「むやみに接してくれ」第13・14話 キム・ミョンス、ファッションショーモデルに大抜擢!パク・ウンソクの背後に真の黒幕の影が!?ネタバレ
キム・ミョンス(INFINITE エル)×イ・ユヨン主演のKBS2で22時10分スタートした「むやみに接してくれ」。今回は、6月25日・26日に放送された第13・14話のネタバレあらすじや見どころ、視聴率を紹介する。予告動画はYouTubeで公開中だ。
「むやみに接してくれ」は、骨の髄まで儒教精神がしみ込んでいる鉄壁男シン・ユンボク(キム・ミョンス)と、シンユンボクと直進しか知らない猪突猛進の現代女性キム・ホンド(イ・ユヨン)との本格ディフェンスロマンチックコメディ。⇒【各話のあらすじと見どころ】
「本格ディフェンスロマンス」というコメントは、あらゆる誘惑を阻止するシン・ユンボクと、諦めずに絶え間なく秋波を送るキム・ホンドの関係性を想像させる。勝者のいないこの愛の対決で、ユーモラスな笑顔と興奮をもたらすシン・ユンボクとキム・ホンドのディフェンスロマンスが期待されている。
■キャスト:
シン・ユンボク役:キム・ミョンス(INFINITE エル)
キム・ホンド役:イ・ユヨン
カミユ・ジャン役:ペ・ジョンオク
シン・スグン役:ソヌ・ジェドク
イ・ジュノ役:パク・ウンソク
ほか
■第13話あらすじ
ユンボク(キム・ミョンス)はジュノ(パク・ウンソク)がソンサン村の収蔵庫に侵入したところで姿を現し、現場を押さえる。イ大監(キム・ソヒョン)の背後にいる人物がジュノだと知ったユンボクは、自らジュノを収蔵庫へとおびき寄せたのだ。何のためにこんなことをするのかと問うと、ジュノはこれまでの辛い過去を吐露し、村の伝統やユンボクの祖父スグン(ソヌ・ジェドク)が大切にするものを全て壊したかったと打ち明ける。ユンボクは自分にとって当然だった伝統が誰かには傷となったことを知り、悲しげな目でジュノを見つめながら「もう止めてください、これ以上、自分自信を壊さないで」と言い立ち去る。ジュノはそんな目で見るなと怒るが、ユンボクが去って涙を流していたところ、イボク(チョ・インブン)がやってきて逮捕されるのであった。その後、イ大監も新しい首長として会見を開いていたが、彼も多くの記者の前で警察に連行される。
事件が無事解決したところで、カミユ(ペ・ジョンオク)とホンド(イ・ユヨン)はソウルに戻ることに。しかしユンボクはまだ体調が悪いスグンを心配し何日か村に滞在すると言うが、スグンにもう行けと言われてしまう。それを見たカミユは「ソウルと行き来するのも面倒だし、村人の誤解も解けたからファッションショーの準備をここでやろう」と提案。またカミユはユンボクのメインモデルを頼む。村で初めて開かれるファッションショーなだけに全世界が見守ってる、村の顔を見せたいとアピールし、それを聞いてユンボクは承諾するのだった。
ジュノの面会に尋ねたユンボクは、17年前の父の死と関連があるのかとずっと引っかかっていた疑問を投げかける。ジュノが持っていた鍵牌は、父が死ぬ直前まで身につけていたものだと打ち明けるが、知らないとすぐに面会終了させられる。その後、ジュノが拘置所へ移送される際、ヘルメットを被り荷物を持った宅配業者らしき男が近づいてくるが、箱の下から隠し持ったナイフが見え…!?
■見どころ
13話視聴率は1.3%。12話ラスト、カミユがスグンらを裏切るなど驚きのシーンが続いたが、実は全てユンボクらの作戦で、黒幕を見つけ出すために一芝居打ったのだった。スグンが首長の座を退いたのも、カミユがイ大監に接近したのも、そこまでしなければ警戒心の強いイ大監を騙せないと考えたユンボクの指示だった。カミユがホンドの大根演技の指導までするなど、カミユはこんなことでも何か楽しんでるように見える姿にも注目だ。
ユンボクの乳母ヨ・ジュテク(イ・セラン)は、実の息子ジュノの犯した罪をスグンに詫び、出て行く準備をしていたが、ユンボクは自分にとって母のような存在だから、難しいお願いだがここにいてほしいと頼む。自身の実母が村を出て行って辛かったのに、あなたまで出て行って欲しくないと言うユンボクの懐の広さ、優しさを感じる感動のシーンであった。
また、本話は登場人物らの家族や恋人など、人との絆に関するシーンが多く描かれ、胸が熱くなるシーンが続いた。これまで謎の人物であったキム・チルボク(キム・ボンチュン)はホンドの父だった!?父のことを恨んでいたのか冷たく接するホンドだったが、父も過去に子供を迎えるために必死で働いたが詐欺に遭うなど苦労をしており、ただ子供を捨てたのではないということが明らかになる。ホンドは、ユンボクに自身の過去の辛い出来事を打ち明け、ユンボクの胸で我慢できず泣く。いつも明るいホンドがユンボクに見せた弱った姿。二人はこのようにどんどん絆を深めており、祖父スグンも認めてくれたようなもので、このまま大きな衝突もなく上手くいってほしいものだ。
