Netflix「旋風」第7−8話:夫を失ったキム・ヒエがソル・ギョングに反撃開始!迫りくる大統領暗殺の対価

06月30日12時05分ドラマ
Netflixシリーズ「旋風」独占配信中

キム・ヒエとソル・ギョング主演の新作韓国ドラマ「旋風」がNetflixで2024年6月28日に独占配信中だ。第7−8話ではスジンは因縁のある人物と手を組みドンホの目論見を阻止しようとするが、次第に追い詰められ大切な人を失う様子が描かれ、ドンホにもまた大統領暗殺未遂の対価を払うときが差し迫り始めた。気になるあらすじと見どころをチェックしてみよう。(ネタバレ)

【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「旋風」は、世界を覆すために大統領暗殺を決意した国務総理と、それを阻止して権力を掌握しようとする経済副総理の対決を描いたNetflixシリーズ。⇒【各話のあらすじと見どころ】

■キャスト
首相パク・ドンホ:ソル・ギョング
副首相チョン・スジン:キム・ヒエ
大統領チャン・イルジュン:キム・ホンパ
秘書室長チェ・ヨンスク:キム・ミスク
カン・サンウン:キム・ヨンミン
ソ・ジョンヨン:イム・セミ
ハン・ミノ:イ・ヘヨン
イ・ジャンソク:チョン・ベス
ほか

キャストについてはこちらも参照→どこよりも詳しい!Netflix「旋風」キャスト、キャラクター人物紹介(画像)…これを見れば初回から楽しめる

■第7話あらすじ
旋風Netflixシリーズ「旋風」独占配信中首相に選ばれたと同時に公聴会で夫ミノ(イ・ヘヨン)の不正疑惑が問われることになったスジン(キム・ヒエ)。彼女のせいで大統領選で政治生命に打撃を受けたサンチョン議員(チャン・グァン)は徹底的にスジンを苦しめる準備を進める。スジンは前大統領夫人を証人として呼び、国民の感情に訴えようと画策するが、既にドンホ(ソル・ギョング)の手引で海外に向かっているところだった。またしても先手を打たれたスジンはジャンソク(チョン・ベス)にドンホが大統領暗殺を企てた証拠を渡した。ジャンソクの質問に答えることができなかったドンホだが、親友が真実に近づく中、より早急にスジンの裏を暴露しようと戦略を進める。

服役中のサンウン(キム・ヨンウン)までもが証人として呼び出されたと知ったスジンは因縁のあったサンチョンと手を組み、テジングループのカン会長(パク・グンヒョン)とも接触し、北朝鮮の人脈に働きかけて騒動を起こすよう求めた。北朝鮮でサンチョンの実父やその家族が処刑されたことが報じられると、世論は同情的になりドンホも証人として呼び出され、スジンを無傷の状態で首相として招き入れる結果となり、遂には時間稼ぎのためにジャンソクら検察の捜査チームも大統領権限で解散させることになってしまう。

■第8話あらすじ
旋風Netflixシリーズ「旋風」独占配信中事態が思わぬ方向に進み、親友ジャンソクが自分が犯した大統領暗殺未遂の真実に近づいてくる中、ドンホが頭を悩ませているのはスジンに口止めされたサンウンが真実を語ろうとしないことだった。カン会長と接触したドンホは不正な取引を持ちかけられるが、彼の狙いはカン会長が獄中にいるサンウンを切り捨てようとしていることをサンウン本人に信じさせることだった。父に見捨てられたと知ったサンウンはミノの会社との取引に使ったマカオの裏口座の番号を明かす。

いよいよ本格的に捜査を受けた会社。スジンは海上警察に中国の密漁船取り締まりを命じると、その隙をついて送金に関わった人物らを海外逃亡させるよう仕向けるが、それに気づいたドンホは虚偽の情報をもとに国家情報院を動かし海上で関連人物らを逮捕。ミノも逃亡を余儀なくされ、サンウンを訪ねると都合のいい証言をするように懇願するが既に逃げ場がない状況まで追い込まれていると知り言葉を失う。

20年前に初出馬で僅差で落選したことや、10年前の選挙で法律に引っかかって政界を諦めたこと、そのおかげでスジンが同選挙区から出馬して今があることを回顧したミノは、当時の自分をより誇らしく思っているスジンの言葉に傷つき、自ら遺書をしたためる。遺書を見たスジンはすぐに捜索するが、マンギル(カン・サンウォン)を助けることにデメリットしかないとスジンを説得。冷淡な彼の言葉はミノから頼まれた最後の願いだった。そして直後に川原に停めてあった車からミノの自殺遺体が発見された。

葬儀で悲しみに暮れる中、弔問に訪れたサンチョンを見つけたスジンは名誉回復と引き換えに作戦に協力するよう提案。ジャンソクのもとには状況室長ジョンヨン(イム・セミ)が前大統領暗殺未遂事件で使われた薬物を手に入れようとしてクラブを訪れた写真が送りつけられ、サンチョンが前大統領の死について調査を要求したことでジャンソクが証人として呼び出された。あくまでも検察の正義を貫こうとするジャンソクの説得に失敗したドンホがやむなく取った手段は、収賄容疑を捏造しジャンソクを緊急逮捕することだった。



■見どころ
スジンをあえて首相に指名し公衆の面前で彼女や前大統領の不正を暴こうと目論むドンホ。第7−8話ではドンホの目的を阻止するためにスジンがあらゆる手を尽くして対抗する様子が描かれ、その中で親友の検事ジャンソクにドンホが大統領を殺そうとした証拠を渡したことで、事態は緊迫感を強めた。検事としての職務を全うしようとするジャンソクと、前政権の不正を暴かなければならないという使命との葛藤のはざまで葛藤するドンホが描かれた。

一方、スジンや夫ミノと財界の癒着の捜査は着々と進み、事態の発端となったミノが自ら命を絶つというショッキングな展開を迎えた。怒りに震えるスジンが大統領暗殺の噂を広め、、最終的に大統領の死に関する調査が大々的に行われるようになると、使命のために親友ジャンソクを目的達成のために逮捕させるなど、正義との乖離が描かれた。果たして正義のために前政権の不正を公表するのが先か、そのための手段だった大統領暗殺未遂の対価を払うのが先か。残される時間が少なくなる中、ドンホがどのような次の一手を打ち出すのかに注目したい。

「旋風」は6月28日からNetflixで独占配信を開始した。

■スタッフ
監督:キム・ヨンワン
脚本:パク・ギョンス

YouTube「旋風」公式予告動画

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