ド・ギョンス(EXO/D.O.)の魅力でファンの心の花も満開…初の単独日本ファンコンサート、大成功で幕【横浜4日レポート】

08月13日08時00分ドラマ
クレジット:COMPANY SOOSOO 写真(15枚):3日と4日公演分

ド・ギョンス(EXO/D.O.)が、8月3日と4日の2日にわたって「DOH KYUNG SOO ASIA FAN CONCERT TOUR BLOOM-2024 JAPAN FINAL-」を開催し、ファンに熱いステージを届けた。4日の最終公演を取材したのでレポート。公式サイトにはギョンスからのコメント動画が公開中だ。



最終公演では3rdミニアルバム『成長 (BLOSSOM)』の「Mars」や「Simple Joys」など全10曲とファンからのリクエストでは尾崎豊「I LOVE YOU」など5曲の1節を披露した。

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DOH KYUNG SOO ASIA FAN CONCERT TOUR BLOOM -2024 JAPAN FINAL-

会場:横浜 ぴあアリーナMM
 8月3日(土)開場16:00/開演17:00
 8月4日(日)開場15:00/開演16:00



【オープニング】

最終公演は、3rdミニアルバムのタイトル曲「♪Mars」でスタート。聞く人の心をとろかす甘い歌声とメロディーが完ぺきな調和を成し、会場いっぱいのファンたちは最初のステージから大歓声を上げた。



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1曲目の後、ギョンスは深々とお辞儀し、ファンから「可愛い!」の声援。「皆さんこんにちはー!僕のファンコンサートBLOOMにホントに、本当にようこそ。お久しぶりです。僕はド・ギョンスです」と完璧な日本語で挨拶。この日のMC藤原をギョンスが呼びこんだ。
※藤原倫己は、日本人史上初のK-POPアイドルとしてデビューし、日本と韓国で幅広く活躍している。



【着席トーク】

コンサートのタイトル「BLOOM」の説明から。ファンと一緒に美しく咲き誇って欲しいとの願いからつけたと説明。そして「皆さんは見たまま、感じたまま楽しんでください」とお願いした。



ドギョンス

<KYUNG SOO In BLOOM>

スクリーンには朝顔、ひまわり、ローズマリーなどの6種類のイラストが映し出されたが、これはギョンス自らが描いたもの。ここではBLOOMにちなんで6つの花をテーマに トークを展開する。


テーマトークの前に「雨が降った森の中」「果物」「柔軟剤」「本」そして「この空気(会場)」それぞれの香りの中で、ギョンスが好きなのは?と、MCから聞かれると、ギョンスは両手で会場の空気を仰いで「今~。本当にいい香り」と吐息と共に答え、会場からは拍手喝采。



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<写真でトーク>

最初のテーマは「嬉しいお知らせ」の花ことばを持つ「朝顔」にちなんで、ギョンスが朝起きて最初にするのは「歯磨き」。朝のルーティンは特にないが、「必ずご飯を食べてステージに上がります。食べないと歌に力が入らない」と食いしん坊らしい回答。次は、卵焼き定食を食べる写真。日本に到着するや否や食べたそうだ。料理上手のギョンスらしく、「韓国=焼く、日本=ふわふわで美味しい」と日韓の卵焼き比較をした。次はかつ丼を食べている写真。これは前日(3日)の公演で選んだ夕飯のメニュー。今日(4日)は開演20分前に食べた「油そば」をまた食べると約束し、ファンにも「油そば」を熱烈おススメ。


料理上手のギョンスが料理へ関心を持ったのは、映画『リトル・フォレスト』(橋本愛主演)と『かもめ食堂』(小林聡美主演)がきっかけ。「自分で育てて収穫し、料理をする姿を見て幸せそうだと感じ、料理に関心を持つようになった」と説明。何か食べ物を育てるなら「紫蘇」と即答。日本の料理ではだし巻き卵と油そばを作ったことがあるそうだ。今後作りたいのはご飯好きを自認するギョンスらしく「おにぎり」と手振りを加えて返答。


