「アンメット」杉咲花の記憶障害の原因は酒向芳?若葉竜也の涙に心配の嵐!第8話ネタバレと第9話あらすじ

06月04日09時25分ドラマ
©カンテレ・フジテレビ

6月3日に放送された第8話では綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)が本当の気持ちに気がつき政略結婚ではない真実の思いを通わせた!10日(月)「アンメット ある脳外科医の日記」(22時、フジ)第9話を放送!三瓶(若葉竜也)の心にミヤビ(杉咲花)が灯りをともす?予告動画は番組公式サイトに公開されている。



「アンメット ある脳外科医の日記」はさまざまな患者と共生する脳外科医の世界で、川内ミヤビ(杉咲花)自身も記憶障害という苦悩と葛藤の中から、再び“医師”という仕事と向き合い、自分自身も再生していく新たな医療ヒューマンドラマだ。

第8話が6月3日に放送された。第8話の主役は関東医科大学病院の建て替えのため、祖父・西島(酒向芳)の意志によって政略結婚することになっていた麻衣(生田絵梨花)と綾野楓(岡山天音)の二人だった。第1話からずっと「ツン」とした態度をとっていた麻衣だが、実は綾野のことが好きで、綾野が昔好きだったミヤビ(杉咲花)に嫉妬もしている。祖父たちが綾野の実家をいいように使おうとしていることを知り、結婚を辞めると言い出す。それはすべて綾野のためだ。綾野との結婚を辞めることで綾野病院を関東医科大に買収してもらい、その資金を使って綾野の父・勲(飯田基祐)が続けている僻地医療を続けられるようにしてあげるためだ。綾野もやっと麻衣の気持ちに気がついて、自分も麻衣が好きなことに気がつく。二人は祖父たちの意志とは別に、二人で気持ちを通わせた。

6月10日に放送される第9話では、三瓶(若葉竜也)が過去に診療した障害児についての話や、ミヤビと三瓶が出会った頃の話も展開される。ミヤビが西島と共に行動する鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)をみて、記憶ではなく強い感情によって恐怖を感じる。ミヤビの記憶障害には西島たちが絡んでいると思われたが、大迫教授(井浦新)が話す「命の危険」とも思われることはいったいなんなのか?

第9話の予告動画で「僕はまだ光を見つけられていない」といって三瓶が涙しているが、その理由もわからない。三瓶を優しく見守るのがミヤビだが、ミヤビが記憶を取り戻さなかったとしても二人の気持ちはどんどんと接近している。

演じる役によって様々な顔を見せる俳優の中でも、その存在が抜きん出ているのが、本作で綾野を演じている岡山天音だ。台詞が少ない中、表情で魅せる芝居が多い。出世のために関東医科大学病院の理事長の孫である麻衣(生田絵梨花)との政略結婚を受け入れ多様に見えたが、それは出世のためだけではなく、傾いている実家の綾野病院を助けたいという気持ちもある。出番は多くはないが、背景が複雑な綾野を「ひいた」演技で演じて視聴者を魅了している。今後の見所について「綾野や麻衣の新しい側面が次々と発露していきます。これまでのアンメットの他エピソードと同じように、観てくださる皆様の日常に、仄か(ほのか)でも彩りが加わるような回になっていれば、と思います」と話している。コメント全文は番組公式サイトに掲載されている。

■前回:第8話ネタバレあらすじ
関東医科大学病院の建て替えのため、西島(酒向芳)が綾野病院を利用するつもりだと知った麻衣(生田絵梨花)は、“ある決意”を固め、綾野(岡山天音)との結婚をやめると言い出す。麻衣の真意が分からない綾野は、突然の婚約解消の理由が分からず困惑する。

綾野は自分の結婚によって、綾野病院が関東医科大学の傘下に入り、借金返済ができることを説明する。結婚のカラクリを知った綾野の父・勲(飯田基祐)は、経営再建のために過疎地医療を廃止することに猛反発する。しかし、綾野は病院を潰すしかなくなってしまうと訴えた。

往診に出かけた勲が、交通事故で頭部に外傷を負って丘陵セントラル病院に運び込まれる。手術はミヤビ(杉咲花)たちの手によって無事に終わるが、喜怒哀楽を抑えられなくなる「社会的行動障害」という後遺症が残ってしまった。

一方、三瓶(若葉竜也)から「僕たちは、婚約していました」と打ち明けられた記憶がよみがえったミヤビはそれを確認できずにいた。さらに、以前に綾野と2人で美術館へ行き、そこで告白されたことも思い出した。綾野にそのことを確認すると確かに二人で美術館に行ったことも告白したこともあるという。それを聞いていた三瓶は「3度振られた」と割って入る。記憶を確認するためにも、綾野は美術館に一緒に行こうという。

