菅田将暉主演『Cloud クラウド』の[Alexandros] 書き下ろし曲を使用した本予告映像解禁

07月26日07時00分映画

黒沢清監督が、主演に菅田将暉を迎えた映画『Cloud クラウド』(9月27日公開)のインスパイアソングとして[Alexandros]の書き下ろし楽曲「Boy Fearless」が使用された本予告編が解禁となる。



映画『Cloud クラウド』とは?

今年の第81回ヴェネチア国際映画祭でのワールドプレミア上映が決まっている 『Cloud クラウド』は、『スパイの妻』(20)で、第77回ベネチア国際映画祭銀獅子賞(最優秀監督賞)を受賞した黒沢監督の最新作で、憎悪の連鎖から生まれる“集団狂気”を描いたサスペンス・スリラー。
クラウド
“転売ヤー”として真面目に働く主人公・吉井(菅田将暉)。彼が知らず知らずのうちにバラまいた憎悪の粒はネット社会の闇を吸って成長し、どす黒い“集団狂気”へとエスカレート。誹謗中傷、フェイクニュース——悪意のスパイラルによってネット社会に拡がった憎悪は、実体をもった不特定多数の集団へと姿を変え、暴走をはじめる。やがて彼らがはじめた“狩りゲーム”の標的となった吉井の「日常」は、急速に破壊されていく—— 。

転売で稼ぐ主人公・吉井良介を菅田将暉、吉井の謎多き恋人・秋子役を古川琴音、吉井に雇われたバイト青年・佐野役を奥平大兼、ネットカフェで生活する男・三宅役を岡山天音、吉井が働く工場の社長・滝本役を荒川良々、そして吉井を転売業に誘う先輩・村岡役を窪田正孝が演じている。


インスパイアソングは[Alexandros]書き下ろし曲

この度、[Alexandros]が書き下ろした楽曲を使用し、菅田将暉がかつてないほど追い込まれ、緊迫感に満ち溢れる予告映像が解禁!年間約200本もの映画を鑑賞するほど映画好きで有名な川上は、かねてより黒沢清監督の大ファン。インスパイアソングのオファーを受けて今回のコラボレーションの依頼を即決。不気味なギターリフと焦燥感を煽るような重低音で構成された楽曲「Boy Fearless」を作り上げた。

楽曲を聞いた黒沢監督は「 [Alexandros]の曲を聞き、凄いスピードで物事が次々と進行する快感と不安とを同時に感じました。もっと先が知りたい、でも知るのが恐い… それはまさに私がこの映画で観客に味わって欲しかった感情そのものです。見事という他ありません。映像だけではどうしても曖昧になってしまう表現を、音楽は時に驚くほど正確に伝えることができるのでしょう」と称賛!また「Boy Fearless」が、9月18日にリリースされる[Alexandros]の最新シングル「SINGLE 2」に収録されることも決定した。


本予告映像

映像は、<転売ヤー>としての日常を送る吉井(菅田)の日常を活写するシーンからスタート。「どこかがおかしくないですか」「馬鹿にしやがって」と、ただ自分の利益を求め、手段を選ばない吉井が無自覚にばら撒いた“憎悪”に対する言葉たちがネット社会の闇へ吸収され、気がつけば「こいつ殺す」と、ネット社会で憎悪の標的になっていた———。「どんどん、沸き上がってる。同じような人間が。空の雲みたいに。」と、映画のタイトルを連想させるような意味深なセリフが差し込まれると舞台は一変。<見えない悪意>が暴走し、実体化した匿名の<狩りゲーム>へ!標的となった吉井に次々と危険が降りかかる!鋭い眼光を向ける窪田正孝、古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々らの不穏な表情にも注目!ラストには、決死の形相で銃を構える菅田の姿が映し出され、手に汗握るスリリングな映像となっている。 主演:菅田将暉×監督・脚本:黒沢清がおくる、“誰もが標的になりうる”日常と隣り合わせの恐怖を描くサスペンス・スリラー『Cloud クラウド』は、今年9月27日より全国劇場より公開。




監督・脚本:黒沢 清 主演:菅田将暉
出演:古川琴音、奥平大兼、岡山天音、荒川良々、窪田正孝
赤堀雅秋、吉岡睦雄、三河悠冴、山田真歩、矢柴俊博、森下能幸、千葉哲也、松重豊
製作幹事:日活 東京テアトル 配給:東京テアトル 日活 ©2024 「Cloud」 製作委員会

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