韓国ドラマ「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」第1−2話:ハードボイルドな交通犯罪捜査チームと頭脳明晰な保険捜査員イ・ミンギの出会い

05月17日00時30分ドラマ
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5月13日より韓国ENA月火ドラマとして「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」が放送を開始し、同日よりディズニープラスのスターにて日本初独占配信を開始した。第1−2話ではTCI(交通犯罪捜査)チームと保険捜査員ヨンホの出会いが描かれ、1年後、ヨンホがTCIに配属されチームに加わる様子が描かれた。気になるあらすじを見てみよう。

【「Disney Plus」で独占配信の韓国ドラマ】



「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」、通称TCI(Traffic Crime Investigation)と呼ばれ署内ではまったく相手にされない交通犯罪捜査チームが絶妙なチームワークで無法者たちを検挙しまくる痛快アクションコメディ。

■キャスト
キャスト・登場人物紹介
チャ・ヨンホ:イ・ミンギ
ミン・ソヒ:クァク・ソニョン
チョン・チェマン:ホ・ソンテ
ウ・ドンギ:イ・ホチョル
オ・ヒョンギョン:チェ・ムンヒ
 ほか

■第1話あらすじ
顧客になりすまして違法な中古車業者を組織ごと検挙することに成功したTCI(交通犯罪捜査チーム)。しかし彼らの功績はあまり人目にはつかず、警察署内でも腫れ物扱いされていた。一方、捕物劇の少し前に自転車で現場に乗り付けて、組織と接触していた保険会社の捜査員ヨンホ(イ・ミンギ)はソヒ(クァク・ソニョン)の鉄拳を喰らい気絶し、そのまま誤認逮捕される。取り調べで彼の無実が証明され釈放される際、彼はソヒに疑惑が残る連続殺人事件の資料を渡すがソヒは気に留めなかった。

しかしその夜、よく知る老人が交通事故で亡くなったと聞き、悲しみに暮れたソヒは葬儀場でヨンホと再会し、事故の不審点に目を向け始める。加害者のホギュ(ペ・ユラム)は遺族に涙で謝罪し、なけなしの金を集めて示談金を払うなど、遺族からも誠意を認められる青年だったが、捜査資料から彼が過去2年の間に3人の老人を轢き、格安の示談金を支払う代わりに相当な額の保険金を受け取っていた事実が明るみになる。

事故現場を訪れたソヒは再びヨンホと遭遇し、事故が故意に起こされたものだと確信を抱くが証拠はヨンホから渡された保険会社との通話音声のみ。最後の事件も破格の金額で示談が成立し、良心を利用した手口に腹を立てたソヒは、チーム長チェマン(ホ・ソンテ)の反対を押し切って必ず次の中古車を買うであろうホギュに罠を張ることに。

想定通りに検挙したばかりの中古車犯罪組織にコンタクトを取ったホギュを追跡するTCIだが、ホギュはニュースを見て捜査の手に迫っていることに気づくと車を転売してソヒらの追跡を交わしてしまった。違法業者を殺そうとしたホギュの車の前に飛び出したのは自転車に乗ったヨンホだった…

■第2話あらすじ
薄れゆく意識の中で過去の悲しい出来事の記憶がフラッシュバックするヨンホ。保険金を受け取れないと知ったホギュはヨンホを殺そうとしたところを駆けつけたソヒに現行犯逮捕されるが、平然と嘘の供述をする上に、ソヒらが中古車に仕掛けた不法な隠しカメラのことに気づかれ、TCIは窮地に陥ってしまう。署長にも無謀な捜査を知られ、証拠不十分による釈放を目前に、ホギュの動向を探り共犯者の存在に気づく。一方のヨンホも保険会社のチーム長が事件を隠蔽していたことを打ち明けた。更に被害者の遺族のひとりが保険金目当てにホギュと結託して年老いた母を殺したことに気づき単独で共犯者の自動車整備工場を訪れていた。他の事件も保険金殺人のカモフラージュだったと自白させるが、薬品をかけられ火をつけられそうになってしまう。ヨンホは寸前で回避し、犯人は火傷を負いながらも言い逃れを続けるが、ヨンホの録音が手がかりになり事件は二人の犯人と保険会社のチーム長の逮捕で幕を閉じた。

