手塚治虫の名作医療漫画を24年ぶりに高橋一生、永尾柚乃、石橋静河らで実写化「ブラック・ジャック」あらすじと予告

06月28日16時00分ドラマ
©テレビ朝日

医療漫画の金字塔が24年ぶりに実写化される。驚異的な天才外科医・ブラックジャックを高橋一生、助手のピノコを人気子役の永尾柚乃が演じる。6月30日(日)21時からテレビ朝日で「ブラック・ジャック」が放送される。予告動画は番組公式サイトで公開されている。



手塚治虫の名作漫画「ブラック・ジャック」の実写ドラマの見所とあらすじを紹介


医療とは何か――そんな根源的な問いに深くメスを入れながら、時に厳しく、時に優しく…人の生き方に真正面から向き合うエピソードを次々と紡いできた手塚治虫の名作漫画「ブラック・ジャック」。《医療漫画の金字塔》として色褪せることなく、多くの人に愛され続けてきた本作は、連載開始から早50年が経過した。 節目を迎えた2023年からは、生成AIを活用した新作漫画の制作など、連載50周年記念の特別プロジェクトも多数展開され、今なお増加する熱狂的ファンを沸かせている。そして、24年ぶりに実写ドラマとして放送される。

原作の有名エピソードを凝縮して放送


原作から厳選した有名エピソードを凝縮し、その真髄をぐっと掘り下げる。2024年版では原作へのリスペクトの念を軸に据えながら、現代を生きる人たちへ《時代を超えた真摯なメッセージ》を投げかられる。

豪華キャスト、スタッフ陣の紹介


主演は実力派俳優の高橋一生だ。高橋は「正直なところお話を頂いた時は、自分に出来るのかと思いました。幾ら彼の矜持や人情、生に対する思いが好きであっても、いざ自分が演じるとなれば、当たり前ですが話はまったく別です。好きというだけではどうしても成立しない何かがあると思うからです」と、素直な心境を吐露している。

ブラックジャック©テレビ朝日監督を務めるのは城定秀夫、脚本は「JIN -仁-」(TBS、2009年、2011年)、NHK朝ドラ「ごちそうさん」(2013年度下期)、TBSの「天皇の料理番」(2015年)、「義母と娘のブルース」(2018年ほか)、高橋一生ともタッグを組んだNHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017年)、TBS日曜劇場「天国と地獄 ~サイコな2人~」(2021年)といった大ヒット作に加え、2025年放送のNHK大河ドラマ「べらぼう ~蔦重栄華乃夢噺~」が決定している森下佳子だ。さらに人物デザイン監修・衣装デザインをNHK大河ドラマなどで活躍する柘植伊佐夫が担当する。

ブラック・ジャックのライバルであり安楽死を引き受けるキリコには石橋静河、助手のピノコに永尾柚乃、他にも味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、奥田瑛二、井之脇海、早乙女太一、宇野祥平、山中崇、橋爪功、松本まりかも出演する。

■あらすじ


黒マントを羽織った怪しげな男、彼の名はブラック・ジャック(高橋一生)――法外な治療費と引き換えに、どんな手術も成功させる無免許の天才外科医だ。日本の法務大臣・古川正文の息子の古川駿斗が旅行中に危険ドラッグ運転で事故を起こし、あらゆる臓器が激しく損傷していた。古川は駿斗の命を救ってほしいとブラック・ジャックに頼む。そんな古川に、ブラック・ジャックは「息子さんの命はいくらですか?」と尋ねた上で合意。極秘手術を引き受けるのだが…。

そんなある日、ブラック・ジャックにサラリーマン・六実明夫から依頼が舞い込む。かつての美貌は跡形もなく…顔面が恐ろしく変形する奇病=獅子面病に苦しむ妻・六実えみ子(松本まりか)を治療してほしいというのだ。しかし、提示された莫大な治療費には尻込みする明夫。そんな夫の姿を目の当たりにし、えみ子も治療を諦めようとする。

だが、自らの見目形に複雑な思いを抱えるブラック・ジャックの助手・ピノコ(永尾柚乃)は、えみ子の秘めたる思いに共感する。治療を引き受けようとしないブラック・ジャックに食ってかかる。

直後、えみ子は以前から世話になっている医師・キリコ(石橋静河)に連絡を入れる。ところが何を隠そう、キリコは“安楽死”を秘密裏に請け負う人物。しかもブラック・ジャックの宿命的ライバルだ。ブラック・ジャックは、明夫に「彼女がいる地獄、いない地獄、どっちがいい?」と迫る。

テレビ朝日「ブラック・ジャック」は2024年6月30日(日)21時放送。出演:高橋一生、石橋静河、永尾柚乃、奥田瑛二、井之脇海、早乙女太一、宇野祥平、山中崇、橋爪功、松本まりか、味方良介、山内圭哉、千葉哲也、玉置孝匡、ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@blackjack_asahi」。

テレビ朝日「ブラック・ジャック」番組公式サイト