「Re:リベンジ-欲望の果てに-」赤楚衛二は野心のために後輩の見上愛を殺したのか?第9話ネタバレと第10話あらすじ
6月6日に放送された第9話、陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)の医療過誤を隠蔽したことで追い詰められてゆく海斗(赤楚衛二)!ついには、記者時代の後輩である紗耶(見上愛)の口を封じるために屋上から突き落とした?6月13日「Re:リベンジ-欲望の果てに-」(フジ・22時)第10話が放送される。予告動画が番組公式サイトで公開された。
「Re:リベンジ-欲望の果てに-」は巨大病院で巻き起こる権力争いをきっかけに、さまざまな事件が起こり、登場人物たちの「野心」と「復讐心」が入り乱れ、人間の内に秘めた「欲望」がむき出しになっていくリベンジサスペンスだ。
その第9話が6月6日に放送された。元カノの朝比奈陽月(芳根京子)の妹・美咲(白山乃愛)の医療過誤を追求することなく、病院全体で“隠蔽”する道を選んだ天堂海斗(赤楚衛二)はどんどんと追い詰められてゆく。天堂記念病院に恨みを持っていると思われる大友郁弥(錦戸亮)からの追求はなんとか交してゆくものの、郁弥は医療過誤について、雑誌記者である海斗の後輩の紗耶(見上愛)にリークする。半信半疑だったが、愛する海斗を信じたい沙耶はいったんは目をつむる。しかし、郁弥はそんな沙耶に厳しい現実を突きつける。
郁弥が海斗を呼び出し、海斗の本音を吐き出させる。陽月を一番に思っていること、自分たちの仲を壊したと思っている郁弥に呪詛の言葉を投げ、沙耶のことは“使えるものは使う”とまで言い切った。それをドアの向こうにいる沙耶に聞かせた。沙耶は当然怒りに燃える。帰る途中であった陽月に「何をしているんですか」といって、海斗が医療過誤を隠蔽していることやそれを隠すために自分と寝たことなども話してしまう。そして、ラスト、医療過誤について知っている医師の若林雄介(橋本淳)に面会しようとして、沙耶が若林をビルの屋上に呼び出すが、やってきた“誰か”によって突き落とされ、沙耶は死亡してしまった。
第9話で沙耶の台詞にもあったが、昔の海斗は今とは違い、もっと“マシ”だった。あまりにもクズな男になってしまっていて、ネットでも「無理」という声も多い。これまで爽やかなイメージの役が多かった赤楚衛二だけに「なぜ?」という意見も多く聞かれる。残りの話数から考えて、改心して良い人になるということも考えにくいが、最終話までに海斗はどう替わってゆくのか?
6月13日に放送される第10話では、沙耶の死によって記事になることは免れた海斗が元カノの陽月の追求を交すことが出来るのか?さらに、大友郁弥によって理事会が開かれるが、口止めをしている若林がそのまま何も言わないのか?
