「新宿野戦病院」ラスト1分、小池栄子が大柄なアメリカ人に襲われた。第3話ネタバレと第4話予告

07月18日10時02分 
(2024年07月18日10時41分 更新)
ドラマ
©フジテレビ

17日に第3話が放送され、母親(臼田あさ美)の彼(趙珉和)から性的虐待を受けているマユ(伊東蒼)の演技に引き込まれた。7月24日「新宿野戦病院」(フジ、水、22時)第4話が放送される。ヨウコ(小池栄子)がアメリカから逃げてきた理由が判明する。予告動画が番組公式サイトで公開されている。



フジテレビ水10ドラマ「新宿野戦病院」第3話放送後の話題と第4話のみどころ

「新宿野戦病院」は、さまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、官九郎節ともいえるときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントだ。その第3話が7月17日に放送された。



トー横キッズ役の伊東蒼の演技が話題に

母親(臼田あさ美)の彼(趙珉和)から性的虐待を受けているマユ(伊東蒼)が最初に登場したのは10日放送の第2話だ。オーバードーズで意識不明となって運ばれるが、家にいたくないし、現実逃避したい。それは自宅に戻れば母親の彼から襲われるからだ。第3話ではせっかく居場所ができかけたマユだが、薬を手に入れるため万引きしてしまい、母親に連絡がいってしまう。警官の岡本(濱田岳)やNPO法人の南(橋本愛)、児童福祉司の人に対して「そういう子って何?かわいそう、みたいな。そういうドラマが好きなら、うち、そういう子の役でいいです」と感情がないように話しながらもその言葉に大きな怒りを感じさせた。さらに、母親の彼に襲われた時虚無感を感じる表情、ヨウコ(小池栄子)から自分の身は自分で守れという言葉を思い出して割り箸を股に突き立てて逃げ出す時の表情など演技に引き込まれる視聴者が多かった。


高峰享(仲野太賀)の美容外科は繁盛したと思ったら閑古鳥

院長・啓介(柄本明)の弟であり不動産コンサルタントの高峰啓三(生瀬勝久)が息子である享(仲野太賀)に格安の美容外科を月曜日限定でオープンさせる。値段もあり、最初は恐ろしいほど活況を呈した。しかし、別の病院で美容医療を受けた韓国人男性の患者を救ったのに、その患者の最初の施術が聖まごころ病院だと拡散されてしまい、一気に閑古鳥が鳴く状態になってしまった。それをみた啓三は「してやったり」という感じで、病院を潰して「歌舞伎町Champagneタワー」なるビルを建てる構想を披露した。

亨はせっかく自分の美容外科ができたと思ったものの、父親にまでだまされていたことを知る。美容外科は命を救う医者ではないと落ち込みそうになったが、ヨウコが戦場でも美容も化粧も気を遣うといってくれた。


第4話みどころ

なんといっても、第3話のラストでヨウコがアメリカ人の薬の売人であるマイケルに襲われ、その後がどうなるかが第4話のみどころとなる。マユが戻ってきたと思って無用意にドアをあけてしまったヨウコを救うのは、やっぱりマユだった。

さらに第3話から登場しているヨウコの母親であるリツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)が病院をかき回す。どんな事態が病院に訪れるのか?


■前回:第3話ネタバレあらすじ

美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)はNPO法人「Not Alone」の新宿エリア代表・南舞(橋本愛)に想いを寄せている。しかし舞は、亨が告白する前に振ってしまう。しかし、二人の距離が縮まったと勘違いする亨。

そんな中、聖まごころ病院では、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)がお金の有り無しに関わらず、患者を優先してしまうことに経理担当・白木愛(高畑淳子)はいらだって、“休みが欲しい”と院長・高峰啓介(柄本明)に懇願する。

そして、日曜休診、月曜は救急のみの対応となった。啓介の弟であり不動産コンサルタントの高峰啓三(生瀬勝久)が、息子の享と共に、月曜限定でビューティークリニックを開業することになった。値段を下げ、宣伝に力をいれたおかげで、病院前に長蛇の列が出来るほどに人気となっていった。