UFOキャッチャーの写真。1回目で見事キャッチしたと自慢げ。2回目はキャッチできずにしゃがみこんで頭を抱える残念な写真も披露(笑)。ここでギョンスからキャッチしたぬいぐるみをファンにプレゼントすると告知。結局キャッチできたのはネコとプーさんのぬいぐるみの2つだけ。それもでもギョンスの「プーさんかわいいですね」の日本語にファン大興奮。抽選で2名にプレゼントされた。



ド・ギョンス

<ゲームで楽しむ>

次のテーマは「天真爛漫」が花言葉の「デイジー」。伝統的な日本の福笑いゲームに初挑戦でギョンスの天真爛漫な姿を披露。ただし、おたふくではなく、ギョンスが描いたペンギン“チレギ”のイラスト。用意された「ペンギンの小さな目」の目隠しで、ギョンスの大きな目が隠されファン大爆笑。ファンの掛け声の応援を受けて、最終的にはほぼ完ぺきな仕上がり。





<出演作の思い出>

「若い頃の思い出」が花ことばの「ライラック」。2024年7月23日は俳優ド・ギョンスのデビュー10周年、全員からの「おめでとう」と大拍手でお祝い。ギョンスは「共感し素敵な時間を過ごしてもらえる演技が目標」と語った。「これは歌も同じです」とアーティストのディオとしてもコメント。


彼のデビュー作「大丈夫、愛だ」についてのトークでは、演技レッスンを受けなかった理由を「ぎこちなくなると思ったから」と説明し、演技の楽しさを感じたエピソードを共有。スクリーンには「主演のチョ・インソンがギョンス扮する謎の少年ガウンの足を洗って靴を履かせてやる」名シーンが流れた。
※名シーンが流れると、視聴したファンが涙を流す一幕も。筆者もその一人。初めて出会った新人俳優の演技に驚愕した印象をこちらで紹介している⇒第10話見どころ



ギョンスは「このシーンが一番刺激を受けた」と振り返り、「歌は歌詞で、演技は台詞で感情を伝える」と真剣トーク。客席の雰囲気がしんみりしたのを感じとったギョンスは、「声を出して!」と、元気パワー注入。


日本の作品で最近観たのは「地面師たち」(監督・大根仁、W主演・綾野剛&豊川悦司)で個人的にお気に入りは「ブラッシュアップライフ」(主演・安藤サクラ×脚本・バカリズム)、「本当に楽しいです」と太鼓判を押した。
※「ブラッシュアップライフ」は2023年の1月期の大ヒットタイムリープヒューマンコメディだけに、視聴したファンも多いようで、ひときわ高い歓声が上がった。こちらで【各話のあらすじと見どころ】を紹介している。



また、次回作が「彫刻都市」で、「初めてものすごい悪役にチャレンジする」とギョンスがサプライズ告知。「悪役をすごくやってみたかった」というギョンス。「今まで演じてきた役は、全部いい人。いつも殴られ苦しめられ、悲しい役柄ばかり」とし、「(新作では)反対に苦しめてやり返す」と会場を沸かせた。



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<ファンからの質問に答える>

「あなただけを見つめます」の花ことば「ひまわり」にちなんで、ファンからの質問に答えるコーナー。いつもはホワイトボード2台のところが、今回は3台にビッシリ質問がはりつけられている。質問というより「感謝」のメッセージが多いようだ。そんな中、ギョンスが目ざとく見つけたのは「生、紫蘇(シソ)」。1枚手に取って匂いを嗅いで恍惚のギョンスにファンアたちは笑いのつぼに。他にもご飯好きなギョンスにおススメしたい「しそ海苔納豆」や三島の「鮭ひろし」のパッケージがはりつけてあり、ギョンスはそのパッケージを大切にポッケの中にしまった。もちろん紫蘇も(笑)



