【最終回ネタバレ】「監査します」シン・ハギュン正義を実現し、第12話視聴率9.5%で有終の美

08月12日08時12分ドラマ
画像:YouTube|tvN「감사합니다」よりキャプチャー

信頼が通じる世界を目指して…「監査します」最終回でシン・ハギュンがイ・ジョンハに過去の秘密を打ち明けた。

8月11日に放送されたtvN土日ドラマ「監査します」第12話(最終回)では、シン・チャイル(シン・ハギュン)がファン・セウン(チョン・ムンソン)の悪行を暴き、JU建設を去る姿が描かれた。この結果、ニールセンコリアによると、全国視聴率9.5%、首都圏は10.1%の自己最高を記録して有終の美を飾った。



「監査します」は、横領、不正、事件や事故が横行するJU建設会社の監査室を背景に冷徹な監査チーム長と熱血新入社員をはじめ監査チームのドタバタチームワークを描いたオフィス捜査劇。⇒【各話のあらすじ・関連記事】

■キャスト
監査チーム長のシン・チャイル役:シン・ハギュン
新入社員ク・ハンス役:イ・ジョンハ
JU建設の副社長ファン・デウン役:チン・グ
新入社員ユン・ソジン役:チョ・アラム
元社長ファン・セウン役:チョン・ムンソン
 ほか

シン・チャイルは、ファン・ゴンウン社長(イ・ドヨプ)の死の裏に潜む陰謀を解明するために動き始めた。ファン社長が亡くなった後、彼の弟であるファン・セウン(チョン・ムンソン)とファン・デウン(チョン・ムンソン)のどちらかが裏金を横領し、その結果として社長を殺害したのではないかと考えたチャイルは、真相を突き止めるべく追跡を開始した。捜査の過程で、チャイルは裏金の管理人であるチェ・ジョンウ本部長(ホ・ジュンソク)と共に一箇所に閉じ込められ、放火の危機にさらされる。実際に犯行を行ったのはセウンだった。

チャイルは当初、ファン社長が亡くなる前に最後に病院を訪れたデウンを疑っていたが、セウンが真犯人であることを確認して意識を失う。その後、デウンが現場に駆けつけ、チャイルとチェ本部長を救出。チェ本部長は病院で意識を取り戻すことができなかったが、チャイルはファン社長の火葬を阻止するため、急いで葬儀場に向かう。そして、デウンをファン社長の殺人者に仕立て上げることで、火葬を止めようとした。

デウンは普段から自分を嫌っている義姉イム・ユソン(イ・チェギョン)がすぐに反応すると確信し、セウンを捕まえるためにチャイルと手を組むことを決意。デウンが殺人容疑で捜査を受けている間に、ファン社長の解剖が行われ、セウンはチャイルを業務支援チームに異動させて証拠を隠蔽しようとした。さらに、セウンはデウンに殺人容疑と裏金横領の罪を着せようと画策する。

チェ本部長の死亡により状況はセウンに有利に展開し、彼は臨時株主総会を開いてデウン副社長の解任を図る。しかし、デウンはチャイルと共に会議室に現れ、形勢を逆転させた。デウンは自分にかけられたすべての容疑がセウンにあると主張し、解任案を提出した。チャイルは、ファン・ゴンウン社長の裏金を管理していたチェ本部長が、ファン社長の死後、セウンと共に裏金を捻出した証拠を提示。

チャイルはチェ本部長が残した帳簿と通話記録を提示し、セウンがチェ本部長に薬物を注射している映像を公開した。実は、チェ本部長はチャイルの助言に従い、セウンの悪行を暴くために自ら罠にかかっていたのだった。チェ本部長は実際には死んでおらず、デウンがセウンの金庫から注射器を発見し、ファン社長殺害の証拠も見つけることができた。

こうして、ファン社長を殺し、チェ本部長を殺そうとしたセウンは、賄賂提供、殺人未遂、そして殺人罪で起訴されることとなる。チャイルはセウンに「一つだけ気になることがあります。なぜ私をスカウトしたのですか?」と問いかける。セウンは「私は公正で正義を貫くために発展させたかった。しかし、不正と腐敗は根強かった。悪を相手にする時、時には自分自身が悪になる必要がある。それがシンチーム長の持論じゃないか。私もそうだった」と答えた。しかし、チャイルは「それは詭弁です。どんな言葉で装っても、あなたはただの危険な犯罪者に過ぎません。法の裁きを受ける以外に、あなたには選択肢はありません」と厳しく指摘し、セウンは逮捕された。

デウンが新社長に就任し、会社は新たな体制に移行。自分の役目を果たしたと感じたチャイルは、デウンの引き留めに応じず、会社を去る決意を固めた。彼は監査チームのメンバーと共に退職の宴会を開き、皆に感謝の意を伝えた。「皆さん、今まで十分に役割を果たしてくれました。本当にお疲れ様でした」と言葉を残し、静かに会社を去る。

画像:YouTube|tvN「감사합니다」よりキャプチャー画像:YouTube|tvN「감사합니다」よりキャプチャー

グ・ハンス(イ・ジョンハ)はチャイルを見送りに来て、「車に乗るところまでお供します。私にこの仕事がうまくできるでしょうか?」と尋ねた。チャイルは、過去に自身が監査を適切に行わなかったことで建設現場の崩壊事故を招き、その結果として父親を失った経験を打ち明けた。「その時に気づいたのです。監査は人命を扱う仕事だと」と彼はハンスに語りかけた。さらに、「私もハンスさんが夢見る信頼が通じる世界が訪れることを願っています。それまでは、曇りのない視点を持ち続けてください」と激励し、ハンスは「今まで本当に感謝しています」と感謝の意を表した。

その後、ユン・ソジン(チョ・アラム)は部署を異動し、ハンスは監査チームに残ることを選んだ。ハンスは以前とは違い、監査の過程で冷静さを保つようになり、他の職員たちは「ハンスがチャイルに似てきた」と話すようになった。最後に、チャイルは公職警察本部の本部長にスカウトされ、新たな役割を担うことになった。


最終回の見どころである臨時株主総会のシーンと、ラストでチャンイルがハンスに自身の過去を打ち明けたシーンがYouTubeにて公開されているので、最後に紹介しよう。

YouTube「株主総会に現れたチン・グ×監査チーム、チョン・ムンソンに向けて逆攻」

YouTube「シン・ハギュン、監査に命を懸ける理由」

tvN土日ドラマ「監査します」の後はチョン・へイン×チョン・ソミン共演のラブコメ「となりのMr.パーフェクト」を16日から放送する予定だ。

tvN「감사합니다」番組サイト

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