■前回:第9話ネタバレあらすじ
天堂記念病院の理事長・天堂海斗(赤楚衛二)は、朝比奈美咲(白山乃愛)の手術中の医療ミス疑惑を隠蔽したことについて、大友郁弥(錦戸亮)から追及されるが、大友の証拠は本物ではなく、ねつ造したレントゲン写真だと言い張る。
疑惑について海斗に口止めされている医師の若林雄介(橋本淳)は、このままでいいのか葛藤していた。海斗は最初、若林に「話したら終り」というように、厳しく言っていたが、祖父の皇一郎(笹野高史)から、厳しくするだけでは人はついてこないと言われる。そして、海斗は若林を食事に誘う。若林が料亭に赴くと、そこには彼の両親がいた。海斗は両親に、若林を次期センター次長に推薦したいと伝え、喜ぶ両親をみて若林は何も言えなくなる。家には身重の妻もいて、このまま大人しくしていて出世の道を歩むのがいいのか、良心に従うのがいいのかともがいていた。結局、海斗や岡田(内田慈)に押し切られ、次期センター次長の件を受け入れた。海斗は安心した。
海斗は、出版社時代の後輩・木下紗耶(見上愛)を家に招く。それも、皇一郎からアドバイスされたことに従ったまでだ。沙耶は海斗を好きだが、疑惑もあった。海斗は沙耶から誘われたが、陽月から「会いたい」と言われると、沙耶の誘いを断った。
翌日、陽月は海斗と町中華へ行き、大盛りラーメンと餃子とライスを注文する。それは亡くなった妹・美咲が遺した「元気になったらやりたいこと」のひとつだった。陽月は美咲がいない辛さを海斗に語り、海斗は陽月を抱きしめる。
海斗のことが信じ切れず、やる気の無い沙耶のもとに、郁弥が訪ねてきた。
郁弥は海斗を呼び出した。そこで美咲の医療過誤について再度確認する。陽月の妹の医療過誤を隠蔽しながら、陽月に寄り添うふりをするのは詐欺師と同じだという。すると、海斗は激高し、陽月が一番大事なこと、郁弥が来なければ二人は幸せになれたこと、沙耶のことは好きではないが便利に使っていることを話してしまう。ドアの外には沙耶がいた。沙耶は激高して、海斗に絶体に記事を書くといって出て言った。
泣きながら帰ろうとしたとき、沙耶は陽月とすれ違う。泣いている沙耶を心配して陽月が声をかけると、陽月に「何やってるんですか?妹が医療過誤で死んだのに」と話し出す。さらに海斗がそれを隠蔽していること、そして自分と寝たことも話した。
会社に戻った沙耶は記事を書き、上司に「次の巻頭あけておいてください」と言う。そして、そのために若林に証言してくれるように頼んだ。あせった若林はそのことを海斗に告げる。海斗は自分が対処するといって若林を落ち着かせた。
陽月は、郁弥から、妹の死にまつわる話を聞く。美咲は手術中の医療ミスが原因で亡くなった可能性があり、その証拠を理事長である海斗がもみ消したという。そして、郁弥は天堂記念病院はずっとそうやって隠蔽しているとも話す。陽月はショックを受ける。
沙耶との待ち合わせ、海斗は秘書の高村(利重剛)の話を中断して、一人ででていった。
沙耶は待ち合わせのビルの屋上で待っていた。そして、次の瞬間、ビルの屋上から突き落とされていた。
■第10話あらすじ
美咲(白山乃愛)の死因について天堂海斗(赤楚衛二)に確かめようとする陽月(芳根京子)だが、大友郁弥(錦戸亮)は来週の週刊誌にこの事件の記事が出る、それまで待つべきだと話す。しかし、翌週の週刊誌に記事は掲載されなかった。海斗は何事もなかったように「心臓血管外科プロジェクト」を着々と進め、新病棟の建設にも着手していく。
陽月は記者の木下紗耶(見上愛)に会いに行くが、彼女は1週間前にビルから飛び降りたと聞かされる。その頃、海斗から事件について口止めされている医師・若林雄介(橋本淳)は、週刊誌の記事について海斗に尋ねるが、海斗は「その件はもう解決した」と言うだけだった。
紗耶が飛び降りたとは思えない陽月は、海斗と直接話をする。陽月は、紗耶が飛び降りる前に彼女と会い、全てを聞いたと話す。しかし、海斗はそれはすべて憶測だといいきる。
陽月に相談された郁弥は、緊急の理事会を開き、理事たちの前で海斗を問い詰めると話す。そのためには若林の証言が不可欠だ。陽月は若林の家を訪ね、理事会での証言を求める。そして翌日、緊急の理事会が開かれ…。
フジテレビ 2024年4月11日スタート。毎週木曜日22時放送「Re:リベンジ-欲望の果てに-」。出演:赤楚衛二、錦戸亮、芳根京子、見上愛、白山乃愛、利重剛、光石研、笹野高史、内田慈、橋本淳 ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@revenge_fujitv」。
◇フジテレビ「Re:リベンジ-欲望の果てに-」番組公式サイト
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