チャン・グンソクの戦略が大絶賛!出演者の騒動で注目度アップ?Netflix「ザ・インフルエンサー」韓国での反応(ネタバレ)

08月15日08時00分芸能
Netflix KOREA公式YouTubeより

チャン・グンソクが出演するNetflixの新サバイバルシリーズ「ザ・インフルエンサー」が公開されるや否や、韓国内にとどまらず全世界で大きな話題を集めている。全7話の本作品、まず8月6日(火)に4話までが公開され、翌週13日(火)に5〜7話公開された。今回は後半のネタバレ含む内容や、韓国での評判などをご紹介したい(ネタバレあり)。

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「ザ・インフルエンサー」はYouTube、TikTok、Instagramなどで活躍する77人の大人気インフルエンサーが、あらゆるスキルと戦略を駆使して誰よりも多くの注目を集め、高額賞金獲得を目指すソーシャルサバイバル番組。本作品は俳優でアジアのプリンスことチャン・グンソクをはじめ、韓国SNSを支配するインフルエンサー77人が一堂に会し、熾烈な争いを繰り広げる。⇒「前半」紹介



既に公開済の第4話では、第3ラウンドにて2人1組で挑む「注目を集めるフィード投稿」におけるチャン・グンソクの活躍ぶりが話題となった。ランダムで選ばれた100人の評価団が投稿を見る時間はたった7秒。評価団のアイトラッキングを利用してデータ分析、順位が決定されるというルールであり、いかに注目を集める投稿ができるかが重要だ。そんな中でチャン・グンソクはチームを組んだマイブーとの親しげな写真を投稿、そこには「チャン・グンソクの近況」「彼女の写真流出」と過激な文章が!チャン・グンソクは「平凡でありながらも奇抜なアイデアで、知名度を最大限利用べき」と、賭けに出たのだ。

結果はいかに!?と続きを早く見たがる声が相次いでおり、13日(火)に公開された第5話では、その作戦が功を奏して1枚目の投稿では1位を獲得し雄叫びをあげるチャン・グンソクの姿が公開された。「正直快感だった、人々を引きつけた」「やり遂げたという達成感が大きかった」と喜びを露わにし、他の出演者らも「チャン・グンソクが釣りを?」「文章を見るためにどうしても目が止まる。感服」と賞賛した。

続いて2枚目のフィード投稿では、出演者間ではまたもや強烈だと騒がれたチャン・グンソク×マイブーチーム。しかし投稿時、方向性で意見が割れマイブーの意見を優先した結果、まさかの最下位となり脱落してしまったのだ。チャン・グンソクは「あの時もっと食い下がって説得していたら、結果は違っていたかもしれない」と言いながらも「彼女の世界観を崩さないことがチームメイトとしての道理」だと紳士的な発言をした。確かに意見を押し通したら脱落はしなかったかもしれないが、きちんとクリエイターとしての相手を尊重したチャン・グンソクの姿は視聴者から高評価を得た。
最後にチャン・グンソクは「全力を尽くしたから後悔はない」「韓国を代表するインフルエンサーにも会えた。クリエイターたちの世界観について多くのことを学んだ。 インフルエンサーとして成功したいという夢を新たにもたせてくれた時間だった」と感想を述べた。

その後もインフルエンサーの特色に着目した画期的なミッションが繰り広げられ、ファイナルラウンドは生存者TOP4が自身の魅力や影響力を証明するステージが繰り広げられた。 500人の現場判定団のうち、最も多くの人数を確保したインフルエンサーが優勝者となり、最後まで熾烈な争いを繰り広げた。

そして最終的に優勝者として賞金3億ウォンを手にしたのはYouTuberのオーキング。しかし実は、本作品の公開前から彼は「オーキング論議」と話題を集めていた。というのも彼は今年2月に「スカムコイン」(暗号通貨詐欺)への関与疑惑を受けて世間から賛否両論、様々な意見が飛び交っていたのだ。そんな中で本作品への出演が明らかになると、どこからか本作品の最終優勝者として名前が挙がり、放送前から波紋が広がっていたのだ。

また出演者の一人、果汁セヨンも話題の人物として騒がれており、ご存知の方も多いのでは?彼女はアフリカTVで活躍するBJ(ブロードキャストジョッキー/アフリカTVの放送者)で、その美貌、セクシーな衣装でのトークやダンスが人気だが、先日、韓国大手事務所HYBEのバン・シヒョク会長と一緒に米カリフォルニア州ビバリーヒルズを歩く姿が捉えられたのだ。これは韓国だけでなく世界中で話題となり、意図せずノイズマーケティング効果まで起きてしまった。

果汁セヨンはその後自身のライブ放送で「予約困難なレストランの予約など協力してくれた」など当時のことを話している。また彼女はこの騒動を逆手に取り、同じ服装で登場して「ワールドスター」と自己紹介したり、「この衣装は世界中の人が知ってる衣装だ」と激しくダンスを披露、正に本作品の「関心で生存しろ」「一番怖いのが無関心」を体現したと言えるだろう。尚、果汁セヨンはイ・サベとの対決で残念ながらファイナル戦を前に敗退した。

このように、様々な話題で物議を醸した本作品。しかしながら前述の通り、世間から関心を持たれてこそ正真正銘のインフルエンサーであり、ノイズマーケティングであっても結果的に成功したと言えるのかもしれない。本作品はNetflixのグローバルトップ10(非英語)部門では4位にランクイン、韓国国内でも6日の公開から8日間、韓国国内Netflix1位を維持と、今最も熱い番組となった。

イ・ジェソクPDは6日の製作発表会で、「ザ・インフルエンサー」シーズン2の製作にも言及している。 シーズン2も様々な物議を醸すことになりそうだが、注目を集めることは間違いないだろう。


Netflix「ザ・インフルエンサー」