Netflix「旋風」第3−4話:キム・ヒエ、大統領を殺害&大統領選に出馬してソル・ギョングと支持率を争う

06月29日12時18分ドラマ
Netflixシリーズ「旋風」独占配信中

キム・ヒエとソル・ギョング主演の新作韓国ドラマ「旋風」がNetflixで2024年6月28日に独占配信中だ。第3−4話では独自のポリシーを貫こうとするスジンが大統領を殺害し次期大統領候補にのし上がる一方、事態を食い止めようとするドンホも大統領選に出馬し、圧倒的支持率の差を縮めていく展開が描かれた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。(ネタバレ)

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「旋風」は、世界を覆すために大統領暗殺を決意した国務総理と、それを阻止して権力を掌握しようとする経済副総理の対決を描いたNetflixシリーズ。⇒【各話のあらすじと見どころ】

■キャスト
首相パク・ドンホ:ソル・ギョング
副首相チョン・スジン:キム・ヒエ
大統領チャン・イルジュン:キム・ホンパ
秘書室長チェ・ヨンスク:キム・ミスク
カン・サンウン:キム・ヨンミン
ソ・ジョンヨン:イム・セミ
ハン・ミノ:イ・ヘヨン
イ・ジャンソク:チョン・ベス
ほか

キャストについてはこちらも参照→どこよりも詳しい!Netflix「旋風」キャスト、キャラクター人物紹介(画像)…これを見れば初回から楽しめる

■第3話あらすじ
旋風Netflixシリーズ「旋風」独占配信中大統領イルジュン(キム・ホンパ)は意識を取り戻し、首相ドンホ(ソル・ギョング)はテジングループのサンウン(キム・ヨンミン)を陥れるために自ら猛毒を飲んで危篤となり、国家は緊急事態に落ちいるが、なんとしても自身の財界との癒着を隠したい副首相スジン(キム・ヒエ)は病院の人事に介入しドンホの救命を妨害する。状況を救ったのは秘書室長ヨンスク(キム・ミスク)だった。彼女もまた病院の人事を操作し、ドンホは一命を取り留める。

毒も抜けないうちから特別捜査に動き出すドンホ。大統領が目を覚まし、1週間もすれば職務に復帰する可能性が浮上したため、残された時間はわずかだった。大統領の息子ヒョンスを召喚したドンホは世論の逆風を浴び、スジンは不正資金の証拠を隠滅しようと動くがことごとくドンホに先回りされ逃げ場を奪われていく。大統領が目を覚ましても救ってくれないと悟ったスジンは30年前、学生運動に身を投じた自身を守ってくれたイルジュンとの思い出を回顧しながら、眠っているイルジュンを窒息死させ、全て息子の捜査を命じたドンホの責任だと主張し、捜査の中止を求めた。それでも捜査を中止しない方針を示したドンホに対して国民の反感は高まる一方、スジンは感動的な弔辞を読んで国民の同情心を買う。

スジンが次期大統領有力候補と報道され、国会議員たちもそれに追随するようにドンホ率いる内閣への登庁を拒否する中、ドンホは大統領代行から退き、正式に大統領選に出馬する意志を表明した。

■第4話あらすじ
旋風Netflixシリーズ「旋風」独占配信中公開討論会でドンホに検察改革への意見を求めるスジン。どちらに答えてもリスクを負う難しい質問にもひるまず、他の候補が前大統領の美徳を継承する意志を示す中、ただひとり前大統領の負債を背負うと宣言した。

スジンは親戚関係にあるピルギュ(チョン・ヘギョン)を検察に送り込み、捜査を中断させたが、ドンホがそれを再開させたと知ると、虚偽の収賄を捏造し罠を仕掛ける。取り調べを受けるドンホだが、無実を主張するよりも大きな嘘が状況を打破することを知っていた彼は、ヨンスクや状況室長ジョンヨン(イム・セミ)の協力で、通報者と接触しドンホのアリバイを立証し、スジンの罠をかいくぐった。30年前に学生運動の議長を務め、周囲が政界で活躍する中、ひとり落ちぶれることを恐れたミノ(イ・ヘヨン)はスジンの言いつけに背いて会社を処理せずにいた。

選挙で逆転を果たすために、他の候補者らと対話を始め戦略を打ち出すドンホ。圧倒的な中間票数の差にチャンシク議員(キム・ジョング)は候補からの辞退を発表。これを見越していたドンホは、彼が持つ42万票を自分に欲しいと支持を頼んだ。更にサンチョン議員(チャン・グァン)を通じて、あえてスジンにも30万票を入れ、正確な票数をぼやかしていた。こうして予備選ではドンホが僅差で勝利し、スジンは再び窮地に立たされる。



■見どころ
自ら猛毒を飲むことでサンウンに暗殺未遂の容疑を着せ、更に自身が企てた大統領暗殺の容疑まで着せるという大胆不敵な作戦でドンホがサンウンを刑務所送りにする衝撃的な展開で幕を閉じた第2話。続く第3話ではスジンが証拠隠滅に奔走する中、それを先回りして阻止するなどドンホの優勢が描かれたが、中盤で政府への国民の信頼を守るため、大統領を病室で窒息死させるというショッキングな展開から、スジンとドンホの次期大統領の座を賭けた選挙争いへと物語の様相が変わった。

第4話では天と地の差があった支持率が縮まっていく様子が描かれ、他の候補者との緻密な駆け引きが臨場感をもって描かれた。また、劇中でスジンとその夫ミノ、前大統領との関係が30年前の学生運動に遡ることが語られ、不正の発端がテジングループによるミノへの投資だったことや、諸悪の根源がかつて学生運動議長だったミノの自尊心だったことが描かれた。終盤では予備選でドンホがスジンを負かす場面で締めくくられ、第5話での展開に期待を呼んだ。

「旋風」は6月28日からNetflixで独占配信を開始した。

■スタッフ
監督:キム・ヨンワン
脚本:パク・ギョンス

YouTube「旋風」公式予告動画

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