「海のはじまり」目黒蓮は父親として泉谷星奈との距離を縮めるが、有村架純の辛さに気がつかない 第3話ネタバレと第4話予告

07月16日09時22分ドラマ
©フジテレビ

7月15日21時からフジ月9「海のはじまり」第3話が放送され、夏(目黒蓮)は少しずつ海(泉谷星奈)との距離を縮める。大竹しのぶ、池松壮亮の感情を押さえながらも迫力のある演技が好評だった。22日に放送される第4話予告動画は番組公式X(Twitter)で公開中だ。弥生(有村架純)が辛い過去を夏に打ち明ける。



フジテレビ月9ドラマ「海のはじまり」第2話放送後のトピックス&第3話予告など!
人は、いつどのように“父”になり、いつどのように“母”になるのか。この時代だからこそ伝えたい“親子の愛”を通して描かれる“家族”の物語を描く「海のはじまり」の第3話が7月15日に放送された。

配信数が順調!


放送後1週間<7月1日(月)~7月8日(月)>で465万再生を獲得した。月9ドラマ枠ではこれまで「ミステリという勿れ」の424万回が最高だったが、その記録を抜いた。(配信数はビデオリサーチにて算出。TVer・FODの合計値)。「silent」と同様に配信で楽しんでいる人が多くいることが証明された。

夏(目黒蓮)が娘と距離を縮める度に、弥生(有村架純)との距離が開く


夏は海が母親・水季(古川琴音)を亡くした辛さを隠して、周りに明るく振る舞っていると思い、その気持ちを吐き出させなければと語りかける。そのシーンで、弥生は涙ぐみ始めた海にハンカチを差し出すも、海はそのハンカチには一切見向きもせずに夏に抱きつく。父と娘の距離がぐっと縮まったが、弥生はそんな二人との距離を広げてしまう。

弥生に突き刺さる朱音(大竹しのぶ)の言葉


朱音は娘・水季を亡くしたばかりで辛い気持ちなのだが、それを他人にぶつけるように、夏や弥生にきつい言葉を吐く。それが押さえた演技であるだけに、どうしようもなく嫌な気分になるように聞こえる。大竹しのぶの演技力がなせることなのだが、弥生に対しての厳しすぎる言葉がネットでも評判になっていた。

また、夏に対しては図書館で水季とともに働いていた津野(池松壮亮)がじわじわと攻める。大竹しのぶと池松壮亮の感情を表に出さないでいて、迫力のある台詞に圧倒される視聴者が多かった。

鳩サブレーにも注目が集まった


8日に放送された第2話で、元恋人の南雲水季の好物として鎌倉名物の鳩サブレーが紹介された。水季が鳩サブレーを好きだったことを覚えていた夏が南雲家に持っていき、大学時代に二人で授業中にこっそりと食べたことを思い出すシーンもあった。もともと人気の高いお菓子であるが、放送後、鳩サブレーを販売する豊島屋の公式ホームページが一時ダウンする事態にまで陥り、月9「海のはじまり」の人気を証明する形となった。

第4話のみどころ


第4話はなんといっても弥生が夏に自分の過去を話すことだ。予告動画で弥生が声をあげて泣きたいところ、シャワーを出しながら、鳴き声を聞こえないようにして泣いているシーンがあるが、そのシーンだけで弥生のこれまでの辛さがぐっとせまってくる。夏は告白した弥生にどんなことを話すのか?

■前回:第3話ネタバレあらすじ


南雲家に行った夏(目黒蓮)は、そこで海(泉谷星奈)と再会する。夏が会いに来てくれたことが嬉しい海は、大喜びして、はしゃぎすぎて疲れ果て眠ってしまう。朱音(大竹しのぶ)は、海が起きたときにいてくれたら喜ぶからと言って、夏に夕食を食べていくよう促す。準備を手伝う夏に、水季に対する思いを語る朱音。

朱音は不妊治療の末に水季(古川琴音)を授かった。そんな水季はあっさりと妊娠して、自分で「やっぱり産む」と朱音に相談もなく決めたという。そして、水季が夏に話さなかったのは「(夏は)選べないから」と。もし、水季が産むといったら結婚するといってくれるというが、選択肢を奪いたくなかったのだという。

夏から電話を受けた母・ゆき子(西田尚美)は、和哉(林泰文)と大和(木戸大聖)に夏から家族全員に話があると言われたことを告げる。家族は全員、弥生(有村架純)との結婚を決めたという連絡が入るのだと思って浮き足立つ。

一方、休日を海と一緒に過ごすことになった夏は、弥生を連れて南雲家を訪れる。弥生の表情をみて朱音は水季ではなく、海と夏と一緒にいるのが弥生なのが許せない気分になる。

海の希望で水季が働いていた図書館に行くことになった三人は、そこで津野(池松壮亮)と会う。津野はイライラして夏にきつくあたってしまう。津野は水季とは同僚以上のものではないといい、恋人などではないと話す。夏と海が水季が書いていた母子手帳を二人で見ている姿を見ていた弥生は疎外感に襲われる。そしてそんな弥生に津野は「外野ですね」と声をかける。

海を送って南雲家に戻った時、弥生は相変わらずイライラが止まらず、弥生が「楽しかったです」というと、子どもを産み育てるのは楽しいだけではないといい、「あなた、子ども産んだことないでしょ」ときつくいう。帰り道、弥生は元気がないが、夏は「楽しかったね」と話すことしかできない。

夏は海を自宅に呼んだ。夏は、水季亡き後も気丈に振る舞う海を心配し、「元気なふりをしなくていい」と悲しみの感情を吐き出させる。感情があふれた海は、黙って夏にしがみつき泣き続ける。夏は海を初めて抱きしめ返し、彼もまた静かに涙を流すのだった。

海岸へ遊びに来た夏と海。カメラでシャッターを切りながらはしゃぐ2人だったが、ふと夏は「パパになってほしいってこと?」と海に聞く。海は「パパやらなくていいよ」と答える。「でも、いなくならないで」と、海は夏に思いを告げる。そんな海に、「一緒にいる」と夏は答えた。

■第4話あらすじ


楽しそうな夏(目黒蓮)と海(泉谷星奈)の様子を眺めていた朱音(大竹しのぶ)と翔平(利重剛)は、亡き娘に思いを馳せ、「水季が生きていてくれたらな…」と涙ぐむ。

南雲家に帰った海は、津野晴明(池松壮亮)に電話し、海岸で夏と遊んだことをうれしそうに報告する。海は津野とももっと会いたいと思ったが、津野は「パパじゃないから」と答える。

一方、夏は百瀬弥生(有村架純)のマンションへ向かう。弥生は、海の父親になることにしたのか、と夏に迫る。すぐに結論を出させようとする弥生に夏はいら立ちながらも、一体なぜ彼女が焦っているのか分からずにいた。そんな夏に弥生は過去を語り始める。

フジテレビ 2024年7月1日スタート。毎週月曜日21時放送「海のはじまり」。出演:目黒蓮(Snow Man)、有村架純、泉谷星奈、木戸大聖、古川琴音、池松壮亮、大竹しのぶほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@umi_no_hajimari」。TVerで最新話無料配信、FODで最新話まで全話配信中。

フジテレビ「海のはじまり」番組公式サイト

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