【最終回ネタバレ】「9ボーダー」川口春奈、木南晴夏、畑芽育はそれぞれの恋愛を新たな形で再スタートさせる

06月22日10時43分 
(2024年06月22日10時51分 更新)
ドラマ
©TBS

コウタロウ(松下洸平)は七苗(川口春奈)の元に戻り、六月(木南晴夏)は松嶋(井之脇海)と遠距離恋愛をスタートさせ、八海(畑芽育)は陽太(木戸大聖)とゆっくりとわかりあってゆく。「9ボーダー」(TBS、22時)最新話はTVerにて、全話はParaviでは配信中だ。



「9ボーダー」は19歳、29歳、39歳といわゆる「大台」を迎える前のラストイヤー真っ只中の3姉妹が「LOVE」「LIFE」「LIMIT」の“3L”をテーマに、幸せになりたいともがきながら人生を前向きに進んでいく姿を、完全オリジナルで描くヒューマンラブストーリーだ。6月21日に最終回の第10話が放送された。

記憶を亡くしたコウタロウ(松下洸平)は神戸に戻り、柴田悠斗として生きてゆくことを決めた。コウタロウからその話を聞いた七苗(川口春奈)はおおば湯リニューアルにかけ、コウタロウのことを考えないようにする。松嶋(井之脇海)からプロポーズされた六月(木南晴夏)だったが、プロポーズは断った。陽太(木戸大聖)に振り向いてもらえないと思っている八海(畑芽育)も新メニュー開発などにいそしむ。

最終回中盤までは、3人が3人ともうまくいかない状態になっていた。神戸に戻ったコウタロウは婚約者だった酒井百合子(大政絢)との結婚話を進める。しかし、自分の知っている悠斗ではない“コウタロウ”としての人物との結婚をこのまま進めることができないと判断して、結婚は取りやめとなった。視聴者の多くは、百合子に同情の声を上げている。自分が愛したと思っていた人が記憶を亡くしたことで全く別の人に代わってしまい、おまけに、自分のことを本当には愛してくれていないことを知る。

最終的にはコウタロウはおおば湯を助けるための方法を提案してくれ、七苗と再会できる。ラスト、七苗が30歳の誕生日をみんなで祝うシーンはほんわかとしたシーンとなり、今後、20代、30代、40代となっても八海、七苗、六月が自分の道を見つけてゆくことを連想させる終り方となった。

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金曜ドラマ「9ボーダー」のBlu-ray&DVDが10月11日に発売になる。発売を記念してDVD-BOXを抽選で20名様にプレゼント企画が実施されている。詳細は番組公式サイトに掲載されている。



■最終回:第10話ネタバレあらすじ
おおば湯は、新設した酵素風呂と飲食部門の集客に伸び悩んでおり、七苗(川口春奈)は頭を抱える。コウタロウ(松下洸平)の会社のプロジェクトにより、清澄白河の再開発がまた持ち上がり、おおば湯を含む商店街に立ち退き要請がでたことを知る。

コウタロウは“芝田悠斗”として生きることを決めていた。婚約者の百合子は結婚のために退社しようとしていたが、コウタロウはそれを止める。仕事でも百合子の助けがないとやっていけないからだという。二人は結婚に向けて準備を重ねて行く。悠斗はおおば湯がある清澄白河の再開発を気にかけていた。

そして、松嶋(井之脇海)からプロポーズされた六月(木南晴夏)は、自分の思いを伝えることを決意する。松嶋からもらった指輪を返す。今の自分が好きで、今の場所が好きなのだと伝える。海外へゆく松嶋に「私に縛られないで行ってらっしゃい」と話して送り出す。

清水義則(笠原秀幸)がおおば湯を訪ねてきて、五郎(高橋克実)とも仲良くなる。しかし、清水は再開発のために調査できていたのだった。再開発ではおおば湯を含む商店街をすべて買収し、建物を壊し、新しい街を作ろうというものだ。七海はその計画には反対だった。そこで、おおば湯を文化財として申請することにした。

八海(畑芽育)が未だに立花(兵頭功海)と連絡を取っていることをしった陽太(木戸大聖)は八海に「男女の友情は成立しない」というが、自分たちの関係はなんなんだと反論されてしまう。

松嶋は事務所をやめて海外へ旅立っていった。

商店街では店を閉めるところが増えてきた。五郎はおおば湯の文化財申請以外にも、閉店した店のシャッターに絵を描いたりして商店街を盛り上げてゆく。再開発の計画が変更になるところまでもっていった。

コウタロウが東京にでてきて、あつ子(YOU)の店にきた。そして、百合子との結婚話は破談になったことなどを告げる。

六月は松嶋を見送った。一回は断られたが、六月に「一緒にいることが楽しい」とつげ、もう一度、指輪を贈った。六月は遠距離恋愛で始めようと指輪を受け取った。

陽太は八海にクリスマスプレゼントを渡す。八海は「勘違いするよ」と言うが、陽太は「それでもいい」と話す。

七苗の誕生日、みなでお祝いが始まる。おおば湯のリニューアルも効果を出し始めていた。五郎は「コウタロウにも連絡しないと」と言ってしまう。実は五郎が出したアイデアはコウタロウがおおば湯を思って出していたアイデアなのだ。続いて陽太はコウタロウを会ったことを話す。家族のことなどを考えながら、いつも七苗を考えていると言っていたという。

そんなとき、七苗の携帯に連絡が入る。コウタロウからだ。「あの場所で会いたい」と。七苗は二人の思い出の場所にゆく。すると、そこにコウタロウがいた。「こんばんは、芝田悠斗さん」というと、コウタロウも「こんばんは、大庭七苗さん」と答え、二人で家に戻り、みんなで七苗の誕生日を祝った。

TBS 2024年4月19日スタート。毎週金曜日22時放送「9ボーダー」。出演:川口春奈、木南晴夏、畑芽育、松下洸平、井之脇海、木戸大聖、高橋克実、YOU、伊藤俊介(オズワルド)、齋藤潤、大政絢、内田慈ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@9border_tbs」。

TBS「9ボーダー」番組公式サイト

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