勲の代わりに僻地医療を担当する綾野は地元の人たちを親睦を深め、一人一人の患者をみるうちに僻地医療が経済的なことだけで切り捨てていいことではないと考え始める。

ミヤビと綾野は美術館に向かう。二人で絵画を見ていると、綾野は「麻衣」のことばかり話す。そして告白されたというソファに座る。ミヤビは綾野の告白を断った理由を考え「誰か好きな人でもいたんですかね?」と聞くが、その答えは自分で思い出した方がいいと綾野に言われてしまう。綾野と麻衣のことを聞くと、綾野が婚約を破棄されそうになっているという。そんな綾野に「今日、何回、麻衣さんの名前だしたか」といい、記憶障害になり1日のことしか覚えていられない分、素直な気持ちがわかるという。

三瓶が病院に戻るとミヤビがいた。そして美術館に行ったが新たなことは思い出さなかったといい、さらに、綾野に会うのはもうこれっきりだと告げる。どうしてそれを自分に言うのかと三瓶は言うが、「わかりません」とミヤビは返す。

綾野は実家の両親に届いていた麻衣からの手紙を読む。そこには綾野が病院でいかに頑張っているか、そしてそんな綾野を尊敬しているかが書かれていた。麻衣の気持ちをこれまで深く考えていなかったことに気がつく。

往診先で、失語症の患者を診る。実はその患者は昔、勲がカテーテル手術を行った患者だった。当時の技術では限界だったかもしれないが、その患者に後遺症が残ったことから、勲は大学病院をやめて僻地医療を始めたのだ。綾野はその僻地医療を守りたいと西島に頼み込む。西島は「医は仁術」を思い出したというが、綾野が帰った後、綾野病院を買収すると言い出した。そんな西島に麻衣はある提案をしていた。

翌日、麻衣は綾野に10億の金で綾野病院を買収するといい、8億の借金を返したらもう綾野病院とは関わらず、残りの2億で新しい診療所を作ると良いと告げる。そして、自分は別の病院の息子と結婚することにしたといって去って行った。

そのことを綾野はミヤビ、三瓶、星前(千葉雄大)に話す。そんなとき、急患が入る。綾野以外の3人が出て行く。勲の病室にいった綾野は勲から「おまえがやりたいようにやれ」と言われる。その時、勲の様態が悪化する。2つの手術を同時に行わないと助からない。ためらっている綾野に、ミヤビは助手についてほしいといい、2つの手術が行われ、助かった。

心配してやってきた麻衣に綾野は自分の気持ちを告げる。綾野は麻衣のことも、綾野病院もカテーテルもどれも手放したくないという。麻衣は「そんなことしたらここにいられなくなる」というが、大丈夫と綾野は言った。綾野と麻衣は二人の決意をミヤビ、三瓶、星前に話すが、話している時、ミヤビは綾野、麻衣、三瓶で食事をしているシーンを思い出していた。



■第9話あらすじ
過去に三瓶(若葉竜也)と綾野(岡山天音)と麻衣(生田絵梨花)と4人で食事をしたことを思い出したミヤビ(杉咲花)は、麻衣が三瓶との婚約について何か知っているのではないかと考える。麻衣に確認すると、南アフリカのケープタウンでミヤビが三瓶と初めて会ったときのものだと分かる。しかしそれは綾野からのアプローチをかわすための嘘が始まりだったという。ミヤビはついに、三瓶本人に向き合おうと決意する。

そんな中、偶然、西島(酒向芳)と隣を歩く鵜原建設の押尾晴人(黒田大輔)をとてつもない恐怖を感じた。戻ってきたミヤビの様子に異変を感じ、話を聞いた三瓶は、そこにミヤビの記憶障害の秘密があるのではないかと疑う。

一方、大迫(井浦新)の元を訪ねたミヤビは記憶障害について再度問う。一度は何も答えなかった大迫だったが、あることをきっかけにミヤビを改めて呼び出し、「全部話すよ」と自分の思いを語り始める。

カンテレ・フジテレビ系 月10ドラマ「アンメット ある脳外科医の日記」は2024年4月15日スタート。原作:子鹿ゆずる 漫画:大槻閑人『アンメット-ある脳外科医の日記-』講談社「モーニング」連載中 出演:杉咲花、若葉竜也、井浦新、吉瀬美智子、千葉雄大、岡山天音、生田絵梨花、安井順平、野呂佳代、小市慢太郎、酒向芳、山谷花純、尾崎匠海(INI)、中村里帆 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@unmet_ktv 」。PR動画は番組公式X(Twitter)にて公開中。

「アンメット ある脳外科医の日記」番組公式サイト

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