ヨンホは納骨堂に出向く。故イ・ヒョンス。陰暦1986年7月24日生まれ。陽暦2014年10月3日没。彼女の納骨堂には胎児の写真も置かれている。ヒョンスの父(ハ・ソングァン)が近づき、「時が経つのは早い。もう10年だね。ヒョンスが去ってから。もう来なくていい。君も十分やった」と声をかける。ヨンホは保険調査員の仕事を辞めたこと、やりたいことがあることを伝え、「昔、お父さんがやっていた仕事です。」と答えた。

1年後、行きつけの食堂で再会したヨンホとソヒ。ヨンホは会社を辞め警部補としてTCIに配属されたことを知り驚く一同。それだけではなくヨンホは有名大学出身でありとあらゆる交通関連の資格を持つ頭脳明晰な超エリートだったのだ。主任級として赴任したヨンホの社会性のなさを危惧するソヒ。心配するそばからヨンホは警察署の敷地内で署長の車と接触事故に巻き込まれ、徹底的に署長の非を指摘したことからTCIは更に風あたりが強くなるのではと危惧。しかし、署長はヨンホが警察局長の息子だという噂を聞いて、TCIに一目置き始めていた。

飲酒検問中に近くのトンネルで起きた交通事故現場に急行した一同。飲酒運転で事故を起こした運転手は白装束の幽霊を見たと主張。誰も相手にしない中、ヨンホだけは周辺の調査を始めた。ある日、会食を開いた署長はTCIとのこれまでのわだかまりから一転して、ヨンホに取り入ろうとする。そんな気まずい空気の会食の後、車で署に戻ろうとしていたソヒらの車は問題のトンネルに差し掛かり、白装束の女性を目撃して青ざめていた…。

■見どころ
新鋭放送局ENAが贈る最新ドラマが日本でも独占配信を開始した。まず交通犯罪捜査チームというこれまで主題として扱われることがあまりなかったニッチなテーマを据えた点がENAらしさを感じさせる。TCI(交通犯罪捜査)チームの立ち位置は警察署内でもはぐれもののポジションで、彼らのために駐車場に建てられたプレハブ小屋が異色を放っている。また、現代を舞台にしながらも登場する車や撮影手法にはレトロさを感じる。

「ムービング」「調査官ク・ギョンイ」などこれまでは破天荒な主人公を冷静にたしなめる冷静な役柄が多かったクァク・ソニョンが、本作では破天荒なドライビングスキルを持つずぼらな性格の警察官を演じ、「カジノ」「イカゲーム」など悪役で評価が高いホ・ソンテがコミカルなチーム長を演じるなどこれまでのイメージを覆す新しい役柄への挑戦が感じられる作品でもある。物語は疑惑の連続交通事故を通じてTCIと保険捜査員ヨンホが出会い、1年後にヨンホがTCIに合流するところから始まる。

物語の軸になるのはイ・ミンギ演じる真面目だが社交性のないヨンホの過去だ。交通関連の仕事をしているものの、彼はなぜ自転車で移動するのか?その謎は第2話の納骨堂にあるようだ。「胎児の写真」、故人の父との会話で「君」「お父さん」という呼称が気になる。また第2話のエピローグでは故人の父と交通犯罪捜査チーム長チョン・チェマン(ホ・ソンテ)が親し気に会話し、「彼のことを許せますか?」と聞いている。果たして彼らはどんな関係なのか?

第1−2話では事件を解決しTCIチームが出揃うが、続く第3話ではトンネルでの幽霊による交通事故多発がテーマとなる。果たして心霊現象の裏にはどんなトリックや犯罪が絡んでいるのか?早速視聴者の好奇心をばっちり掴み、展開に期待が高まる。また、各話の最後に、登場人物のひとりがテーマとなった交通犯罪に関して解説する自動車教習所の教材ビデオのような演出が挿入されている点もユニークだ。

「クラッシュ 交通犯罪捜査チーム」は毎週月曜日・火曜日に放送され、ディズニープラスで独占配信される。(全12話)

■スタッフ
監督:パク・ジュヌ「復讐代行人~模範タクシー~」
ENA「크래시」HP

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