「ソウル・バスターズ」第1話-第4話配信開始：キム・ドンウクらクセ強キャラと荒唐無稽な展開で冒頭から爆笑（あらすじ・見どころ）

09月11日23時30分ドラマ

左から：イ・スンウ、（後ろ）パク・ジファン、パク・セワン、ソ・ヒョンウ、（顔を隠した）キム・ドンウク

「うちのチーム、どう見えますか？」という刑事ソ・ミンソ（パク・セワン）の問いに、新たに赴任した班長トンバン・ユビン（キム・ドンウク）はこう返す。「強そうには見えないけど、なんだか魅力がある」。

本日11日にDisney＋（ディズニープラス）の「スター」にて第1話～第4話まで一挙配信したオリジナルシリーズ「ソウル・バスターズ（강매강）」の一場面だ。

「ソウル・バスターズ」は、全国で最も成績の悪い刑事課と、最高のエリート刑事班長が出会い、最強の「ワンチーム」へと生まれ変わるコメディと捜査ドラマの融合作品。無理に笑わせるのではなく、日常のさりげない場面で笑いを提供することに焦点を当てている。

■キャスト

トンバン・ユビン役：キム・ドンウク
ム・ジュン二ョク役：パク・ジファン
チョン・ジョンファン役：ソ・ヒョンウ
ソ・ミンソ役：パク・セワン
チャン・タンシク役：イ・スンウ
　ほか

■あらすじ

【第1話】全国最下位の協力2班は大失敗を犯し追放されるが、新任の班長トンバン・ユビンと共に最初の捜査をはじめ…

【第2話】自殺に見せかけたサル人事権を捜査する強力班。事件の銃要員物の死によって難しい局面を迎える。

【第3話】強力班は参考人から得た情報で捜査を進めるユビンは単独で被疑者を追ううちに危険な状況の陥る。

【第4話】ジュンニョクの知人が経営するチキン店で火災が起こる。強力班は放火を疑って捜査し、驚くべき事実を…。

ソウルキム・ドンウク

【見どころ】

■エリート刑事の選んだ道

物語は、警察大学を首席で卒業したエリート刑事トンバン・ユビン（キム・ドンウク）が、輝かしい本庁勤務を捨て、あえて全国で成績が最低の強力班に志願して赴任するところから始まる。チームは新しい班長の登場に戸惑いながらも、次第に彼のリーダーシップに引き込まれていく。
一方で、強力班は犯人を取り逃がしてしまうなど、どこか抜けた捜査を繰り返していた。そんな状況を打開するため、ユビンは独自の推理力を駆使し、事件に挑む。

パク・ジファン、パク・セワン、ソ・ヒョンウ

■笑いを誘うコミカルな設定

このドラマでは、予想外の展開やコミカルなシーンが盛りだくさんだ。たとえば、警察署の改装により、強力班は保育園を仮事務所として使用することになる。警察官たちは2階から滑り台を使って移動し、子供用トイレで不自然な姿勢で真剣な会話を交わすシーンは、視聴者に笑いを届ける。
トンバン・ユビンは寒々しいジョークを楽しみ、犯人を追いかけている最中に銃を道に落とすなど、どこか抜けている人物だ。刑事ム・ジュン二ョク（パク・ジファン）は、ことあるごとに証拠ではなく「勘」を頼りに捜査の方針を決める。その一方で実は元ボクシングチャンピオンだったことも明らかになる。
ジョン・ジョンファン（ソ・ヒョヌ）は、上司がいないところでは悪口を言い、上司が現れると突然態度を変えておべっかを使うため、見ている者の失笑を誘う。ソ・ミンソ（パク・セワン）は些細なことで大声を出して怒り、ドジな末っ子刑事チャン・タンシク（イ・スンウ）はあちこちでミスを犯し、笑いを引き起こす。「名探偵コナン」の音楽とコナン（？）にもお見逃しなく。

ソウルバスターズ

■コメディとシリアスの絶妙なバランス

本作はコメディがメインでありながらも、捜査ドラマとしての要素をしっかりと取り入れている。第1話から第3話では、有名芸能人のマネージャーを務めていた若者ミンジェが遺書を残して死亡した事件を捜査し、他殺の疑いを解明して犯人を逮捕する過程が描かれた。第4話以降は、ム・ジュン二ョク刑事の知人が経営するチキン店が火事になり、強力2班が放火の可能性を調査する展開になる。
キャラクターたちのコミカルな面が際立つ一方で、事件の捜査や被害者の描写は真剣そのものだ。例えば、ユビンとミンソが事件解決後、犯罪被害者の納骨堂を訪れ、そこで偶然出会い一緒に追悼するシーンが描かれ、温かみのある一面が見られる。

ソウルバスターズパク・セワン、ソ・ヒョンウ

■魅力的なキャストと演技

「チェックメイト～！～正義の番人～（特別労働監督官チョ・ジャンプン）」以来5年ぶりにコメディに出演したキム・ドンウクは、ユーモラスながらも鋭い推理力を持つトンバン・ユビンを見事に演じ、持ち前の自然体の演技でキャラクターに命を吹き込んだ。映画館ではミソン相手にお得意の美声で胸キュンさせる一幕もある。また、パク・ジファンとソ・ヒョヌも、破天荒な刑事役を巧みに演じ、視聴者に笑いを届けている。子役から活躍するパク・セワンと若手イ・スンウの振り切った演技も見どころの一つ。