重賞を制しているわけで、名実ともに最強馬と言える。しかも、ダートは6戦5勝2着1回で、唯一の敗戦もハナ差の惜敗と、底を見せていない。ここも、絶好のローテーションと勢いから、3連勝が狙える。
JRAのバトードールは、2戦2勝で挑んだ「伏竜ステークス」(1800m、中山)は後方から差を詰めただけの1.2秒差の7着に終わった。しかし、続く「端午ステークス」(1800m、京都)はオープンの水にも慣れて好位からハナ差競り勝ち、前走のユニコーンステークスでも2番手から0.4秒差の2着に流れ込んだ。キャリアはここでも5戦と浅く、520kg台の大型馬でまだまだ上積みが見込めるし、バーディバーディとの差は詰められるはずだ。
JRAのコスモファントムは、4か月半ぶりの「京都新聞杯(GII)」(芝2200m、京都)で0.2秒差の2着に流れ込むと、続く前走の「日本ダービー(GI)」(芝2400m、東京)でも10着ながら0.9秒差とまずまずのレースを繰り広げている。5戦連続で芝を使われているものの、デビューから3戦はダートで1勝3着2回と苦にしていない。叩き3走目と走りごろで、先行しての大駆けもありそう。
JRAのトーセンアレスは、芝ではGI、GIIで着外3回と苦戦している。しかし、ダートでは、「ヒヤシンスステークス」(1600m、東京)で追い込んでバーディバーディから0.3秒差の4着に入り、3走前の伏竜ステークスでは好位から抜け出して0.6秒差で快勝している。ダートなら4戦3勝で自在に動けるし、ここでも差のないレースができるだろう。
船橋のマグニフィカは、4か月半ぶりの「東京湾カップ」(1700m、船橋)で3角先頭から1.1秒差で圧勝し、続く前走の東京ダービーは0.5秒差の3着に逃げ粘った。前走は休養明けを激走した反動もありそうだし、叩き3走目になるここは、マイペースで4コーナーまで逃げられるようならゴール前まで粘る可能性もある。
岩手のロックハンドスターは、地元で11戦8勝2着2回3着1回。しかも、ここ3戦は、3角から4角にかけて先頭に立ち、そのまま後続を寄せつけず圧勝している。上がりタイムもどんどん速くなっており、指定交流の緩みない流れにも対応できそう。馬体重が少しずつ減っているのが気がかりだが、「岩手ダービー」馬らしいレースは見せられそうだ。

「ジャパンダートダービー」枠順
レース当日の生中継