『ナミビアの砂漠』山中監督、河合優実を“地に足のついた演技”と絶賛

09月18日00時31分映画

公開初日から都内を中心に満席が続出し、Filmarksの初日満足度ランキングでは邦画実写部門で堂々の1位を獲得。SNSでも河合優実が演じる圧倒的なエネルギーを放つ主人公・カナに魅せられた声が続出し、熱狂が広がっている『ナミビアの砂漠』。この熱気をそのままに、9月17日には都内映画館で大ヒット御礼の舞台挨拶が開催された。予告動画は映画公式サイトで公開中だ。

『ナミビアの砂漠』紹介

『ナミビアの砂漠』は、何にも情熱が持てない21歳のカナを取り巻く青春物語。





『ナミビアの砂漠』公開記念舞台挨拶

日程/9月17日(火) 会場/Bunkamuraル・シネマ 渋谷宮下
登壇者 /河合優実・山中瑶子監督



【レポート】

主演の河合優実と山中瑶子監督が登壇し、ファンの前で感謝の言葉を伝えた。河合は「自分の好きな映画館で舞台挨拶ができて嬉しい」と笑顔を見せ、「友人や関係者も観に来てくれて、本当に多くの人が楽しみにしていたんだと実感しました」と大ヒットの喜びを語った。山中監督は「この場所で上映されることを強く願っていた」と満席の観客に向けて語り、「映画と現実がつながる瞬間を楽しんでほしい」とメッセージを送った。

また、河合は主演映画が続けて大ヒットしていることについて「それぞれ全く違うチャレンジができたことが一番嬉しかった」と振り返り、若い役柄から年齢を重ねた役まで幅広く演じられる喜びを噛み締めた。

ナミビア

SNSで募った質問にも答え、感情の波が激しい役柄について「役に引きずられないよう、できるだけ冷静に向き合っている」と語る河合に対し、山中監督は「地に足のついた演技で、役をしっかりと自分のものにしている」とその才能に感銘を受けたエピソードを披露。『ナミビアの砂漠』というタイトルについても監督が「カナにとっての人や物との距離感の象徴」と説明し、会場の共感を呼んだ。

ナミビア

舞台挨拶の最後には、河合が「多くの感想を見て、非常に満ち足りた気持ちです。皆さんも映画に浸り、自分の中に何かを残してほしい」と語り、山中監督も「カナというキャラクターを通して、わかる部分もわからない部分も楽しんでほしい」と締めくくった。



『ナミビアの砂漠』

監督・脚本:山中瑶子
出演:河合優実
金子大地 寛一郎
新谷ゆづみ 中島歩 唐田えりか
渋谷采郁 澁谷麻美 倉田萌衣 伊島空
堀部圭亮 渡辺真起子
プロデューサー:小西啓介 小川真司 山田真史 鈴木徳至
製作:『ナミビアの砂漠』製作委員会
制作プロダクション:ブリッジヘッド コギトワークス
企画製作・配給:ハピネットファントム・スタジオ
©2024『ナミビアの砂漠』製作委員会



公式サイト
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