■第14話あらすじ
ジュノが警察署から拘置所へ移送される際、近づいていたヘルメット姿の男が刃物を隠し持っていると思い怯えるジュノだったが、結局何もなく通り過ぎる。その後もジュノはユンボクやイボクの面会を拒否し、拘置所でも常に何かに怯えたように過ごすのだった。
ファッションショーのメインモデルに選ばれたユンボクと共にウォーキングの練習をして足を挫いてしまったホンド。通りがかった村人たちに治療をしてもらいながら、二人は結婚はいつするのかなどと質問攻めにあう。ユンボクが村の後継者だということを改めて実感し、将来に関して悩み始めるホンドだったが、ユンボクの「何があっても側にいる、たとえ地球の裏側だとしても」という言葉に安心し、その後アシスタントに今後パリに行ったら彼氏とは別れるのかと聞かれ、一緒に行くことにしたと笑顔で答える。
ユンボクは村人達のために何かできることがないかと悩み、ホンドは村の子供達のために文化教室を開くアイデアを思いつく。カミユもファッションショー開催のお礼として思う存分才能寄付※するようにと許可。弟ホンハク(ハン・ギチャン)のウェブ漫画教室、会社時代の先輩ヒャンギ(キム・シヒョン)のコーヒー教室、ユナ(イム・ヨンジュ)の護身術教室などが開催される。盛況に終わり、達成感でいっぱいのホンドだったが、ユンボクが村人から感謝され慕われているユンボクの姿を見て「どこにいてもホンドの側にいる」というユンボクの言葉を思い出しながら複雑な表情を浮かべるのだった。
※「才能寄付(재능기부)」とは、お金ではなく才能を寄付して社会に貢献するという意味で、各分野の専門家が自身のスキルを活かして人々に教えたり、芸能人が無料でコンサートを開いたり、韓国で盛んに行われるボランティア活動。
息子のジュノの面会に行ったヨ・ジュテク。母の姿を見てなぜ来たんだと焦って近寄ったジュノは、怯えるように「出所するまでは絶対に村の外に来るな」と言い、最後に何か耳打ちしてすぐ面会を終わらせてしまう。その日の夜ユンボクに、息子ジュノからユンボクへ「一度だけ会ってやる」という伝言を預かったことを打ち明ける。それを聞いたユンボクは翌日すぐにジュノに会いに行くことに。ジュノはユンボクの面会に呼ばれて移動している途中で、刑務官だと思っていた人物に突然刃物で腹部を刺されてしまう。すぐに病院に運ばれるが集中治療室で心臓マッサージが行われ…!
■見どころ
14話視聴率は1.3%と前日比横ばい。ファッションショー本部がソンサン村に設置され、そこで本格的に準備を始めるカミユやホンドら。スグンは、カミユとフランキー(イ・ミョンホ)が楽しそうに美顔器を試しているところを目撃して(第13話)以来、二人の仲を疑い嫉妬するようになってしまう。カミユにも思わず冷たく接するが、カミユはそんなスグンの姿を見て嫉妬してるのかと笑い飛ばす。頭の固い老人とばかり思っていたスグンの可愛らしい姿が面白おかしく描かれており、サバサバとしたカミユとの姿はケミ抜群で見ていて微笑ましい。
またファッションショーのモデルのウォーキング練習をするユンボクが可愛すぎる!ロボットのような歩き方や、ぎこちないポーズ!その後練習を重ねて見せてくれたのはアイドルポーズ!?韓服でアイドルのようなポーズを取る姿は、キム・ミョンスの真の姿!?ここも見逃せない。
ソンサン村でファッションショー準備をしながらソンサン村でのユンボクの姿を目にし、将来について悩み始めるホンド。仕事や恋愛、結婚など自分の人生に悩む女性は誰しも経験したことがある悩みではないか?ユンボクは好きだが、村の後継者としてのユンボクの姿を見て、自身のパリに行く夢と両立ができないため、ホンドはどのような決断を下すのだろうか?
また、ジュノが捕まって一件落着かと思いきや、常に怯えているジュノの姿から真の黒幕がいるのか?と疑っていたが、腕に火傷の跡がある男の姿が描かれる!この人物の正体は一体!?ラストシーン、刺されてしまったジュノは無事なのだろうか!?事件の真相を明らかにするためにも、何とか生き延びてもらいたい。次週、いよいよ最終回!ドキドキしながら結末を迎えたい。
◇YouTube「むやみに接してくれ」予告動画(日本語字幕なし)
「むやみに接してくれ」は、毎週月火22時10分に韓国KBS2TVにて放送中。
■作品紹介
制作国:韓国
制作年:2024年
スタッフ:
演出:チャン・ヤンホ
脚本:パク・ユミ
原作:ソヌ(ソヌ)著『むやみに対してくれ』
原題:「함부로 대해줘」(ハムブロ テヘジョ)
韓国放送:2024年5月13日-7月2日(予定)22:10~ KBS2TV 月火ドラマ
【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】