【最終回拡大】「アンチヒーロー」吹石一恵、麻生祐未、音尾琢真らが豪華出演!第9話ネタバレと第10話あらすじ

06月10日10時31分ドラマ
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6月9日に放送された「アンチヒーロー」(TBS、日21時)第9話のラスト、明墨(長谷川博己)が逮捕された!大島優子は裏切ったのか?6月16日放送の最終回・第10話を25分拡大で放送!伊達原(野村萬斎)vs明墨の地獄の法廷が始まる!次回予告動画が番組公式サイトで公開されている。



「アンチヒーロー」は殺人犯をも無罪にしてしまう“アンチ”な弁護士・明墨正樹(長谷川博己)の姿を通して、“正義とは果たして何なのか?” “世の中の悪とされていることは、本当に悪いことなのか?” を問いかける逆転パラドックスエンターテインメントだ。

6月9日に放送された第9話のラストは、明墨(長谷川博己)が緋山(岩田剛典)の殺人の証拠となるジャンパーを隠していたことで逮捕されてしまう。事務所にあったジャンパーを検察に差し出したのは、パラリーガルの白木(大島優子)だ。なぜ、白木が明墨を裏切ったのか?6月2日に放送された第8話で白木が話した言葉がクローズアップされている。紫ノ宮(堀田真由)にどうしてこの事務所に入ったのかと聞かれた時、「う~ん……きっともう、先生も忘れてるんじゃない?」と話していた。さらに事務所にやってきた伊達原(野村萬斎)に少し頭を下げるシーンもでている。

ネットでは、役名に“色”が付いている人は明墨側の味方なのではないかという意見も多い。赤峰(北村匠海)、紫ノ宮、青山(林泰文)、桃瀬(吹石一恵)、緋山(岩田剛典)と明墨側の人物には色が確かに付いているが、白木は本当に裏切っているのか?さらに、検察の緑川(木村佳乃)にも色が付いているが、最終回の法廷でどんな役割を示すのか?

白木が証拠を伊達原に提供したことにより、明墨の裁判には、なんと伊達原自らが担当検事として登場する。明墨は伊達原を司法の場に引き釣り出すことが目的だったのか?そして、16日に放送される最終回・第10話で二人は真っ向から対立する。

これまでの放送で、伊達原が動画を消したことは確実なのだが、詳細を見ていると、伊達原が粉砕したのはハードディスクだ。江越(迫田孝也)がハードディスクを渡したとは考えにくいので、コピー元のディスクかあるいはUSBメモリなどが残っているのでは?それを処理を頼まれた緑川が保管しているのではという意見もでている。

いずれにしても、最後の最後、明墨と伊達原の法廷対決で事件の幕を閉じる。

■主題歌CDプレゼント
日曜劇場「アンチヒーロー」の主題歌、miletが歌う「hanataba」のCDを20名にプレゼントする企画が行われている。詳細は番組公式サイトに掲載されている。



■前回:第9話ネタバレあらすじ
12年前の事件、唯一の冤罪の証拠である志水(緒形直人)のアリバイを証明する動画が伊達原(野村萬斎)によって消されてしまった。

明墨(長谷川博己)は、志水に面会し謝罪するが、志水は明墨を責めることなく、これまで明墨が自分のために自身の人生を犠牲にしてきたのではないかと心配さえしてくれる。娘の沙耶(近藤華)とあえ、プラスチックのついたて越しに娘の“温度”が感じられたとうれしそうに語る。

明墨はこれまでの資料を再度読み込むことに没頭していた。赤峰(北村匠海)は最初に志水の冤罪を疑い始めた、亡き桃瀬(吹石一恵)の実家を訪れる。その母親(麻生祐未)は資料はすべて明墨に渡してあるといったが、さらに追加で見付かった資料とともに桃瀬の日記も提供してくれた。

