杉野遥亮の演技が“ヤバイ”とSNSで話題に…「マウンテンドクター」第6話、MMT意識改革と“歩”の復帰

08月13日07時00分ドラマ
画像:カンテレ「マウンテンドクター」番組サイトより

8月12日に放送したフジテレビ系「マウンテンドクター」(月曜22時)では、周子(檀れい)からMMTから離れるように命じられた歩(杉野遥亮)が、MMTに戻って来るまでが描かれた。第6話のネタバレと見どころと第7話の予告あらすじを紹介する。カンテレドーガとTVerで最新話無償配信、FODとNetflixで最新話まで全話配信中だ。



「マウンテンドクター」は、長野県松本市を舞台に、山岳医療の現場に放り込まれた青年医師が、さまざまな思いを抱えた仲間、自身の過去と向き合い、成長していく様を描く完全オリジナル作品。



■杉野遥亮の絶品演技が話題に

今回も歩役の杉野の演技が光った。周子に院長室に呼ばれたとき、「何より登山者の命を考えて判断しないと…医師として、と、当然の判断をしないと…」と詰まりながら持論を展開する切羽詰まった演技や、終盤、宇田(螢雪次朗)からのハガキを読んだ後の嗚咽。

SNSにも「杉野遥亮って俳優、今めっちゃ話題やばい。ドラマで山岳医とゆるい武士とか超真逆の役やっててw 「マウンテンドクター」はマジでハラハラドキドキするし、「磯部磯兵衛物語」も面白すぎて腹よじれる笑いを堪能したわ。杉野遥亮、演技力マジでスゴすぎる。」と杉野の演技力を激賞するコメントや、「こんなの見たかった!北アルプスの素晴らしい景色、医療ドラマならではの緊迫感、群像劇の一人ひとりドラマが描かれる…」など、作品のすばらしさに感動するコメントが散見できる。


マウンテンドクター画像:カンテレ「マウンテンドクター」番組サイトより

■第6話ネタバレ

宇田(螢雪次朗)が山で命を落としたのは、自分が身体の変調を見落としたから…。宇田の死に打ちひしがれる歩(杉野)。そんな中、院長の周子(檀)は歩に対する江森(大森南朋)の厳しい指摘の真意を問いただす。江森は冷たくも、「山岳医である以上、心臓の問題にも対応できなければならない」と断言する。

患者の命を守るためには、思いやりだけでは不十分だと感じた歩は、診断に対して慎重になりすぎる。患者からクレームが入り、周子から「しばらくMMTを休むように」と命じられてしまう。

そんな矢先、山でけいれんを起こした子どもがMMTに運び込まれるが、小宮山(八嶋智人)たちは原因を特定できない。江森の診察により、子どもが毒性のある植物を口にしたことが判明するが、彼はメンバーの山岳知識の不足を痛感し、「このままではチームを解散した方が良い」とまで言い放つ。その上、県から視察に来ていた純家(松尾諭)も厳しい指摘をし、MMTは存続の危機に直面する。

小宮山は責任を感じて落ち込む歩に、「宇田さんの死を一人で背負うな」と叱咤。小宮山も宇田を救えなかったことに悔しさを抱いていた。循環器内科医の掛川(近藤公園)もまた、自分が検査していれば宇田の異常に気付けたかもしれないと、歩ひとりに責任を押し付けたことを後悔していた。

一方、典子(岡崎紗絵)はひょんなことから母・聖子(池津祥子)にMMTのメンバーであることを知られてしまう。驚いた聖子は典子を叱るが、彼女は山岳医療に対する強い思いを語る。

宇田の死がメンバーの意識を変えたが、歩はふさぎ込んで家族とも話をしなくなり、父・市朗(遠山俊也)からも「医者失格だ」と叱責される。まだら認知症の市朗は長男の死を受け入れられず、「兄ちゃんが隣の部屋にいる」と歩を責め続ける。限界に達した歩は、「兄ちゃんは山で遭難して死んだんだ!」と叫んでしまう。

小宮山はMMTのメンバーを集め、「宮本がいなくても、チームを解散させるなんて悔しくないか」と奮起を促す。メンバーたちは自らの役割を再認識し、玲(宮澤エマ)を中心に山岳医療の勉強会を開くことを決意。江森と周子は、彼らの成長を静かに見守る。

歩を呼び出した江森は「MMTにしかできないことがあるかもしれない」と語り、宇田が山から送ったハガキを手渡す。そこには、宇田が「山を諦めない勇気をくれたのは君だ」と、歩への感謝が綴られていた。

涙する歩に典子は「みんな前を向いている」と励ます。そこに母・幸恵(石野真子)から「市朗が行方不明になった」との連絡が入る。

必死に父を捜し回る歩だが、夜になっても見つからない。市朗が兄を捜しに山に入ったのではないかと歩が考えた時、病院から「市朗が山道で倒れて運び込まれた」との連絡が入る。

病院では、MMTが市朗の処置に当たり、これまでの勉強の成果を発揮して見事に対応する。小宮山が駆けつけた歩に「早く着替えて来い」と指示を出し、歩も治療に参加する。周子と江森は、彼らの成長に驚く。
歩は、MMTに戻してほしいと周子に頼む。「怖くないの?」と聞く周子に、歩は「怖いです」と答え、それでも患者を救うために前に進むと決意を話す。周子は「あなたが山の怖さを知っているからこそ、MMTに必要だった」と歩をMMTに選んだ理由を語る。

再び患者に寄り添う優しい診察を始めた歩は、江森にMMTに復帰したことを報告。「がんばれよ」という江森に、「自分を鍛えてくれませんか」とMMTに来てほしいと頼む。しかし江森は「俺には時間がないんだ」と断る。その頃、典子の母・聖子が院長室を訪ねていた。




■第7話予告あらすじ

歩(杉野遥亮)がMMTに復帰し、メンバーたちは山岳医療への意欲を新たにしていた。しかし、典子(岡崎紗絵)の母・聖子(池津祥子)が突然病院を訪れ、典子が麻酔科医であることを知って怒り、彼女を病院から連れ帰ってしまう。その週末、山小屋で歩はカメラマンの長田拓(谷恭輔)と出会う。拓は家族よりも山を優先したことで妻の怒りを買っており、歩はその気持ちに共感する。そこに典子が現れ、なぜ母に嘘をついて麻酔科医になったのか、その理由を歩に打ち明ける。翌日、拓が落石事故に巻き込まれ、右足が岩に挟まれてしまう。歩は江森(大森南朋)に相談し、拓の命を守るために究極の決断を迫られる。


「マウンテンドクター」スタッフ・出演者など

カンテレ・フジテレビ 2024年7月8日スタート。毎週月曜日22時放送「マウンテンドクター」。出演:杉野遥亮、大森南朋、岡崎紗絵、向井康二(Snow Man)、宮澤エマ、檀れい、八嶋智人、近藤公園、トラウデン直美、⼯藤美桜、吉⽥健悟、遠⼭俊也、平⼭祐介、⽯野真⼦、⽯丸謙⼆郎ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@_mountaindoctor」。



カンテレ・フジテレビ「マウンテンドクター」番組公式サイト

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