「コネクション」第12話あらすじと考察:チソンを麻薬中毒にしたのはパク・グンロク…最高視聴率14.2%

06月30日09時10分ドラマ
画像:SBS「커넥션」YouTubeよりキャプチャー

29日に放送されたチソン主演SBS金土ドラマ「コネクション」では、ジェギョン(チソン)は自分を麻薬を中毒させたのがサンイ(パク・グンロク)だと知り、怒りを爆発させた。この回のネタバレあらすじと見どころなどを紹介する。次回予告動画はYouTubeにて公開中だ。



「コネクション」第12話ネタバレ・見どころ・視聴率

 この回の視聴率は、ニールセンコリアによると全国10.6%、首都圏11.2%、最高14.2%で同時間帯1位、および12回連続全チャンネルのミニシリーズ1位となった。

「コネクション」は、何者かによって麻薬中毒にさせられた麻薬チームのエース刑事ジェギョン(チソン)が、友人の死を通じて露わになる異質な友情を描いた中毒追跡サスペンス。⇒【各話のあらすじ・見どころ】

■キャスト

【相関図】と人物紹介
チャン・ジェギョン役:チソン
オ・ユンジン役:チョン・ミド
ホ・ジュソン役:チョン・スンウォン
パク・テジン役:クォン・ユル
ウォン・ジョンス役:キム・ギョンナム
 ほか

■第12話ネタバレあらすじ


ユノ、友だちに殺害される


チョン・ユノ(イ・ガンウク)はウォン・ジョンス(キム・ギョンナム)に電話をかけて「助けてくれ、テジンが俺を殺そうとしている」と懇願した。ユノは「奴らがジュンソを殺した。俺はその証拠を見つけようとして警察が踏み込んできた。だが、チヒョンには言わないでくれ。チヒョンもテジンと繋がっているようだ」と話した。

しかし、この電話はスピーカーにしてテジンもチヒョンも聞いていた。パク・テジン(クォン・ユル)は「ジュンソはジェギョン、ユンジンに保険金を残して、俺たち3人が争うことを望んだんだ」としいい、さらに「誰がジュンソを殺したか知ってどうするんだ。気をしっかり持て。俺たちの目の前の敵はジュンソではなくユノだ」と、混乱を鎮めた。

結局、オ・チヒョン(チャ・ヨプ役)がユノを殺害することになり、一度は逃がそうとしたが、結局ユノを殺害。その遺体は後に山中で発見されることに。

ユンジン、ジェギョンにレモンポンを飲ませる


ジェギョンは麻薬の禁断症状で水も飲めない状態だった。ユンジン(チョン・ミド)はジェギョンを助けるため、“パク・ジュンソ”名義で送られた小箱を開けてレモンポンを与えるしかなかった。残りはトイレに流した。

意識が戻り、レモンポンを飲んだと知ったジェギョンは喚き叫び、自責の念に駆られユンジンは「ごめん、君がどれだけ耐えようとしたか知ってるけど、他に方法がなかった」と謝った。ジェギョンは「君も悩んだはず。君の選択は俺にとって最善だったと思う」とユンジンを慰めた。

そしてテジンを疑うジェギョンは、「テジンは検事だから捜査が簡単ではない。サンイを通じてテジンに迫ろうと思う」と言った。その頃、サンイはテジンの名を騙ってコン・ジヌク(ユ・ヒジェ)に電話をかけ、「ドクターの正体は俺だ」と嘘をついた。

レモンポンビジネス首謀者はテジン


ジェギョンはユンジンと一緒にサンイを尾行する。サンイはテジンと会ってジュンソ殺害の証言を録音しようとしたが、失敗。しかし、2人の会話からジェギョンたちは、レモンポンビジネスを始めたのはテジンで、ジュンソは難病の娘の治療費5億ウォンを作るために協力。互いを信じられない2人は8ケタの暗証番号を前後4ケタずつ決めた。しかしテジンは5億ウォンを渡さないばかりか、ジュンソの暗証番号を聞き出すために彼の妻ジヨン(チョン・ユミン)にまで手をだしたと確信した。

サンイの正体


テジンと別れた後、サンイは自分の車に乗り込んで来たジェギョンとユンジンを連れてヨンリュン冷凍倉庫へ向かった。サンイは「俺がやったのはイ・ミョングクの死体を家に運んだだけ。ユノが捕まったら、ジョンスとチヒョンも一網打尽にできると思った」と自白。

そして「ジェギョンをレモンポン中毒にさせたのも俺だ。お前が大嫌いだったからだ」「だからコン・ジヌクを捕まえて、ユン社長(ペク・ジウォン)を捕まえて、俺を捕まえて、そしてテジンまで捕まえてほしかった。だが、お前がコン・ジヌクを逃して計画が狂った」と続けた。サンイは死んだジュンソの捜査をジェギョンがやり遂げることを望んでいたのだ。ジェギョンが嫌う以上にジュンソが好きだった彼は、なんとしてもジュンソの死の真相を解明してほしかったのだ。

サンイは「俺は逃げない。すべて俺が企んだことだから、罪を償うつもりだ。だが、今俺を捕まえたら何も証明できない。ジュンソは薬を売っていただけで、俺は薬を作っていただけだ」と怒りを露わにした。ユンジンは「このサイコパスの言葉を信じて待つつもりなの」と声をかけたが、サンイの言う通り、今彼を捕まえればジュンソの死は自殺と断定されかねない。ジェギョンはサンイを逮捕しなかった。

■第12話の見どころと考察


サンイがジェギョンとユンジンを憎んだのが、友だちを取られた腹いせ。何とも幼稚な理由で恐ろしい犯罪に手を染めたサンイ。高校時代、サンイの友達はジュンソだけだった。しかし“オーディオファイル”にジェギョンやユンジンが入ってから、ジュンソはサークルのメンバーと親しくなったことにやきもちを焼いたサンイ。高校卒業後、サークルのメンバーと疎遠になった後、20年間仲良くやってきたが、ジュンソがまだサークルの皆を恋しがっていた。自分が止めたのに、10回もジェギョンに謝りに行ったのに、ジュンソを許さなかったジェギョンを特に憎んだ。

またこの回では、ジョンスがついにアニョン市でのバイオビジネスの許可を取りつけ、民間宅地開発の権利も得た。息子がビッグビジネスを正式スタートさせたことに喜ぶウォン会長(ムン・ソングン)。しかし、会長はジョンスが麻薬中毒だと知っていた。そしてテジンが、自分に黙って麻薬ビジネスをしていることも。だからテジンに警告したのだった。それを聞かなかったテジンを昇進させることで検察に縛り付けた。

一方、テジンは検事と言う仕事が大嫌いだった。彼は事業がしたかった。会長に会ってピロ洞開発事業を続けさせてほしいと、訴えたが、会長は「麻薬で稼いだ汚い手でクミョングループの仕事をさせられない」とテギョンを切り捨てた。

果たしてジェギョンたちはテジンを追い詰めることができるのか?解毒剤がないというレモンポン。ジェギョンは麻薬中毒から抜け出せるのか?残り4話。気になる第13話は7月5日(金)から。予告動画は以下のYouTubeにて視聴できる。但し、日本語字幕なし。

YouTube|SBS Catch「커넥션」13話予告

SBS「コネクション」は毎週金・土曜日22時から放送。

SBS「커넥션」HP

kandoratop【作品詳細】【関連・各話のあらすじ】