9月17日に放送されたTBS系火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」では、突然置手紙を残し家出するルカ（倉田瑛茉）。西園寺（松本若菜）と楠見（松村北斗）は全て話すも、ルカはモヤモヤが残り…。今回は第11話（最終話）のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。

なお、視聴率は、初回は世帯7.3％（個人4.0％）で始まり、2話で7.2％（3.9％）、3話で6.7％（3.9％）、その後5.9％（3.2％）、6.3％（3.5％）、5.4％（3.0％）、7.0％（4.1％）、6.7％（3.8％）、6.2％（3.4％）、7.0％（4.0％）と推移し、最終回は6.5％（3.7％）だった（ビデオリサーチ、関東地区調べ）。



「西園寺さんは家事をしない」は、バリキャリアラフォー女性と、年下の訳ありシングルファーザー＆その娘との同居生活を描くハートフルなラブコメディ。⇒【各話のあらすじ】

■キャスト
西園寺一妃役：松本若菜
楠見俊直役：松村北斗（SixTONES）
横井和人役：津田健次郎
宮島陽毬役：野呂佳代
武田英美里役：横田真悠
皆川琴音役：村川絵梨
梅松広巳役：水澤紳吾
楠見ルカ役：倉田瑛茉
ほか

■第11話（最終話）あらすじ
置手紙を残し突然姿を消したルカ（倉田瑛茉）。西園寺（松本若菜）と楠見（松村北斗）が慌てて探していると、横井（津田健次郎）から電話が。理由を話さないまま家出すると言い出したと知り、２人はルカを尾行することに。２人が必死に尾行する中、ルカは美代子（高畑淳子）の自宅を訪れる。

思いがけず数年ぶりに母親と再会し動揺する西園寺。美代子は家族を置き、突然姿を消した本当の理由を話し出す。「やりたいことをやらなくなった自分が嫌だった」と当時の心境を話す。「唯一後悔しているのは家族にちゃんと話さなかったこと」と涙ながらに謝罪する姿に西園寺も思わず涙を流す。

ルカに偽家族を終わらせようとしていたこと、そして恋心が芽生えたことを正直に話すことにした西園寺と楠見。西園寺と瑠衣（松井愛莉）どちらも好きという楠見にルカはモヤモヤする感情を抱く。ルカの気持ちを聞いた西園寺と楠見は、新たな偽家族を探すのを思いつく。試行錯誤するもなかなかうまくいかず息詰まる２人。息抜きも兼ねて庭でバーベキューを楽しむ。

２人が楽しそうに話す姿を見たルカは、その横に瑠衣の姿も見え笑みがこぼれる。モヤモヤが無くなったルカは西園寺と楠見にハグをし、「いないけどいる」と伝える。転んだ拍子に一面に広がる青空を見た西園寺は新しい家族の形を閃く。

西園寺は子ども食堂を開く予定だった横井に自宅を譲り、新たな場所に引っ越すことに。西園寺が新たな家族の形に名前を付けようと考えていると、楠見は「名前はもういらない」と一言。楠見の優しい笑顔に西園寺も思わず笑みをこぼす。そして３人は手を繋ぎ新たな場所へ向かう。


■見どころ・感想など
新たな家族の形を見つけハッピーエンドで幕を閉じた最終回。
ルカ家出の原因は西園寺と楠見が隠し事をしたことに疎外感を感じたからだった。西園寺は美代子と数年ぶりの再会をし、家族間の会話に大切さを改めて実感。家族であるルカにも全て話すことを決意した。

視聴者たちは前回放送終了後の考察通り、美代子が西園寺の母親だったと分かり歓喜の声を挙げた。初回から母親の正体が謎のままだったが、最終回でついに明らかとなる展開を見せた。

また、偽家族の枠にとらわれていたと気付いた西園寺たちは、新たな家族の形を見つけ引っ越すことを決意。楠見が最後、「好きな人と安心して食べて眠って暮らしたい、ただそれだけ。」というシーンでは、感動したと心動かされた視聴者の声が多数挙がった。最後の最後までハートフルなストーリーで締めくくられた。

TBS系火曜ドラマ「西園寺さんは家事をしない」は、7月9日22時00分より放送がスタートし、TVer、TBSFREE、U-NEXTで見逃し配信中。番組公式X（Twitter）アカウントは「@saionjisan_tbs」、instagramは「saionjisan_tbs」、TikTokは「saionjisan_tbs」。

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