「アンチヒーロー」藤木直人は切り捨てられた!長谷川博己が岩田剛典を無罪にした理由とは?第5話ネタバレと第6話あらすじ
何かを守るために倉田(藤木直人)は12年前不正を働いた!そして、検事正の伊達原(野村萬斎)に切って捨てられた!5月19日「アンチヒーロー」(TBS、日21時)第6話が放送される。明墨(⻑谷川博己)は無罪にした緋山(岩田剛典)を使って何かをしでかす!予告動画が番組公式サイトで公開されている。
「アンチヒーロー」は殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”な弁護士・明墨正樹(長谷川博己)の姿を通して、“正義とは果たして何なのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” を問いかける逆転パラドックスエンターテインメントだ。5月12日に放送された第5話では、明墨と伊達原(野村萬斎)が以前は検察での部下と上司だったこと、12年前の糸井一家殺人事件についての考えは真逆であることがわかった。志水(緒形直人)の無罪を信じる明墨と、志水を有罪だと決めている伊達原。そして、志水に死刑判決を請求したのが明墨だということもわかった。
さらに、第4話から登場した紫ノ宮(堀田真由)の父であり、埼玉県警の刑事・倉田(藤木直人)が第4話で扱った連続不同意性交被害事件の3件目の事件をねつ造したこと、さらに12年前の糸井一家殺人事件でもなんらかの不正を働いたことがわかる。倉田が何を守るために、不正を働いたのかは5月19日に放送される第6話以降に明らかになってゆく。
そして、第5話のラスト、第1話、第2話で扱った羽木製工の社長殺人事件の被疑者で、明墨が見事に無罪を勝ち取った緋山(岩田剛典)が再登場した。そして、明墨は緋山になんらかの仕事を依頼している。なにかの証拠を掴むように言っているようなのだが、それは12年前の事件なのか?
第5話では紫ノ宮も注目された。父親との関係を知って、それを使うために明墨が自分の事務所に入れたとあっさり告白した。さらに、自分の目の前で尊敬していた父親が逮捕されるという事態に見舞われる。紫ノ宮はこれから父からどんな真実を聞き出せるのか?
また、赤峰(北村匠海)は以前無罪を勝ち取れなかった松永(細田善彦)と共に戦おうとする。再審は受けられるのか?第6話では明墨は政治家をターゲットにするようだが、松永の事件も政治家がらみだった。そして松永の事件に明墨はどう絡んでいるのか?
■前回:第5話ネタバレあらすじ
明墨(⻑谷川博己)と伊達原(野村萬斎)の関係が明らかになってゆく。明墨が検察にいた時代の上司がだて原だった。そして明墨が訪問している死刑囚・志水(緒形直人)が起こした12年前の糸井一家殺人事件についての見解は異なる。検察として伊達原と明墨は志水を死刑においやったが、明墨は志水が有罪だとは思えなくなっている。埼玉県警にいた倉田(藤木直人)がなんらかの不正を働き、証拠をねつ造したか、隠滅したと思っている。
父が倉田だと知って、自分をやっとったのかと紫ノ宮(堀田真由)は明墨に問う。すると明墨はあっさり「そうだ」と認めた。紫ノ宮は実家に戻り、12年前に何があったのかを父に問うが、父は紫ノ宮の追求をすべて否定し、明墨と一緒にいるから正確がゆがむという。
連続不同意性交被害事件の3件目の事件被害者である絵理(早見あかり)を赤峰がうまく誘い出す。そして、ある動画を見せる。そこに映っているのは加害者の来栖(渡邊圭祐)の弁護をしていた宇野弁護士(和田聰宏)と明墨が話している動画だった。
不安になった絵理は倉田に連絡を取るが、倉田は不用意に連絡しないでほしいという。しかし、追い詰められた絵理は倉田の元を訪ねる。そして、ボイスメモを出し「この録音は使えるか」と尋ねた。
裁判の日。絵理が証言台に立ち、「弁護士に脅された」といい、ボイスメモを証拠として提出する。検察は勝ち誇ったようになるが、絵理は「違います。弁護士に相談した」と意見を変える。実は裁判前に明墨から絵理が被害を訴えている時間、来栖にはアリバイがあったという。他の女性が来栖の行動を不審におもい、GPSを仕込んでいたと。そして、裁判で警察に利用されたといえば被害者になると説得されていた。絵理は自分は警察に脅されて話しだけだ主張し、閉廷となった。当然、世論は警察にむいた。明墨は来栖に嘘を疲れていたので、これ以上は弁護できないといって、宇野に弁護を代わってもらうという。
紫ノ宮は父が心配になり実家に帰る。倉田は家を片付けていた。早晩、ここを出ないといけないと。紫ノ宮はただ父親に笑っていてほしかったのだという。そこに警察がやってきて倉田は逮捕され、実家は家宅捜索された。
そのことを明墨に話すと、明墨は「口封じかもしれない」という。そして、犯罪を犯した人間を切り捨てるか、それでも父と思うかは人それぞれだと良い、気をつけて戻るようにと話した。その明墨の元を訪ねてきたのは、羽木製工の社長殺人事件の被疑者だった緋山(岩田剛典)だ。
■第6話あらすじ
明墨(⻑谷川博己)はかつて政治家のスキャンダル記事を書いていた出版社の女性副編集長の弁護を請け負う。明墨のターゲットは政治家なのか?
TBS 2024年4月スタート。毎週日曜日21時放送「アンチヒーロー」。出演:長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎、緒形直人、藤木直人、吹石一恵、林泰文、細田善彦、近藤華、山下幸輝ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@antihero_tbs」。
◇TBS「アンチヒーロー」番組公式サイト
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