【最終回ネタバレ】「コネクション」第14話あらすじ:チソン麻薬からの解放、暗証番号は友情の証…視聴率14%超え

07月07日06時40分 
(2024年08月14日15時52分 更新)
ドラマ
画像:SBS「커넥션」모아보기より

6日に放送されたチソン主演SBS金土ドラマ「コネクション」最終回で、ついにジェギョン(チソン)は、ジュンソ(ユン・ナム)を殺害した犯人とその裏にある欲望に鉄槌を下し、レモンポン地獄からも抜け出した。第14話(最終回)のネタバレあらすじを紹介する。YouTubeにてハイライト映像など公開中だ。

ニールセンコリアによると、最終回の視聴率は、首都圏で14.8%、全国で14.2%、17.1%と新記録を樹立し、同時間帯の視聴率で1位にランクインした。また、初回から最終回まで14回連続で全チャンネルミニシリーズで1位を獲得する快挙を成し遂げた。20~49歳層(2049)視聴率は4.8%で、その週に放送されたすべてのチャンネルとすべての番組の中で1位だった。(7日、8:30追記)



「コネクション」第14話ネタバレ・見どころ


「コネクション」は、何者かによって麻薬中毒にさせられた麻薬チームのエース刑事ジェギョン(チソン)が、友人の死を通じて露わになる異質な友情を描いた中毒追跡サスペンス。【「コネクション」を2倍楽しむ】では、各話のあらすじと見どころ、考察、視聴率、制作発表会、メイキングなどまとめている。

■キャスト

【相関図】と人物紹介
チャン・ジェギョン役:チソン
オ・ユンジン役:チョン・ミド
ホ・ジュソン役:チョン・スンウォン
パク・テジン役:クォン・ユル
ウォン・ジョンス役:キム・ギョンナム
 ほか

■第14話(最終回)ネタバレあらすじ


チャンスがジェギョンを救った

ジェギョンは強力班に逮捕された。麻薬捜査チームのチーム長チョン・ヨンジュ(ユン・サボン)は、「ジェギョンは被害者だ」と怒鳴り込み、ジェギョンを連れ出した。ジェギョンは麻薬を打たれた経緯を話し、このことをキム・チャンス(チョン・ジェグァン)も知っていると明かした。

ところが、殺人容疑で逮捕されたチャンスはジェギョンを救った。ジェギョンを麻薬中毒にしたのは自分だと言い、チャンスがジェギョンにレモンポンを飲ませたCCTV映像を公開し、ジェギョンが起訴されないように助けた。

サンイのテジンへの3つの復讐計画

ジェギョンに肩を銃撃されたコン・ジヌク(ユ・ヒジェ)は「ドクターはテジンで、ジェギョンから奪った銃もテジンが持っている」と、サンイから騙されたと知らずに告白した。次に、サンイは市長のスキャンダル映像をユンジン(チョン・ミド)に渡す。ユンジンはサンイのジュンソへの友情は執着だと言い捨て、これを記事にするがそれはサンイの復讐のためではないと告げる。

そしてサンイはテジンに電話をかけ、二人の会話を録音した録音記録があると脅迫。テジンはサンイに会うことを決め、サンイはジェギョンにも電話でテジンと会う場所を伝えた。テジンと対面したサンイは、録音など存在しないと言い、テジンは、サンイと自分とは格が違う。そんな自分を脅したと、烈火のごとく怒りだし、サンイを殴りつけた。そこにジェギョンが現れると、テジンに「お前、俺たちの顧客だったんだな」と言い、「一人は麻薬を製造し流通させた主犯で、一人は麻薬中毒の刑事だ。俺の友達はどうなってるんだ」と嘲笑った。

ジェギョンは、ジュンソが死んだ日に、エレベーターを止めた人物、最初に死体を確認して早く立ち去るよう誘導した人物、検死を最後まで妨害した人物…すべてがテジンのやったことだと言い、「お前がジュンソを殺したんだろ?」と問い詰めた。

テジンは「そうだ、俺がジュンソを殺した。でもそんなに急いで殺すつもりはなかった。暗証番号の後ろの数字を知らなかったからな。でもジュンソが突然すべてを公開すると言ったから放っておけなかったんだ」と怒りをぶつけた。「でも9階で発見されたジュンソの靴。あれは俺の計画にはなかった。靴を履いて飛び降りた人も半分はいるからな」とし、ジュンソには検死で発見されないほどの麻酔薬を使ったと続けた。そしてテジンがジェギョンに「ジュンソは20年前とは違う。お前が身体を張ってまで無念を晴らす価値のある人間じゃなかった。目を覚ませ」と叫ぶ。その瞬間、サンイがテジンに向かって銃を撃ち、テジンを殺した。

