キム・ミョンス(INFINITE エル)×イ・ユヨン主演のKBS2で22時10分スタートした「むやみに接してくれ」。今回は、6月17日・18日に放送された第11・12話のネタバレあらすじや見どころ、視聴率を紹介する。予告動画はYouTubeで公開中だ。



「むやみに接してくれ」は、骨の髄まで儒教精神がしみ込んでいる山村出身の鉄壁男シン・ユンボク（キム・ミョンス）と、シンユンボクと直進しか知らない猪突猛進の現代女性キム・ホンド（イ・ユヨン）との本格ディフェンスロマンチックコメディ。⇒【各話のあらすじと見どころ】

「本格ディフェンスロマンス」というコメントは、あらゆる誘惑を阻止するシン・ユンボクと、諦めずに絶え間なく秋波を送るキム・ホンドの関係性を想像させる。勝者のいないこの愛の対決で、ユーモラスな笑顔と興奮をもたらすシン・ユンボクとキム・ホンドのディフェンスロマンスが期待されている。

■キャスト:
シン・ユンボク役：キム・ミョンス(INFINITE エル)
キム・ホンド役：イ・ユヨン
カミユ・ジャン役：ペ・ジョンオク
シン・スグン役：ソヌ・ジェドク
イ・ジュノ役：パク・ウンソク
ほか

■第11話あらすじ
ジュノの家に侵入したユンボクは、クローゼットから盗まれた文化財に関する書類を発見する。するとそこに忘れ物を取りに来たジュノが家に戻ってきたため、慌てて隠れる。ジュノはクローゼットの扉が中途半端に開いており不審に思い近づくが、丁度電話がかかってきたため、ユンボクは何とか見つからずに済む。

謎の男に襲われ怪我したホンドは、自分のせいでイベントを成功させられなかったと落ち込む。カミユ（ペ・ジョンオク）は休息を取らせるためにホンドに会社に来るなと言ったが、ホンドはデザイナーとして認められなかったのだと自信を無くして家に引きこもる。ユンボクはそんなホンドを食事に誘い出し、過去の自分は先生に助けられたとホンドを励ます。

ソンサン村の住民からの同意を得たカミユに、シン・スグン（ソヌ・ジェドク）はファッションショー開催を許可する。カミユはその足でホンドの家に直接行き、ファッションショーの知らせと共に翌日からの再出勤を命じる。ホンドは自分に務まるのか不安になるが、ユンボクの言葉を思い出して勇気付けられ、再びチャレンジすることに。

ユンボクは二度とホンドを危険な目に遭わせないよう、ホンハクに頭を下げて漫画の作業をやめて文化財盗難事件の追跡に集中することに。扇子が盗まれた当日にソンサン村にジュノが立ち寄ったという事実を知り、ユンボクは営業後のソンサン館へと向かいジュノに「犯人がソンサン館にいる気がする、今後しっかり見張りますので、期待してください」とだけ言って去る。その後こっそりソンサン館の前で張込みをしていると、夜遅くにどこかに急いで向かおうとするジュノの姿を目撃して後をつける。ジュノが何か捨てようとしていた現場を押さえたユンボクだったが、これはジュノの罠だった。疑われていることに気づいたジュノは、ユンボクをおびき寄せ、その間にソンサン館で別の仲間に証拠を隠滅させていた。

カミユにファッションショーのケータリングを相談されたホンドはソンサン館を提案し、すぐさまジュノを訪ねる。商談中にジュノが電話で席を外した際に、ホンドはジュノのクローゼットにカミユの服が並んでいることに気づき、興味本位でこっそりクローゼットを覗く。貴重なデザインばかりだと興奮しているとバランスを崩して転んでしまい、ホンドはクローゼットの奥の隠し扉の存在を知ってしまう…。



■見どころ
11話は1.0%と3話連続横ばい。
怪我したためにカミユに仕事に来るなと言われたホンドだったが、デザイナーとして認められなかったのではと落ち込み引きこもってしまう。そんなホンドを心配して会いにきたユンボクだったが、そこには何とベッドに寝転びながら缶ビール2本をストローで飲んでいるホンド！これ以上の廃人ぶりはない！という位のだらしない姿に、改めてイ・ユヨンの女優魂を感じる。
また「男性が運転しながら、助手席の女性が危なくないように片手を出してサポートする姿」はどきっとする運転中の仕草としてもよく聞く。ユンボクが運転中助手席のホンドを気遣ってそれをするのだが、勢い余ってホンドの首にチョップしてしまい咳き込むホンド！今話でも大いに笑わせてもらった。

