TOKYO MX<月に咲く花の如く>の後は「清越坊の女」を5月30日からスタート(あらすじ、キャスト)

2024年05月27日22時25分ドラマ
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TOKYO MX(月~金曜11:04~12:00)では「月に咲く花の如く」が5月29日最終回を放送するが、その後30日からは「清越坊の女たち~当家主母~」を放送する。Youtubeにて予告動画も公開した。

「清越坊の女たち~当家主母~」は、清朝の伝統織物業を舞台に2人の女性が立ち向かう運命と絆を描く、感動のヒロイン大河ドラマ。



世界的大ヒット作「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」のプロデューサー、ユー・ジョンが手掛けた本格派時代劇だ。乾隆帝の時代、廷御用達の伝統織物・緙絲の職人たちに焦点を当て、江南有数の織物名家・任家の技術を受け継ぐ織物工房・清越坊を率いる女主人・沈翠喜と、彼女と任家当主の愛を巡り対立する妾・曽宝琴の波乱万丈の運命を描く。

主人公の沈翠喜を演じるのは、ユー・ジョンが長年コラボを夢見ていたジアン・チンチン。曽宝琴役には多くの時代劇で活躍するヤン・ロンが好演。仕事に厳しくも愛情深い沈翠喜と、愛に正直な曽宝琴は、当主を巡る愛と立場の違いから衝突するが、任家を守るために手を取り合い、困難に立ち向かう。対立から始まった2人の関係が徐々に互いを理解し、戦友となるストーリーに胸が熱くなる。封建社会の束縛の中、信念を貫き生き抜く彼女たちの姿が清々しく、視聴者に勇気を与える。

また、清越坊で働く女性たちの物語や、主従を越えた友情も描かれ、あらゆる世代の女性が共感できる作品に仕上がった。沈翠喜は、任家先代の命により跡取りの任雪堂と結婚し清越坊の女主人となったが、愛されることを知らず孤独を抱えて生きてきた。彼女の心を溶かしたのは、病に冒され余命わずかな青年・魏良弓。曽宝琴が息子を守るため家庭教師として送り込んだ魏良弓は、沈翠喜と関わるうちに彼女の秘められた繊細さや温かさに心惹かれていく。夫の失踪から数年経ったとはいえ、沈翠喜が恋をすることは許されず、魏良弓には時間が残されていない。それでも彼らの愛が深まり、感動と涙のロマンスへと展開していく。

本作の映像美も見逃せない。ユー・ジョンは美術制作に約4ヶ月をかけ、セットに200人、小道具に60人ものスタッフを動員。横店影視城に江南地方・蘇州の水郷街をリアルに再現し、本物の骨董品を使用した。陰影に富んだ映像が完成し、2009年に世界無形文化遺産となった緙絲の監修を担当したグー・ジエンドンが主演俳優に技術指導を行い、精巧な作品を再現。沈翠喜が愛を込めて施す刺繍や、曽宝琴や魏良弓が崑曲を歌うシーンも登場し、中国の伝統文化を堪能できる。

■あらすじ
清(しん)朝乾隆(けんりゅう)帝の時代。江南(こうなん)きっての織物名家・任(じん)家に身を寄せ、緙絲(こくし)の職人となった沈翠喜(しんすいき)は、その腕を買われて跡取りの任雪堂(じんせつどう)と結婚し、織物工房「清越坊(せいえつぼう)」を立派に切り盛りしていた。しかし、任雪堂は没落した名家の令嬢・曽宝琴(そほうきん)との愛を貫き、山塘(さんとう)街にある別宅に住まわせ子供を作る。そんな中、汚職官僚の不正事件に巻き込まれた任雪堂が命を狙われて行方不明に。沈翠喜は当主不在の任家を守るため、曽宝琴が産んだ息子・秀山(しゅうざん)を後継者として引き取り、女主人として汚職官僚と闘う道を選ぶ。強い責任感と覚悟からどんなときも厳格に振る舞い、弱みを見せない沈翠喜。しかし実は、心の奥底に孤独を抱えていた。そんな彼女を理解してくれたのは、秀山の家庭教師となった余命わずかな青年・魏良弓(ぎりょうきゅう)で…。

■キャスト
ジアン・チンチン(蔣勤勤) 「海上牧雲記 ~3 つの予言と王朝の謎」
ヤン・ロン(楊蓉) 「玉楼春~君に詠むロマンス~」「神雕侠侶 ~天翔ける愛~」
マオ・ズージュン(茅子俊) 「麗王別姫~花散る永遠の愛~」りんb「コウラン伝 始皇帝の母」
シュー・ハイチャオ(徐海喬) 「酔麗花~エターナル・ラブ~」
 ほか

TOKYO MX「清越坊の女たち~当家主母~」番組サイト
 2024年5月30日スタート 月-金11:04-12:00

予告編

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