質問では人生最後に食べたいものを聞かれ「インスタントラーメン3つ入り」、ウインクのおねだりには最高のウインクをした後、「本当に嫌です」と大テレ。



【to DO list】

今度はファンが聞きたい曲の一節をギョンスがライブで歌うコーナー。「(It’s Love(다시, 사랑이야)」、「♪Goodbye summer」を披露。ギョンスの好意で他にも日本の楽曲「♪ドライフラワー」、「♪花束の代わりにメロディーを」、「♪I LOVE YOU」の3曲と、「♪Someone You Loved」を唯一無二の歌声で生披露してくれた。

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ここでMCとはお別れ。ギョンスは「藤原さんのMCが良かったのでとても楽しかったです」と伝え。MCが退場した後も、「僕一人だったらこんな楽しい時間をつくることはできなかった」と、謝意を口にした。





【歌のコーナー】

ここからはギョンスの歌を披露。
「♪Simple Joys」に続いて「♪That’s okay」をファンと共に「괜찮아、괜찮아」をコール&レスポンス。ギョンスが一旦退場。ステージにはギョンスのプライベート映像が流れた。



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<「♪I Do」を歌いながらトロッコで再登場>

ファンへバズーカーでボールのプレゼント。「ボールを遠くまで飛ばす要領を掴んだ」と、4階席まで届かせファンから大歓声。「♪Some body」を披露。ボールの手投げや銀テープの発射もあり、大盛り上がりのライブ会場と化した。中央の特設ステージに立ったギョンスは、ステージ近くのファンにもボールを渡す気配りも忘れない。しかも、ある1つのボールには3つのサインとハート3つ書いたと明かし、キャッチしたファンは手元のボール確認など大騒ぎ。



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するとギョンスは困り顔。「次の歌は立って聞く歌ではない」と着席を促し、「僕の歌で立って聞く歌はそう多くない」と残念そう。それでも「♪My Dear」をしっとりと歌った。ちょっぴり静まった客席に向かってギョンスが、各階の声援対決で盛り上げた後、「♪Ordinary Days」、「♪Good Night」を続けて披露。そして3枚目のアルバムの中で、個人的に一番好きな歌詞だと紹介し「♪bout Time」をしっとりと聞かせた。



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「これから、浮かれて大丈夫です!全員立って!最後の曲です」の説明に、客席大ブーイング。するとギョンスは、お隣同士挨拶を交わして親しくなる5秒タイムをスタートさせ、セカンドアルバムから「♪I’m Gonna Love You」を披露して退場。



【アンコール】

会場一体になって、「ド・ギョンス」のかけ声と手拍子でアンコール。色とりどりの紙吹雪とポップコーンの映像をバックにギョンスが「♪Popcorn」の歌でアンコールに応えた。

「一人でこんな大きな舞台は昨日と今日で初めて。大きな歓声で大きなエネルギーをもらえて元気です。幸せな思い出になればうれしいです。またすぐに一生懸命に準備をしてまた来ますから、ひとまず記録を残すために写真を撮りましょう」と提案。



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「皆さん元気で、絶対ケガしないでください。絶対ビタミン摂取を忘れないで。風邪もひかないように…」そして「今日の晩御飯は?」「油そば(笑)」とファンとの奇妙なコール&レスポンス、「本当に本当に楽しかったです。ありがとうございました。ギョンスでした。(@^^)/~~~、またねー」と日本語の挨拶で、初の単独ファンミーティングの日本公演の全公演は幕を閉じた。



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【セットリスト】

 OP:「Mars」
 to DO list:
 「(It’s Love(다시, 사랑이야)」(D.O)
 「Goodbye summer」(f(x))
 「ドライフラワー」(Yuuri)
 「花束の代わりにメロディーを」(清水翔太)
 「I LOVE YOU」(尾崎豊)3曲と、「♪Someone You Loved」(Lewis Capaldi)


 歌のコーナー:
 「Simple Joys」
 「That’s okay」
 「My Dear」
 「Ordinary Days」
 「Good Night」
 「bout Time」
 「I’m Gonna Love You」
 アンコール: 「Popcorn」

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