■第12話あらすじ
ホンドが帰ろうとすると、ジュノが車で送ることに。車内でジュノから「何か見ましたか？」と聞かれホンドはとっさに「初めて見る限定版のカミユがあったから」と謝るが、ジュノは続けて「クローゼットの裏にも入ってみましたか？」と聞かれ動揺する。その時ちょうどユンボクから電話が。ジュノとホンドが一緒にいるのを目撃し、慌てて電話をかけたのだった。すぐ車から降りるように指示されたホンドを迎えに来たのはユナで、ユンボクはそのままジュノの車を追いかけるが、結局信号に捕まり逃してしまうのだった。

ジュノの本性を知ったホンドはカミユらに正直に打ち明け、ファッションショーのケータリング先のソンサン館は急遽取り止め。代替案としてソンサン村の住民らに食事を頼んでみようと、ホンドは提案書を持ってスグンを訪ねる。スグンは、ユンボクがお世話になってると言いながらも、彼は最終的には村に戻る人間だと忠告。しかしホンドは「最終的にはユンボクに決定させて下さい、ユンボクの選択を見守りたい」と勇気を出して言うのだった。

その後スグンはイ大監（キム・ソヒョン）を訪ね、ユンボクとセリョンの婚姻を取り止めたいと申し出る。ユンボクの気持ちがここまで確固としたものとは知らなかったと謝るが、イ大監は突然のことに怒鳴り、その後何か企むような表情でジュノへと連絡する。以前ジュノが訪ねてきて「ソンサン村の首長にして差し上げます」と取引を持ちかけてきたのだ。当時は追い払ったイ大監だったが、婚姻が破談となってしまった今、ジュノの取引に応じることを決意。

イ大監はジュノからスグンとカミユの過去の写真を手に入れ、それを口実に村人を巻き込んでスグンの元へ押しかける。二人で仕組んだのかとファッションショーを反対し、スグンを「伝統を売り渡した」と罵倒する。そのショックでスグンは倒れてしまう。暫く休養をとるスグンだったが、自身のせいで村に亀裂が生じてしまったことを踏まえ、首長の座を降りることを決断。

ファッションショーが突然中止になったと聞いたカミユはソンサン村へと向かう。カミユは村の状況を把握し、イ大監を訪ねて「ファッションショーをソンサン村で開催するかわりに、収益金の10％を与える」という取引を提案したのだった。ホンドはカミユがイ大監と手を組んだことを知り、仕事のためなら手段を選ばないカミユの態度に動揺を隠せなかった。

ジュノは誰かからの電話を受け、夜分にソンサン村に潜入。貴重な文化財が並ぶ中、ジュノはとある箱の鍵を開けて笑みを浮かべた瞬間、ユンボクが現れる…！



■見どころ
12話視聴率は1.4%と0.4p上昇！
いよいよジュノの真の姿が本格的に明るみになり、警察も動き出した。一刻も早くジュノを捕まえたいユンボクだが、同時にホンドも危険な目に遭わせないよう守りたい。そこでホンハクが仕事で不在の際にホンド一人では不安だと泊まり込み宣言。二人のロマンチックなシーンが描かれるか？と思ったら、眠れないホンドにユンボクがひたすら自身が幼い頃聞いていた話をしてあげ、何ともお堅い内容にホンドは無事入眠！と、ここでもコメディタッチに描かれた。またユンボクの肩に寄りかかって寝たホンド、そのまま二人で朝までソファで寝てしまい、帰って来たホンハクに見られて大パニックのホンハク！など本作品らしい賑やかなシーンが続いた。

ユンボクとホンドの関係を認めていなかった祖父スグンだったが、二人の気持ちが確固としたものだと気付き、自身の過去ともかぶったからか、四柱単子（婚約をした後、新郎の家から新婦の家に新郎の四柱を書いて送る簡紙）を取り下げようと本当に行動に移したのは驚く。しかしその結果首長の座から退くことになってしまう。村人からも信頼を失ってとても哀れな姿が描かれており胸が痛む。それに追い打ちをかけるように、カミユはスグンを捨ててイ大監と新たに手を組む！？ファッションショーを開催するためならば何だっていいと言っている彼女だが、何か裏があるはず！？いくら仕事命の彼女であっても、過去に付き合っていたスグンに酷い仕打ちはしないはず。来週以降、首長の座を降りてすっかり気落ちしたスグンが無事に報われる姿を期待したい。

◇YouTube「むやみに接してくれ」予告動画（日本語字幕なし）

「むやみに接してくれ」は、毎週月火22時10分に韓国KBS２TVにて放送中。

■作品紹介
制作国：韓国
制作年：2024年
スタッフ：
演出：チャン・ヤンホ
脚本：パク・ユミ
原作：ソヌ(ソヌ)著『むやみに対してくれ』
原題：「함부로 대해줘」(ハムブロ テヘジョ)
韓国放送：2024年5月13日-7月2日(予定)22：10～ KBS2TV 月火ドラマ

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