「光る君へ」“宣孝”佐々木蔵之のまひろマウントにネットもヒートアップ!第25話ネタバレと第26話予告

06月24日11時07分ドラマ
©NHK

NHK大河ドラマ「光る君へ」(毎週日曜総合20時~、BS、BSP4K18時~)6月23日(日)放送の第25話「決意」、元カレ“道長”柄本祐に結婚報告する“宣孝”佐々木蔵之介の煽りが話題に。そして6月30日(日)放送の第26話「いけにえの姫」で天変地異治めるため、道長の娘が入内へ!NHK公式サイトでは予告動画公開中だ。



6月23日放送の第25話では、まひろ(吉高由里子)との結婚が決まった宣孝が、元カレ道長に結婚を直接報告。ニヤニヤしながら煽る宣孝と、動揺を押し隠しながら「それは何より」と笑顔で返す道長のやり取りに、ネットでは「ヒリヒリする!」「道長くんよく耐えたー!」「道長くん、感情出ちゃってるよ」と盛り上がるコメントが続々投稿され、Xトレンドには「光る君へ」と共に、「道長くん」「佐々木蔵之介」「宣孝さん」などが軒を連ねた。

そして6月30日放送の第26話では、災害が続く都に大地震が発生し、天変地異を治めるため、安倍晴明(ユースケ・サンタマリア)の提案で道長は娘の入内を決意する。第25話で、中宮・定子(高畑充希)に溺れる一条天皇(塩野瑛久)に辞表を提出した道長だが、これは揺さぶりだったのか。予告では「中宮様が子をお産みになる月に、彰子をぶつけよう」という台詞もあり、政治家・道長の新たな一面が楽しませてくれそうだ。

■辞表は道長の策略?
定子を連れ戻した一条天皇が愛に溺れるかたわら、都では鴨川の堤防が決壊、多くの民が命を落とした。政をおろそかにする一条天皇に痺れを切らした道長は、職後曹司に出向き「堤の修繕のお許しを、お上に奏上しておりましたが、お目通りなく、お願いしたくとも、お上は、内裏におられず。仕方なく、お許しなきまま、修繕に突き進みましたが時既に遅く。一昨日の雨で、ついに大事に至りました。その罪は極めて重く、このまま左大臣の職を続けてゆくことは、できぬと存じます」と辞意を伝えた。

一条天皇は、「朕が悪い。此度のことは許せ」と言っても、譲らない道長との見応えある政治劇に「この駆け引きは圧巻」「道長の政治力すごい」「帝の目を覚まさせるため?」など視聴者の注目を集めた。そして次週、第26話では道長は自分の娘を入内させることになる。予告では詮子(吉田羊)の「道長もついに血を流す時が来たということよ」というセリフにもあるように、かつて身内を使って最高権力者までのぼりつめた藤原兼家のようになっていくのか、今後の展開からも目が離せない。

■第25話ネタバレあらすじ
国主としての務めに邁進する為時(岸谷五朗)は、これまで役人が租税を多く取立、その見返りとして、領民の商いを融通していたことを知る。必要以上の搾取を取り締まろうにも、領民からは「4年で都にお帰りになる国主様にはおわかりになりますまい。どうぞ今のままにしておいてください」と頭を下げられ、国主の難しさを痛感する。一方、越前の紙の美しさに心躍らせるまひろに、都の宣孝から頻繁に恋文が届き、為時からの勧めもあり、まひろは都に戻り、身の振り方を考えることに。

都に帰ってまひろを驚かせたのは、いと(清川清順)のいい人・福丸(勢登健雄)が出来ていたことだった。そして、母を亡くしたまひろを一生見守ると決めていた乙丸(矢部太郎)も、越後で出会ったきぬ(蔵下穂波)を連れて帰京し、惟則(高杉真宙)を驚かせる。そこへ、宣孝も祝いの酒を持って現れ、その晩の宴会は大いに盛り上がり、まひろも楽しいひと時を過ごす。

その頃、道長は、定子を愛するあまり政から疎遠になっている一条天皇に頭を悩ませていた。新年になり、安倍晴明はこの先凶事が続くと予言。帝をいさめ、国が傾くことを防げるのは道長しないと断言する晴明は「よいものをお持ちではございませぬか。お宝をお使いなさいませ」と助言をする。一方、大赦により都に戻った伊周(三浦翔平)は、職御曹司(しきのみぞうし)の出入りを許された。伊周は清少納言(ファーストサマーウイカ)が綴った『枕草子』で話題作りを思いつき、かつての隆盛を取り戻すために動き出す。

そんな中、安倍晴明の預言通り雷雨が都を襲い、鴨川の堤が崩れ、多くの被害をもたらした。かねてから一条天皇に堤の修繕をお願いしていたが、聞き入れてもらえず、ついに大惨事を招いてしまったことに道長は憤る。道長は、職御曹司に出向き、大惨事を招いた責任を取り、左大臣を辞退すると進言。公任(町田啓太)を招き、定子、清少納言、伊周と共に優雅に和歌や雅楽に時を過ごしていた帝は、突然のことに驚いた。

帝は、叔父であり自分を支え導くのは道長しかいないと説得しても、道長の意思は固く「お上のお許しなきまま勝手に政を進めることはできませぬ。その迷いがこたびの失態につながりました。これ以上は無理にございます。」と目を潤ませながら頭を下げた。帝が「朕が悪かった。許せ左大臣」と詫びても、すでに辞表を提出していた道長は「内裏にお戻りになられましたらご覧くださいませ」と言い残しその場から立ち去った。道長は三度に渡り辞表を提出したが帝に受け入れられることはなかった。

決壊した鴨川の堤防の修繕で多忙を極める道長のもとに、ある日、宣孝がやって来た。山城守にの任に就いたお礼と、まひろを嫁に迎えることを報告する宣孝に、道長は一瞬動揺するが、「それは何より」と返答する。その後、道長は百舌彦を介し、まひろに結婚を祝う贈り物を届けさせた。まひろは、宣孝の行動に腹が立ったが、道長との関係にけじめをつける決心を固め、宣孝に文を送った。

その晩、まひろは宣孝を呼び出した。「私は不実な女でございますが、それでもよろしゅうございますか」と問うと、宣孝も「わしも不実だ。あいこである」と返答。「まことに」と言うまひろの言葉を合図に宣孝はまひろを抱き寄せ、二人は夫婦となった。

■第26話あらすじ
災害が続く都をまたも大地震が襲う。まひろは、夫となった宣孝の財で家を修繕し、生計を立てていた。道長は、安倍晴明から、この天変地異を治めるためには道長の娘・彰子(見上愛)を入内させるしかないと進言される。心労から体調を崩した一条天皇は、譲位して定子と暮らしたいと行成に相談するが・・・。

NHK大河ドラマ「光る君へ」は2024年1月7日(日)総合20時より、BSプレミアム、BS4K午後6時より放送。脚本:大石静、出演:吉高由里子、柄本佑、黒木華、高畑充希、吉田羊、ユースケ・サンタマリア、佐々木蔵之介、岸谷五朗ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_hikarukimie」。第26話予告動画は番組公式サイトにて公開中。

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