「スティーラー~七つの朝鮮通宝~」はチュウォン主演のケイパーコミックアクション(あらすじ、見どころ、キャスト徹底紹介)

07月15日21時30分ドラマ

WOWOWの夏の韓国ドラマが面白い。

WOWOW(月~金曜8:30)枠では「昼と夜」がクライマックスを迎えており、7月23日からはクォン・サンウ主演の短編ドラマ「おっさんずX(危機) ~崖っぷち男の大逆転~」が始まる。その後、7月31日から始まるチュウォン主演の「スティーラー~七つの朝鮮通宝~」を徹底紹介する。





「スティーラー~七つの朝鮮通宝~」は、謎めいた文化財泥棒スカンクと非公式文化財返還チーム「カルマ」が集結し、法の網を逃れる悪党たちに立ち向かうケイパーコミックアクションドラマ。主演は実力派俳優のチュウォンで、彼は文化財庁の変わり者公務員ファン・デミョンと、文化財を盗む謎の泥棒スカンクという二つの顔を持つキャラクターを演じる。



■見どころ


チュウォンの二役


チュウォンが一人二役を演じることで、異なる魅力を発揮する。昼は真面目な公務員、夜は大胆な泥棒という対照的なキャラクターが見どころ。特に、スカンクとしてのアクションシーンやファン・デミョンとしてのコミカルな場面が絶妙に描かれている。


緊張感溢れるストーリー


ストーリーは、失われた朝鮮通宝を巡るミステリーとスリルが満載。スカンクとカルマのチームが悪党たちと対峙しながら、過去と現在を結ぶ宝物を取り戻すための冒険が繰り広げられる。


魅力的なキャラクター


主人公だけでなく、個性豊かなカルマのメンバーや敵対するキャラクターたちも見どころ。それぞれが独自のバックストーリーや動機を持っており、物語に深みを与えている。


ビジュアルと演出


韓国の伝統文化や美しい風景が背景に描かれ、視覚的にも楽しめる作品。特に、スペシャルポスターや劇中で見られる韓国画のようなビジュアルが印象的。


メッセージ性


単なるエンターテイメントだけでなく、文化財の重要性や保護の必要性についても考えさせられるメッセージが込められている。





■キャスト


【チームカルマ】


▼チュウォン(ファン・デミョン/スカンク役)

30代半ば。文化財庁、特別捜査課 公務員。幼い頃から勉強はもちろん、運動にも大きな才能を見せるよくできた息子だった。突然の事故で両親を亡くし、大きな悲しみを抱える。考古学者だった父の意志を継いでソウル大学考古美術史学科に進学し、文化財庁特別調査課の公務員に。しかし、夜になると文化財泥棒スカンクとなって、違法に盗掘・隠匿した文化財の強制還収するために暗躍する。昼間は文化財庁の変わり者公務員、夜は大胆で巧妙な泥棒という二面性を持つキャラクターで、チュウォンの多才な演技が光る。


▼チェ・ファジョン(イ・チュンジャ役)

49歳。スカンクの秘密のパートナー。学生時代にハッキングの能力で安企部の秘密諜報部員だった。安企部が解体されると、あらかじめ買っておいた未来型株式と各種特許によって大富豪になる。お金で買えるよろこびが減り、退屈な人生を送る中、スカンクと出会って生きる活力を取り戻す。その後、チーム・カルマに合流し、好きなだけ才能を発揮させる。


▼イ・ジュウ(チェ・ミヌ警衛役)

27歳。ソウル地方警察庁文化財専担チーム。推理能力はもちろん、格闘スキルまで持つ女性。警察大学を首席で卒業したエリート。しかし上官のセクハラを見逃さずに戦ったために、化財専門チームへ飛ばされ、そこが行くあてのない問題ばかりの警察たちが集まるチームだと知る。しかし、文化財犯罪者たちが強力班の凶悪犯たちに劣らぬ悪党だと知り、俄然熱く燃える。やがてチーム・カルマの一員に。スカンクとの対立や協力を通じて、物語に緊張感と深みを加える。


▼チョ・ファチョル(チャン・テイン 警監役)

51歳。ソウル地方警察庁 知能犯罪捜査隊 文化財専任チーム。強力係麻薬犯の有能な班長だった。10年前に全国最大の麻薬組織を検挙した際、陶器の中に隠された麻薬を回収する過程で陶器24個を粉々にしたのが、韓国の国宝級の高麗青磁たちだったことで、左遷される。懲戒が終わった後、ソウル地方警察庁文化財専任チームへ発令され、歴史と文化財に関する勉強して、今やチャン博士と呼ばれるほど、豊富な文化財の学識を持っている。


▼キム・ジェウォン(シン・チャンフン 警長役)

29歳。ソウル地方警察庁文化財専任チーム 警長。暴力係の刑事出身で百人力のけた外れな戦闘能力を保有。悪名高い文化財犯検挙のため、テインが特別に選抜した人材。険しい見た目とは裏腹に、温かさ、使命感、義理に満ち溢れた彼は、チーム・カルマのムードメーカーであり、なくてはならない戦闘兵器。


▼ミン・スファ(チン・エリ役)

24歳。文化財庁 特別捜査課 末っ子公務員。デミョンの直属の部下。ふがいないデミョンを馬鹿にするが、ある日、デミョンの秘密を知り、自分の意思半、他人の意思半でチーム・カルマに合流する。





【文化財関連犯罪者たち】


▼キム・ヨンス(イ・ドクファ役)

88歳。醜悪な権力者、ヒンダルの秘密雇用主。日本統治時代に親日派の家門に生まれた。解放後は独立運動家の家門として身分を偽り富と栄誉を手にする。検事から国土部長官まで、政府の要職を経て私利私欲を満たしてきた。しかし、民主化が進むとともに居場所を失うが、あらゆる計略を通して生き残る。強欲さは募るものの身体は衰えていく。そんなときに、韓国のどこかに、文化財とともに彼の最後の念願を成し遂げてくれる“霊験の玉”が埋められていることを知る。その場所を教えてくれる唯一の手掛かりが“7つの朝鮮通宝”。これを探すため、彼は自身が持つすべてを賭ける。


▼キム・ジェチョル(チョ・ヒンダル役)

40代前半。暗殺者、骨董品泥棒、ヨンスの部下。生まれたときから手首に半月模様の白い斑点があった。なんの縁故もない孤児出身で、14歳から骨董品泥棒の集団に連れていかれ、盗掘・窃盗・殺人の技術を学んで育った。こうして最高の骨董品専門泥棒、そしてキラーとして名声を広めていった。全国に指名手配されたときに、完全に身分洗浄を条件に、ヨンスの部下となる。


▼チェ・ジョンウ(コ博士役)

60歳。伝説の盗掘人でありお宝ハンター。40年前、活発に活動していた盗掘人として、生まれつきの詐欺知能を発揮し、現在にいたるまでテインの検挙リストの上部に上がる一人。7つの朝鮮通宝に関する秘密を知ったチーム・カルマがこれを得るために特別雇用する。


このドラマは、多彩なキャラクターがそれぞれの役割を果たし、複雑なストーリーを彩る。主演のチュウォンの卓越した演技に加え、脇を固めるキャストたちも個性豊かで魅力的。キャラクター間の化学反応や対立、協力関係が視聴者を引き込む。『スティーラー~七つの朝鮮通宝~』は、アクション、スリル、コメディの要素が見事に融合した作品であり、キャストたちの熱演によってさらに輝きを増している。



WOWOW「スティーラー~七つの朝鮮通宝~」番組サイト
 2024年7月31日スタート他 月-金8:30-9:45

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