【最終回ネタバレ】「美女と純情男」チ・ヒョヌ&イム・スヒャン、家族の絆と愛、夢も叶えて最高のハッピーエンド(第50話)

2024年09月23日08時00分ドラマ
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トップ女優と純朴な助監督、幼い頃に出会った2人の波瀾万丈な物語を「紳士とお嬢さん」の脚本家が描いた人生大逆転型ラブコメディ「美女と純情男」の最終回は、ピルスンとドラが試練を乗り越えて愛と家族の絆を深め、全方位ハッピーエンドで幕を閉じた。YouTube「KBS Drama」にてドラマ予告など多数公開中だ。



■キャスト
ドラマ監督コ・ピルスン役:チ・ヒョヌ
女優パク・ドラ役:イム・スヒャン
母ペク・ミジャ役:チャ・ファヨン
エンジェル投資の代表コン・ジンダン役:コ・ユン
appグループの会長コン・ジンテク役:パク・サンウォン
妻チャン・スヨン役:イ・イルファ
 他

「美女と純情男」は、トップの座からいきなり底辺まで落ちぶれた女優と未熟ながら彼女の再起のために奮闘する新人プロデューサーの人生逆転 ロマンスドラマ。KBS2週末ドラマとして2024年3月22日~9月22日まで全50話で放送され、最終回視聴率は全国基準1.4%、首都圏も20.4%と自己最高にして同日の全番組の視聴率1位で人気の高さを証明した(ニールセンコリア調べより)。

理性を失ったジンダンはドラと死のうとして交通事故を起こし、ジンダン(コ・ユン)は逃亡、ドラ(イム・スヒャン)は半身不随に。結局ジンダンは逮捕されるが、ドラはピルスン(チ・ヒョヌ)の荷物になりたくないと別れを決心したのだった。

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■第50話(最終回)ネタバレ
ドラは足の麻痺から徐々に回復し、医師からも「リハビリを続ければ歩けるようになる」と診断を受ける。しかしドラは「完全に歩ける保証がない」として、ピルスンと別れようとする。しかし、ピルスンは断固拒否。激しく言い合った末、「もういい加減にしろ、わかった。別れよう」と言い残して去ってしまう。

これを知ったコン会長(パク・サンウォン)は、妻スヨン(チャン・スヨン)に「2人がどんなに愛し合っているかわかるか?」と怒る。実は、ドラを別れさせるためにスヨンたちが裏で手を回していた。スヨンは罪悪感からドラを訪ね、謝罪して「ピルスンを幸せにしてあげよう」と涙ながらに説得する。その言葉に心を動かされたドラは、ついにピルスンへの気持ちを認める。

ピルスンはドラの病室を訪れ、「最後のチャンスをあげる。もし『行くな』と言うなら行かない」と試す。ドラは「さっさと行けば?」と突き放すが、すぐにピルスンの手を取り、「さっきお母さんが会いに来たの。『付き合ってもいい』って言われた」と告げると、ピルスンは大喜びでドラを抱きしめる。

ピルスンは両親に「結婚を認めてください」と頭を下げ、グムジャ(イム・イェジン)は「早く結婚して子供を作りなさい」とピルスンを抱きしめる。その後、ピルスンはコン家にも訪れ、スヨンに花束を渡して「お母さん、良い息子になります」と約束し、コン会長にも「お父さん」と呼びかけて抱きしめる。ついにピルスンとドラの交際は家族に認められる。

一方、ドラの兄ドシク(ヤン・テヒョク)は母ミジャ(チャ・ファヨン)の行動に絶望し、彼女を突き放す。ミジャは慰謝料を請求するも拒絶され、最終的に寺に入り、誰とも会わずに孤独な生活を送ることを決意。弟ドジュン(イ・サンジュン)は建築コンテストで賞を獲得し、婚約者のマリ(ハン・スア)とともにアメリカへ旅立つことに。

女優復帰をしたドラは、主演ドラマ「ソウルの女」が大ヒットし、ピルスンは監督として評価され、ドラは主演女優賞を獲得。ドラは授賞式のスピーチで「私の愛する監督のおかげです」と感謝の言葉を述べ、会場から大きな拍手が湧き起こる。さらに、脚本家から「シーズン2を書いた」と渡され、ドラとピルスンは新たな挑戦へと進むことに。結婚を望む両家の家族はガッカリしながらも二人の活躍を祝福する。

2年後、ミジャは訪ねて来る人もなく寺でひっそりと暮らしていた。一方、ドシクはアルバイトの女性と、ミョンドン(イ・ヨンウン)は監督と手を組んで歩く。新しい人生を歩み始めた彼らは、偶然すれ違い、静かに会釈する。

コン家には、キム家やパク家の人々が集まり、双子をベビーカーに乗せたドラとピルスンが幸せそうに現れる。



最終回は、家族の絆と愛が深まったことを感じさせる温かな雰囲気の中、物語は感動的な幕を閉じた。本作は愛と家族の絆を軸にした感動的なヒューマンドラマであり、それぞれのキャラクターが成長し、新たな人生を歩む様子が丁寧に描かれた作品である。特にピルスンとドラの愛の行方、家族との確執と和解、脇役たちの人生模様など、多くの見どころがあり、最後まで飽きさせない構成となっている。

最終回ではイム・スヒャン扮するドラが主演女優賞を獲得したが、現実にも「美女と純情男」は【2024KBS演技大賞】で、イム・スヒャンとピルスン役のチ・ヒョヌがそれぞれ男女の最優秀賞を受賞したのをはじめ、全7冠を受賞する最高の作品となった。⇒【『2024 KBS演技大賞』受賞一覧まとめ】(2025年1月12日追記)

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