ジュンソ殺害の裏に隠された欲望

一ヶ月が過ぎ、ジェギョンはジュンソの検死結果を受け取った。ジュンソの爪の下からウォン・チャンホ会長(ムン・ソングン)の秘書のDNAが発見された。ジェギョンは秘書の手帳を調べているうちに不審な点を見つけ、その後ウォン会長を訪ねる。

ジェギョンは「秘書がテジンと共謀したと供述しただけで会長が命じたとは言わなかった」と切り出し、ジュンソが会長に会いにきて、20年前にギョンテをジョンスが殺したと言わなかった?と問う。

事実、ジュンソは会長を訪ね、ジュンソの20年前の殺人、テジンがレモンポン事業をしていることを話していた。何としてもピロ洞開発プロジェクトを成功させたいウォン会長は、テジンにジュンソを殺すよう仕向けたのだった。

ジェギョンに激しく問い詰められたウォン会長は、ついに「そうだ、俺がやった。20年かけて築いた塔が崩れようとしているのに、それを見過ごせるか?だから実行した」と自白してしまう。ジェギョンは録音機を取り出し「あなたを殺人教唆の罪で逮捕する」と告げた。そして、ジョンスも麻薬の容疑で逮捕され、チヒョン(チャ・ヨプ)もユノ(イ・ガンウク)を殺害した容疑で逮捕。



暗証番号は“友達の日”


ジェギョンは麻薬依存の治療を病院で受けていた。ユンジンはジュソン(チョン・スンウォン)と休暇中のジェギョンと3人で、ジヨン(チョン・ユミン)の引っ越しの手伝いに行く。そしてユンジンとジェギョンはジュンソ死亡保険で受け取った保険金の一部をジヨンに渡してやる。ジェギョンは高校生ミン・ヒョヌ(ハン・ヒョンジュン)、ユノの妻シジョン(リュ・へリン)にも今後の生活のためにとお金を渡していた。

引っ越しの荷物の中から懐かしいDVDを見つかる。そこには高校生のジェギョン(チョ・ハンギョル)、ジュソン(チョ・ミング)、ユンジン(キム・ミンジュ)、そしてジュンソ(イ・ヒョンソ)たちサークル“オーディオファイル”の4人が海辺ではしゃぎ、夢を語っている映像だった。

3人は思い出の海辺に出かけ、ジュンソを偲んだ。高校生だった4人はその日を“友だちの日”と決めたことを思い出した。ジェギョンもユンジンもすっかり忘れていた。しかし、ジュソンは母の誕生日だったから覚えていた。そして「数年前にジュンソが“友だちの日”に会いに来た」と話したとき、3人はひらめいた!これが、ジュンソの隠し口座の暗証番号だ。ジェギョンはサンイから前の4ケタを聞いていた。ジヨンの誕生日「0617」に続けて友だちの日「0724」を打ち込んだ3人は歓喜の声を上げた。

■「コネクション」考察


結局、一連の事件が起きた最大の理由は、ピロ洞開発プロジェクトを完成させたいというウォン・チャンホ会長の欲望だった。後継者としては物足りない一人息子のために、高校時代から友達を選んだ父親。そんな父親の元に育ったジョンスにとって友達との関係は友情ではなく利用するもの。ジョンスたちグループの友情は単なる“つながり=コネクション”になっていたのだ。ジュンソにとっての友達はオーディオファイルのメンバーたちだった。自分の勇気のなさからそんな友情を失ったジュンソは、すべてを元に戻そうとして殺されてしまった。
ジェギョン、ユンジン、ジュソンは、亡きジュンソがつなげてくれた友情を生涯大切にすると心に決めた素敵なエンディングだった。もっともジュソンのユンジンへの恋はかないそうもないが。そして気になるのは、暗証番号入力後、バッテリーはどうなったのか?

最後に明るく楽しい友情エピソードで幕と閉じた「コネクション」。3人が友情について語った台詞を最後に紹介したい。

ユンジン「ジュンソが最後に望んだのは何かな?」
ジェギョン「良かったあの頃に戻りたかっただろう。友情がそのままあったときに。友情に執着しすぎると互いに傷つけあうこともある。金と欲心に目がくらむとそこからは友情でなくなる」
ジュソン「そうだよ。最初は友達として始まっても、次第に互いに助け合い、かばい合ううちに変質することが多いよね。そういうのは友情でもなく、何と呼べばいいのか?」
ユンジン「コネクション=繋がり」


続編ドラマとして、チャン・ナラとナム・ジヒョン主演「グッドパートナー」が12日22時から放送される。

YouTube|SBS Catch「커넥션」関連動画

SBS「コネクション」は毎週金・土曜日22時から放送。

SBS「커넥션」HP

kandoratop【作品詳細】【「コネクション」を2倍楽しむ】