「ヒーローではないけれど」自己最高視聴率で有終の美…「世子が消えた」自己更新、「卒業」も復調

06月10日09時30分ドラマ
JTBC「히어로는 아닙니다만」、MBN「세자가 사라졌다」、tvN「졸업」

JTBCの土日ドラマ「ヒーローではないけれど」が9日、熱い好評の中で幕を下ろした。本作は全12話、Netflixで独占配信中だ。

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「ヒーローではないけれど」は、誰も救えなかった超能力を持つポク・ギジュが、ついに運命からト・ダヘを救うファンタジーロマンス。うつ病、不眠症など世の中の現代人の慢性疾患で超能力を失ったポク家と偶然のように運命のように絡み合う女性の物語が、心地よい笑いの中に温かい感動を与えてくれる。

最終回では、13年前、火の中に飛び込んでト・ダヘ(チョン・ウヒ)を救ったギジュ(チャン・ギヨン)。予知夢通りに戻ってこなかったギヨンが、ある人物と手を繋いでダヘの前に立つ再会エンディングは、胸を熱くさせる感動を与えた。過去にダヘを救い、家族を守ったギジュ、そんなギジュに幸せな現在を与えたダヘ…双方救済は、忘れられない歴代級のハッピーエンドで幕を閉じた。ギジュを連れ戻した人物については「最終回ネタバレ」として、後程こちらで紹介する⇒【関連記事・各話のあらすじ】

胸が熱くなるハッピーエンドの中、最終回の視聴率は自己最高の全国4.9%、首都圏5.7%(ニールセンコリア、有料世帯基準)を記録し、熱い好評の中で有終の美を飾った。

一方、前回4%台の自己最高を記録したMBN「世子が消えた」は、9日の18話(後半)でも全国、首都圏共に4.5%で自己更新した。また、前回視聴率を3%台まで落とした「卒業」の第10話も全国平均4.2%、首都圏は5.0%まで数字を戻すなど、日曜日のミニシリーズは軒並み好成績を残した。

なお、「ヒーローではないけれど」の後に続くJTBC土日ドラマは6月15日から、イ・ジョンウンとチョン・ウンジが幻のシンクロで魅せる「昼と夜が異なる彼女」を放送する。

同作は、ある日、突然老年タイムに閉じ込められてしまった就活生と、昼と夜オールタイムの彼女に巻き込まれた有能な検事の奇想天外なインターンシップとラブコメストーリーで、放送後、「Missナイト&Missデイ」の邦題でNetflixでも独占配信される。