Netflix「家いっぱいの愛」第7話-8話 愛を伝え合ったソン・ナウン×チェ・ミンホの熱いキスにドキドキ
現在放送中のJTBC土日ドラマ「家いっぱいの愛」第7話、第8話ではミレ(ソン・ナウン)、エヨン(キム・ジス)が自分の思いに素直になる姿が描かれた。
なお、ニールセンコリアによると、31日放送の第7話の視聴率が全国3.3%、首都圏3.1%、25日放送の第8話では視聴率が全国平均4.2%で首都圏は4.1%を記録。31日の視聴率は前の週に比べ、若干の上昇を見せたが、1日の視聴率は前の週よりも低くなってしまった。
●【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】
「家いっぱいの愛」は、仕事に失敗して11年前に姿を消した父親が、我が家の建物のオーナーとして戻って来ることから繰り広げられる家族恋愛ドラマ。どんな恋愛よりも濃厚で熾烈で興味深い家族との愛と戦争を描く⇒【関連記事・各話のあらすじ】
■キャスト
⇒【相関図】
⇒キャスト、人物詳細
ビョン・ムジン役:チ・ジニ
キム・エヨン役:キム・ジス
ビョン・ミレ役:ソン・ナウン(元Apink)
ナム・テピョン役:チェ・ミンホ(SHINee)
ビョン・ヒョンジェ役:ユンサナ(ASTRO)
ほか
■第7話あらすじ
画像:JTBC「가족X멜로(家族 X メロ)」HPより
「家いっぱいの愛」2024年8月11日よりNetflixにて独占配信
ミレ(ソン・ナウン)がラブホテルにいたことを受け入れられず、怒るエヨン(キム・ジス)。ミレが家に帰っていないことに更に憤る彼女は、「父さんとよりを戻すなら家を出る」というミレからのメッセージを見て暴走。そんなエヨンを止めたのはムジンだった。
エヨンが落ち着いた頃、ジョンイン(ヤン・チョア)は、ミレとの仲直りの為にもムジンとの関係をはっきりさせた方が良い、とアドバイスをする。ムジンへの恨みをミレに抱かせた罪悪感からよりは戻せない、というエヨンは自分の感情に蓋をする。
その頃、テピョン(チェ・ミンホ)の家にやって来ていたミレ。エヨンからメッセージが届くも、彼女はそれを無視してテピョンの家にとどまる。お酒を飲みながらミレの事情を聞いたテピョンは自身の真の身の上を明かす。明るく振る舞う彼を見て胸を痛めたミレがテピョンを慰めると、テピョンも優しくミレを慰めた。テピョンに自分に優しくする理由を尋ねたミレは、「本当に分からない?」というテピョンの言葉に、黙ってしまう。
お金に困り、ムジンのお金に手を着けようとしていたジェゴル。その瞬間、ムジンから多額の報酬が振り込まれ、行動が見透かされていることを悟ったジェゴルのプライドは傷ついていた。その後、恩師の葬式の席で泥酔し騒ぎを起こしたジェゴルは、ムジンの前で横領を自白。辺りが騒然とする中、ムジンはジェゴルを庇うようにその場を鎮めた。
同じ葬儀場に来ていたエヨンは、ムジンが野球選手時代の仲間に囲まれている姿を見る。怪我でやむを得ず選手生命を絶たれた傷を抉るような言葉にひたすら耐えるムジン。これに我慢が出来なくなったエヨンは、彼の反撃の代打に向かい、仇を討つ。しかし、これはムジンの野球人としてのプライドを傷つける結果に。機嫌を損ねた様子のムジンにエヨンは、「大事な物を捨てたのはあんただけじゃない」と涙ながらに言い放ち、その場を去る。
帰宅後、エヨンと仲直りをしたミレ。しかし、彼女の口からムジンの名が出た瞬間、再び怒りに火が付き、再び喧嘩に。イライラしているミレを笑顔に変えたのはテピョンだった。自転車に乗れないミレに乗り方を教えるテピョン。その光景を偶然見かけたムジンは、自身のミレの子供の頃を思い出す。当時を振り返った彼は、知人がミレのせいで野球人生が狂った、と話していたのを幼き彼女が聞いていたことに気付いた。ショックで立ち尽くすムジンは、後ろからキックボードが迫ることに気付かない。そんなムジンの姿を見たミレは、身を挺して彼を守った結果、転倒。手を痛めた彼女は、ムジンとテピョンにより病院に担ぎ込まれた。
ミレと2人で話す機会を得たムジンは、自転車を教える約束を破ったことをミレに謝ると同時に、幼い頃ミレが聞いてしまった言葉を否定し、彼女への愛を伝える。これに子供のように泣きじゃくるミレは、「痛くて泣いているだけ」と下手なごまかしを並べ、ムジンはこれに頷く。