事務所に戻り、その日記を明墨に渡す。明墨はその日記を読み、桃瀬の行動や考えに思いをはせる。日記には桃瀬が伊達原(野村萬斎)の下に入ってから、志水のアリバイを証明する動画を証拠として採用していないという噂を聞いたこと、明墨に相談したが相談に乗ってもらえず一人で調べようと思ったこと、動画を見たことがある刑事に会ったこと、異例の異動により宇都宮の地裁に転勤になったこと、そして、自らが病気になり、これ以上の調査が続けられなくなったことが記載されていた。そして、その最後には「志水さんの無罪を見たかった。明墨と一緒に」と書かれていた。

桃瀬は青山(林泰文)の大学の後輩だった。司法試験を諦めた青山は普通に会社に勤めていたが、偶然、明墨を再会し、桃瀬の死を知る。そして、明墨の事務所にきて一緒にその意志を継いでいる。

養護施設に行ってみると、瀬古(神野三鈴)が隠れるようにして子ども達の様子を見ている。そんな瀬古にすべてを告白しては?と明墨は勧める。死刑判決を下した時は動画にアリバイがあることを知らなかったのだろうと明墨はいい、冤罪を知ってから、養護施設に寄付やボランティアとして関わったのだろうと。瀬古は、伊達原が次ぎに明墨を潰すというが、明墨は何も失いものがないから大丈夫だと答える。

赤峰が志水の面会にゆくと、検事たちに聴取されているときに記載されたノートを託された。そこには拷問と思えるような取り調べの数々が記載されていた。そして、そこに殺された一家の症状として「眼瞼下垂に弛緩性麻痺」があったという記載を見つけた。別の事件を担当したときに毒物のことを調べた紫ノ宮(堀田真由)は、一家殺人に使われたとされるタリウムではその症状がでないことに気がついた。そして、桃瀬の残した「似ている?」というメモのことも考えて、別の毒物が使用されたのではと思い至る。桃瀬の資料に、ボツリヌストキシンに付箋を貼った跡が見付かった。千葉県警の科捜研のメンバーが伊達原に言われて、毒の鑑定を変えたのではと考える。

倉田(藤木直人)の面会に、明墨と紫ノ宮がやってきた。娘を巻き込むことに激怒する倉田だったが、紫ノ宮は自分のことならいいといい、真犯人を野放しにしているのかと父親に詰め寄る。志水の娘の沙耶がどんな思いでいたかと想像したかと紫ノ宮が訪ねると、倉田は「何度も何度も想像した」と答える。動画を見たときにはすでに裁判は始まっていた。もし動画を公表すれば、警察も検察も叩かれる。倉田だけではなく、伊達原にも娘がいた。伊達原に「一緒に十字架を背負おう」と言われて、動画のことを隠したと倉田は白状した。倉田に毒の鑑定をしたのが科捜研の平塚と確認できたが、平塚はすでに病死していた。

事務所に警察がやってきて、明墨を殺人の証拠隠滅で逮捕し、連行していった。そのころ、伊達原の部屋には白木凛(大島優子)がいて、白木が事務所に隠してあった緋山(岩田剛典)のジャンバーを伊達原に提供していたのだ。

■最終回・第10話あらすじ
緋山(岩田剛典)の殺人事件の証拠隠滅で明墨(長谷川博己)が捕まった。そして、そのう裁判が始まる。担当検事には伊達原(野村萬斎)自らが名乗りをあげた。法廷で因縁の対決が繰り広げられる。12年前の事件、志水(緒形直人)の無実を信じる明墨と証拠を隠し通したい伊達原の息をつかさぬ応酬が繰り広げられる。

TBS 2024年4月スタート。毎週日曜日21時放送「アンチヒーロー」。出演:長谷川博己、北村匠海、堀田真由、大島優子、木村佳乃、野村萬斎、神野三鈴、迫田孝也、緒形直人、藤木直人、吹石一恵、林泰文、岩田剛典、近藤華、山下幸輝ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@antihero_tbs」。

TBS「アンチヒーロー」番組公式サイト

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