病院の2階の病室にヨウコは住んでいる。隣のベッドにはオーバードーズで運ばれたことのあるマユ(伊東蒼)が住んでいる。遅く帰ってきたマユに薬は最悪だからやるなと告げ、自分の身は自分で守れと話す。

啓三が最先端の高額美容機器を購入したことがきっかけで、啓介と喧嘩に発展してしまう。啓介は美容外科は医者と認めていなかった。

インフルエンサーと称して亨の美容外科を宣伝してくれたイ・オンナ(余貴美子)と亨は食事をした後歌舞伎町を歩いていると、イ・オンナが亨をホテルに連れ込もうとした。そのシーンを南舞が見ていた。慌てる亨だが、その時、南舞に連絡画は行った。警察官の岡本勇太(濱田岳)から聖まごころ病院に保護されている少女・マユ(伊東蒼)が万引きで捕まった知らせを受けたのだ。児童福祉司はマユの母親(臼田あさ美)に連絡を入れてしまっていた。マユは諦めた表情で大人を見ている。そして母親に連れて行かれてしまう。

岡本は南舞が風俗で高額を稼いでいることを、南舞にちらつかせた。南舞は全く動じずにおやじをしばいて120分で15万円かせいで何が悪いという。

そのころ、聖まごころ病院では他の美容外科で施術をうけて大変な事態になっている患者がやってきていた。亨が対応して事なきを得るが、間違って、最初の施術も聖まごころ病院だと噂が拡散されてしまい美容外科は一気に患者を失う。すると啓三が高額美容機器の借金返済のため、病院を壊して「歌舞伎町Champagneタワー」を建てると言い出した。亨の美容外科は2階の6坪だけにされてしまう。

イ・オンナはアメリカ人のマイケルに尾行されていたから亨とホテルに入るふりをしようとしていた。そしてマイケルは聖まごころ病院にも侵入していた。

そのころ、家にもどったマユは早速母親の彼(趙珉和)に身体をまさぐられてしまう。全く感情がないマユに不満をもった彼だったが、マユはヨウコの「自分の身は自分で守れ」という言葉を思い出して、男の股に割り箸をさして逃げ出した。

病室にいたヨウコは足音に「マユが帰ってきた」と思って無用意にドアをあけてしまう。そこにいたのはマイケルで、ヨウコはつるし上げられてしまった。


■第4話あらすじ

聖まごころ病院では、大柄の米国人 マイケルの侵入により、ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)が死闘を繰り広げていた。その様子を見かけてしまった美容皮膚科医・高峰享(仲野太賀)。ヨウコを救ったのは家から逃げ出してきたマユ(伊東蒼)だった。ペヤングの熱湯をマイケルにかけたのだ。

そしてヨウコは自分が襲われた理由を享に話した。当時、米国でヨウコが売人の薬物を奪って燃やした過去があり、それがきっかけで、ヨウコは売人から命を狙われており、日本に逃げてきたという経緯を明かす。

謎の美容系インフルエンサー、イ・オンナの姿をヨウコが見つける。その正体は、ヨウコの実の母 リツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)だったのだ。

リツコは、聖まごころ病院の面々と挨拶を交わしたが、院長・高峰啓介(柄本明)は、リツコとは40年以上も前からの知り合いだと語った。そんな中、聖まごころ病院になにやら不穏な気配が…。



新宿野戦病院 ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)、吉野勇介(萩原 護)、堀井しのぶ(塚地武雅)、村木千佳(石川萌香)、白木愛(高畑淳子)
新宿野戦病院 高峰啓介(柄本明)、白木愛(高畑淳子)
一方で、NPO法人「Not Alone」では、南舞(橋本愛)がDV被害を受けている少女・マユの母親・カヨ(臼田あさ美)と面談を行っていた。
そんな中、新宿歌舞伎町の風俗店で、男の立てこもり事件が発生するが…。

フジテレビ 2024年7月3日スタート。毎週水曜日22時放送「新宿野戦病院」。出演:小池栄子、仲野太賀、橋本愛、濱田岳、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、中井千聖、石川萌香、萩原護、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shinjyuku_yasen」。TVerで最新話無料配信、FODで最新話まで全話配信中。

フジテレビ「新宿野戦病院」番組公式サイト

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