■第7話見どころ
自分の身を危険に晒してまでムジンのことを守ったミレに驚かされた今回。その行動が咄嗟のものであったが故に、彼女が心からムジンを嫌悪しているわけではないということが証明されたシーンとなっていた。自分の為に怪我をしたミレに怒るムジンの姿は、今までで1番父親らしい姿だったのではなかろうか。
そして今回はムジンも忘れていたミレと彼の確執が明らかになった。心無い大人の言葉から父の野球人生を狂わせたと思い込み、子供心に父に恨まれていると思ったミレ。この心の傷を踏まえると序盤に彼女が溢した「私は生まれてこなくてもよかった」という言葉は、やけになって出たものではなかったことが分かり、切なさが倍増する。
これまで幾度となく家族への愛を語っていたムジンだったが、今回の言葉はその手が痛む程に、ミレにもしっかりと届いたようだ。
■第8話あらすじ
画像:JTBC「가족X멜로(家族 X メロ)」HPより
「家いっぱいの愛」2024年8月11日よりNetflixにて独占配信
念書がエヨンに見つかってしまったミレとムジン。怒り心頭のエヨンに事情を説明していたミレも徐々にヒートアップしていき、2人は再び喧嘩に。この時ミレは思わず「好きで大黒柱になったわけじゃない」と言ってしまい、後悔する。
ムジンからもう1枚の念書を回収し、破棄した後、エヨンは彼にミレのことを相談する。無理をしているミレを心配する2人は、互いに自責の念に駆られていた。
一方、エヨンと仲直りするためにサプライズを準備したミレ。酷いことを言ったと謝罪した彼女は、自身の大黒柱としての胸中を打ち明ける。これを聞き、謝罪を受け入れたエヨンだったが、「これからもっと頑張る」と話すミレに複雑な表情を浮かべた。
翌日、ミレは仕事中にナム社長から呼び出される。仕事ぶりを褒められ笑みを浮かべるも、その後にテピョンとの関係を問われ、激しく動揺。そんなミレにナム社長は「テピョンに本社で働くよう説得してほしい」と頼み込む。しかし、ミレはキッパリとそれを断り、テピョンの意思を尊重したい、と話した。これに驚いたナム社長は、テピョンにこの件を話す。ミレの優しさに触れた彼は、彼女への想いを募らせた。
一方、ムジンの部屋の掃除をしていたヒョンジェはその途中、怪しい鞄を見つける。その中身を見たヒョンジェは、エヨンを連れてくる。中にあった、子供たちのグローブ、ムジン手作りの家族アルバムを見たエヨンは、彼の家族愛の大きさに涙する。
その後、ムジンに会いにいったエヨン。ミレを独り立ちさせたい考えを話す彼女は、その一方で感じる虚しさを吐露する。エヨンを慰めたムジンは、彼女の虚しさに寄りそう意思を示す。これにエヨンは、これからを一緒に過ごして欲しい、と応えた。彼女の返事に耳を疑いながらも喜んだムジンは、人目もはばからずエヨンを強く抱きしめた。
同じ頃、テピョンの誕生日を祝っていたミレは、彼から告白される。互いの立場を考え、一旦は自分の心を封じようとしたミレ。しかし、募る彼への想いは抑えきれなかった。想いを伝え合った2人は、キスを交わし、その愛を確認し合う。
■第8話見どころ
これまでどれだけ大変でも大黒柱であることに対する不満を漏らしたことがなかったミレ。しかし今回、喧嘩の勢いで初めてその不満が噴出した。酷いことを言ってしまった、と自分の発言を後悔するミレの姿からは彼女の責任感が痛いほどに伝わった。あの年齢であそこまで家族に尽くしていたのならそんな不満の1つや2つ持っていてもおかしくはない。今回のミレを見ると、彼女の責任感はもはや呪いのようにも見えた。
だが、そんなミレの呪いがとける日は近そうだ。虚しさを感じつつも子離れを決意したエヨン。ムジンもそんな彼女へのサポートは惜しまないだろう。
また、テピョンの存在はミレが彼女の人生を生きるにあたって非常に重要な存在になることが推測される。今回やっと結ばれたミレとテピョン。運命的なタイミングで結ばれた2人の今後にも注目が集まる。
2024年8月10日よりスタートしたJTBC土日ドラマ「家いっぱいの愛」は、毎週土日22:30から放送、その後Netflixで独占配信される。
◇Netflixオフィシャル予告映像(日本語字幕なし)
◇ JTBC「가족X멜로」HP
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