命は平等じゃない?「新宿野戦病院」小池栄子の爆笑心臓マッサージに驚きの声!第5話ネタバレと第6話予告
31日に第5話が放送され、ヨウコは日本でも、ホームレスと政治家で病院の対応に大きな差がある現実を知らされた。8月7日「新宿野戦病院」(フジ、水、22時)第6話が放送される。病院の跡継ぎを巡り、ヨウコの出生の秘密も明らかになる。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
フジテレビ水10ドラマ「新宿野戦病院」第5話放送後の話題と第6話のみどころ
「新宿野戦病院」は、さまざまなバックボーンを持つ“ワケあり”な登場人物たちが交錯する社会の構図をテーマとし、官九郎節ともいえるときにユーモアを織り交ぜながら、さまざまな悩みや問題を抱えながらも人生を強く生きる人たち・仲間・家族を通して、「命」の尊さを投げかける新たな救急医療エンターテインメントだ。その第5話が7月31日に放送された。第5話は命の重さについての話だった。
ホームレスと政治家の命の重さ
新宿歌舞伎町のホームレス・シゲさん(新井康弘)が救急車で運ばれてくる。エクモがないと助からないが、エクモを備えていて、空いている救急病院は少ない。なんとか探し出してもらったものの、そこに搬送する途中で、別の患者からもエクモの使用要請が入る。それは川島防衛副大臣(羽場裕一)だった。病院に入る順序も変えられ、エクモは川島に使われる。そしてシゲさんは亡くなってしまう。
命の重さは平等というが、保険証もないホームレスと政治の中心にいる国会議員では対応が違っていた。命の重さを考えさせられる第5話となった。
ヨウコ(小池栄子)の爆笑心臓マッサージ
エクモが使えないシゲさんに心臓マッサージでなんとか延命をはかるヨウコだが、そのが爆笑しながらなのだ。笑うことは抵抗力などにいいというが、心臓マッサージをする段階でも笑うというのには驚かさせられた視聴者が多かった。
聖まごころ病院の跡継ぎはヨウコに?
ヨウコが院長の啓介(柄本明)の子どもだとわかった今、病院の跡継ぎにと話は進む。啓介の娘のはずき(平岩紙)はなんとか阻止しようとして、ヨウコが実際には日本の医師免許がないことを院長の弟であり、病院をなくして再開発しようとしている高峰啓三(生瀬勝久)に打ち明ける。
啓三はヨウコを追い出す好機ととらえるが、7日に放送される第6話では、啓三の体調が悪く倒れてしまう。さらにヨウコが自身の生い立ちを知ることになる。病院の跡継ぎについてはずきから気持ちを打ち明けられるのだが、ヨウコはどうするのか?
■前回:第5話ネタバレあらすじ
ここは新宿歌舞伎町。マユ(伊東蒼)を探しにDVをしている母親の彼氏・シンゴ(趙珉和)が聖まごころ病院に押し入ってくるが、マユはシンゴに対して刑事告訴をし、接近禁止命令が出されて事なきを得た。
そんな中、自分が啓介(柄本明)の娘と知らないヨウコは、様子がおかしいはずき(平岩紙)が気になっていた。啓介はヨウコに病院を継いでもらいたいと話すが、それを聞いたはずきは大反対する。リツコ(余貴美子)は、ヨウコがとても優秀な医者であることを語る。それを聞いて、はずきは、病院を飛び出してしまう。はずきは浪人しても医学部に受からず、医者と結婚することもできずに働いていることにコンプレックスを感じていたのだ。
マユも母親のカヨ(臼田あさ美)と今後の生活について話し合っていたが、やり直したいと思うカヨの気持ちとは裏腹に自分の感情をぶつけてしまう。それに立ち会っていた高峰享(仲野太賀)と南舞(橋本愛)。その帰り道、突然、南舞に手を握られてテンションが上がる享だった。しかし、手を握られたことで亨はなぜか南舞に対して“蛙化現象”を起こしてしまっていた。さらにヨウコにハグしてもらったことでヨウコに対しての好意がましていた。
聖まごころ病院には夏になると涼みにくるホームレスがいる。シゲさん(新井康弘)だ。ヨウコは風呂に入れてやり、自分のベッドを提供してあげた。
そんなシゲさんが救急で運ばれてきた。エクモを使わない限り助からない。白井(高畑淳子)にエクモが使える救急病院をあたってもらう。すると勝ちどきにある病院が受け入れてくれることになった。荷物の中から保険証などを探すが、見付からない。南舞たちがやっているNPOのシールのついた扇風機をもっていたので、NPOに連絡すると本名と緊急連絡先もわかった。
病院に到着し、入れてもらおうとすると、警備員に一端下がるように言われる。別の救急車が割り込んできたのだ。そこに乗っていたのは政治家だ。川島防衛副大臣(羽場裕一)で、こちらもエクモが必要だ。エクモは川島に使われた。ヨウコは怒りながらも、シゲさんの心臓マッサージを行う。そこにシゲさんの息子もやってきた。笑って助けようとするが、どれだけマッサージしてもシゲさんは助からなかった。
ヨウコは川島のもとに行き、自分が米軍の軍医をしていたこと、アメリカは上級国民と一般の国民では医療に差があることを告げ、日本はアメリカのまねをしなくていいという。川島は「わかりました」というだけだった。
そのころ、ヨウコのことを面白くおもわないはずきはヨウコの医師免許を探し出し、それが日本では通じないアメリカの免許であることを知った。
■第6話あらすじ
ヨウコ・ニシ・フリーマン(小池栄子)が日本の医師免許を持っていないことを知った高峰啓三(生瀬勝久)が高峰啓介(柄本明)を問い詰める。高峰享(仲野太賀)はヨウコを必死で庇い、最終的にはヨウコに惚れていることを打ち明ける。
その話の流れで、ヨウコが高峰啓介とリツコ・ニシ・フリーマン(余貴美子)との間に生まれた娘であることも明らかになる。そんな中、啓三の体調が悪くなった。
後日、高峰はずき(平岩紙)はヨウコを聖まごころ病院の屋上に呼び出して、ヨウコに自身の胸中を話すことに。
一方その頃、岡本勇太(濱田岳)から南舞(橋本愛)がSM風俗店に勤務していることを伝えられた享その店で南を指名してしまい、予約を入れてしまう。
フジテレビ 2024年7月3日スタート。毎週水曜日22時放送「新宿野戦病院」。出演:小池栄子、仲野太賀、橋本愛、濱田岳、平岩紙、岡部たかし、馬場徹、塚地武雅(ドランクドラゴン)、中井千聖、石川萌香、萩原護、余貴美子、高畑淳子、生瀬勝久、柄本明ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@shinjyuku_yasen」。TVerで最新話無料配信、FODで最新話まで全話配信中。
◇フジテレビ「新宿野戦病院」番組公式サイト
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