トム・クルーズ「M:I」3週連続、6月7日は第1作『ミッション:インポッシブル』15分枠拡大で放送

06月06日10時59分映画
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金曜ロードショーは6月7日(金)からトム・クルーズ主演、パラマウント映画の王道のスパイアクションシリーズ第1作から第3作までを3週連続で放送する。6月7日(金)はシリーズ第1作『ミッション:インポッシブル』は21時から15分枠拡大。番組サイトで予告動画が公開中だ。



このシリーズの原点である『ミッション・インポッシブル』(邦題:『スパイ大作戦』)は、1960年代から70年代にかけて放送されたスパイアクションドラマで、そのテーマ曲と「例によって、君、もしくは君のメンバーが捕らえられ、あるいは殺されても、当局は一切関知しない」という指令のフレーズで日本でも大人気を博した。

1996年に映画化され、トム・クルーズが主演のイーサン・ハントとして登場することで、世界的に大ヒットしたシリーズに成長し、これまでに7作が公開され、全世界で41億ドル(約6,390億円)の興行収入を記録している。

シリーズを通じて、トム・クルーズはプロデューサーも務め、スタントマンを使わず自ら危険なアクションに挑む「ノースタントアクション」が大きな話題となっている。

6月7日(金)に放送する第1作『ミッション:インポッシブル』は、トム・クルーズがテレビシリーズの大ファンであったため、大スクリーンでの続編制作を立案し、プロデューサーとしての初挑戦となった作品。1996年に公開され、全世界で4.5億ドル(約675億円)の興行収入を超える大ヒットとなった。ラロ・シフリン作曲のテーマ曲も引き続き使用されている。

テレビシリーズでIMF(Impossible Missions Force)のリーダーを務めたジム・フェルプスも登場し、トム・クルーズ演じるイーサン・ハントがCIAのメインコンピューター室に侵入する有名なワイヤーアクションは、現在でもオマージュされる象徴的なシーンとなっている。クライマックスでは、ロンドン―パリを結ぶ高速鉄道「TGV」の屋根で繰り広げられるバトルシーンが見どころだ。

■あらすじ
指令を受けて東欧に潜入した極秘スパイ組織IMFのエージェントたち。しかし作戦は敵側に筒抜けで、辛くも逃げ延びたイーサン・ハント以外のメンバーはほとんど殺されてしまう。何者かが自分を裏切り者に仕立て上げようとしていることを知ったイーサンは、陰謀を暴くべく新たなミッションに挑む…。

なお、6月14日(金)は『ミッション:インポッシブル2』、21日(金)は『ミッション:インポッシブル3』を放送する。

■スタッフ
監督:ブライアン・デ・パルマ
脚本:デイビッド・コープ、ロバート・タウン
原案:デイビッド・コープ、スティーヴン・ザイリアン
製作:トム・クルーズ、ポーラ・ワグナー
音楽:ダニー・エルフマン
テーマ曲:ラロ・シフリン

■キャスト()内は日本語吹替
イーサン・ハント役:トム・クルーズ(森川智之)
ジム・フェルプス役:ジョン・ヴォイト(小林勝彦)
クレア役役:エマニュエル・べアール(渡辺美佐)
キトリッジ役:ヘンリー・ツェーニー(江原正士)
クリーガー役:ジャン・レノ(佐々木勝彦)
ルーサー役:ヴィング・レイムス(宝亀克寿)
サラ役:クリスティン・スコット・トーマス(佐藤しのぶ)
マックス役:バネッサ・レッドグレイブ(沢田敏子)
ハンナ役:インゲボルガ・タプクティナ(内川藍維)

この3週連続の放送で、トム・クルーズの「ノースタントアクション」を堪能できる。シリーズの魅力を再確認し、映画館で新作を楽しむ前に是非チェックしてほしい。

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