中井貴一×松嶋菜々子×佐々木蔵之介×宮本信子「母の待つ里」(第1話、第2話あらすじと予告)【2024秋ドラマ】
豪華俳優そろい踏みで送るNHK-BS「母の待つ里」の第1話、第2話が9月21日(日)21時から放送される。みちのく・遠野を舞台にした笑って泣ける浅田次郎の最新長編を原作に、 本の美しい原風景を描く、感動のミステリアス・ファンタジーが放送される。予告動画が番組公式サイトで公開されている。
異色の家族小説として大反響を呼んだ、浅田次郎の最新長編作・『母の待つ里』を中井貴一ら豪華俳優陣で映像化する。
都会で孤独に暮らす松永徹(中井貴一)、古賀夏生(松嶋菜々子)、室田精一(佐々木蔵之介)の3人の“子供”が、“母”(宮本信子)の待つ里を訪ねる。舞台となる日本の美しい原風景を求めて、一か月間、岩手県遠野市にて撮影を行った。「ふるさと」と「母」を、温かくそして切なく描く、感動のミステリアス・ファンタジーとなっている。
中井貴一は「辛い事、悲しい事が身の周りで起きた時、考えに行き詰まった時、人は、その「原風景」なるものに逃避し、自分を見つめ直し、自分を再発見したくなる。年齢を重ね、ある企業体のトップに立った男の、孤独からの「原風景」探し。自分探しの旅を、ご覧頂けたら‥と思います」と話し、両親がともに東北出身という松嶋菜々子は言葉になじみがあるといい「親という存在は常にそばにありながら、子は成長すると自分が生きることに精一杯になり、親から気持ちが離れる時を経て再びその存在と向き合うものだと思います」と語る。
佐々木蔵之介は「すべての人の心にある「母」。この作品にはなんとも懐かしく、優しく、あたたかな「母」がど真ん中に座しています。その愛に、思い切り甘えて、演じられる幸せを味わいたいと思います。『母の待つ里』に、皆さまと一緒に旅が出来れば!」とコメントし、3人の母を演じる宮本信子は「共演の貴一さん、蔵之介さん、菜々子さん・・・。皆さんとは初対面ではないので、雰囲気のいいステキな現場になることは間違いありません」と撮影前に語っていた。
■第1話、第2話あらすじ
仕事人間の松永徹(中井貴一)の40年ぶりの里帰り。実家にたどり着くと、母(宮本信子)は笑顔で迎えてくれた。世話を焼いてくれる母、懐かしい家、料理に、安らぎを感じる。しかしなぜか、母の“名前”だけが思い出せない。一方、医師・古賀夏生(松嶋菜々子)が久しぶりの「里帰り」で向かった先も、「同じ母」が待つ家。そして、妻を失った室田精一(佐々木蔵之介)も、居場所を求め「同じ母」が待つ「ふるさと」へ向かう。
NHK-BS 2024年9月21日スタート。毎週土曜日21時放送「母の待つ里」。出演:中井貴一、松嶋菜々子、佐々木蔵之介、宮本信子、満島真之介、坂井真紀、鶴見辰吾、根岸季衣、伊武雅刀、中島ひろ子ほか。番組公式X(Twitter)アカウントは「@nhk_dramas」。
◇ NHK-BS「母の待つ里」番組公式サイト
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