「監査します」第7-8話:パワハラの監査を巡りシン・ハギュンとイ・ジョンハが対立

09月23日20時20分 
(2024年09月23日20時27分 更新)
ドラマ
画像:tvN公式ホームページ

シン・ハギュン主演のtvN土日ドラマ「監査します」。会社の不正を暴く監査チームの活躍を描いた本作の第7話と第8話では、技術開発室で発生したパワハラ事件を巡る方針を巡ってチャイル(シン・ハギュン)とハンス(イ・ジョンハ)が衝突。事件は次第に技術の外部漏洩事件に発展し、監査チームが捜査を進める一方、チャイルをスカウトした社長セウン(チョン・ムンソン)との関係の雲行きが怪しくなり始めた。。気になるあらすじと見どころを見てみよう。

YouTubeにて関連動画が多数公開している。



「監査します」は、横領、不正、事件や事故が横行するJU建設会社の監査室を背景に冷徹な監査チーム長と熱血新入社員をはじめ監査チームのドタバタチームワークを描いたオフィス捜査劇。⇒【各話のあらすじ・関連記事】

■キャスト


監査チーム長のシン・チャイル役:シン・ハギュン
新入社員ク・ハンス役:イ・ジョンハ
JU建設の副社長ファン・デウン役:チン・グ
新入社員ユン・ソジン役:チョ・アラム
社長ファン・セウン役:チョン・ムンソン
 ほか



■第7話あらすじ

技術開発室のパク課長(イ・ジョンオク)がハンス(イ・ジョンハ)とソジン(チョ・アラム)の同期ヨヌ(キム・シンビ)にパワハラを始めたのは、彼がスパムメールを発見して、無断でイ室長(シン・ジェハ)に報告した直後からだった。調べていく内に開発中のシステムの情報がダークウェブで取引されていることを突き止めたハンス。しかしチャイル(シン・ハギュン)はユヌへの信用だけで証拠もなく熱をいれるハンスに厳しい言葉を返し、ハンスは飛び出してしまう。チャイルも調査をすべきだと社長セウン(チョン・ムンソン)に打診していたが、試演会が終わるまでの調査延期を命じられていたのだ。

夜中にヨヌと共に技術開発室に潜入したハンスは、パク課長のパソコンから不正の証拠を見つけ出すが、警備員に足止めされてしまう。第三者の侵入の通報を受けて駆けつけたパク課長とイ室長、そして連絡を受けたチャイルがやって来るが、ハンスが見つけた証拠ファイルは短時間の間に何者かに消去され、厳しい立場に置かれてしまう。意気消沈するハンスだが、チャイルは情報漏洩の真犯人がイ室長だと明かす。イ室長が取引をしていた相手を捕まえ、前の職場ではイ室長が他の職員に執拗にガスライティングをして退職に追い込んでいた事実を突き止めた。パク課長も室長の座をちらつかされて過度な仕事を押し付けられていたと証言を始め、情報漏洩の罪をば擦り付けられそうになっていたことを知り驚く。

試演会の当日、プログラムの問題でイベントの途中、プログラムの保安解除を命じるイ室長。監査チームが密かにサーバーを見守る中、試演会は開始するが途中でハンスが進行を妨害。怒ったセウンに対してチャイルは、記者席に座っていた男がブローカーであることを見抜いて声を掛ける…。



■第8話あらすじ

試演会を妨害されたことに腹を立てるセウンに対して、ブローカーとイ室長の悪事や、盗んだデータの場所まで事細かに推理していくチャイル。追い詰められたブローカーとイ室長は逃走し、イ室長はデータサーバーを全て破壊すると、タンブラーに見せかけたUSB装置をも破壊して、開発中だったシステムは原本まで失われてしまい、イ室長は逮捕されるが会社の命運を賭けたプロジェクトの悲惨な結末に眼の前が真っ暗になってしまう。こうして情報漏洩事件は解決し、パク課長はイ室長の指示で不正を目撃したヨヌを排除するためにわざとパワハラ行為を行っていたことを謝罪。ヨヌはそれでも技術開発室での活躍を希望した。ハンスはチャイルが信用してくれたことを大喜びしてはしゃぎ、ヨヌとソジンと同期同士で労うが、その頃、社内の掲示板には採用に関する不正を訴える匿名の告発文が掲載されていた。

コネ入社の話題は瞬く間に社内外に広がり始め、監査チームが調査を始めた。疑わしい人物を聞かれてハンスだと冗談を飛ばすソジン。人事チームも嫌な表情を浮かべながら資料を提出するが、近年の入社試験の資料は不自然に混ざり、会社の倉庫に保管されていた。そして、ハンスの入社試験の資料だけが見つからないことから、ハンスへの疑いは本物になってしまい、チャイルの公正過ぎる態度にハンスは傷ついてしまう。ハンスの潔白を証明するために監査チームが一丸となって資料を探す間、チャイルを尾行したハンスは酒をおごって欲しいと言い出し、もっと優しい言葉をかけてくれてもいいのではないかと管を巻き始める。

酔っ払って大失言をしたことを後悔するハンスだが、ムン代理(オ・ヒジュン)の活躍で資料は発見され、濡れ衣は晴れた。それでも人事システムの不審な点を調査し続けるチャイルだが人事チームのチョン代理(パク・イェニ)は全て入社前のものだったと反論。同じ頃、病院で昏睡状態だった兄ゴヌン(イ・ドヨプ)が目を覚まそうとしていた。ソジンの実家に食事に訪れる副社長デウン(チン・グ)。しかし親密そうに家に入っていく二人を何者かが盗撮し、社内の掲示板では二人の関係を問う文章が掲載されたことでソジンは衝撃を受ける…。



■見どころ

シン・ジェハ、イ・ジョンオク、キム・シンビらが演じる技術開発室職員間のパワハラ事件を描いた第7話では、社長の指示で調査を延期しようとするチャイルに対して、同期を助けようと無鉄砲な行動に出たハンスが、情報の闇取引の手がかりを手に入れ、独自に調査を進めていたチャイルと協力して最終的には真犯人を追い詰めた。シン・ジェハの鬼気迫るサイコパス的なキャラクターが深い印象を与える一方、チョン・ムンソン演じる社長とチャイルの主従関係が崩れ始め、今後の展開への影響を予感させた。

続くエピソードでは、コネ入社を巡ってあらぬ疑いをかけられてしまったハンスが、チャイルの公正過ぎる態度に再び反発し、監査チームの危機を招くが全員が一丸となった調査で濡れ衣を晴らした。一方で副社長デウンとソジンの関係が公になってしまったことで、次回はコネ入社の真実と並行して、二人の関係が深くほりさげられそうだ。全国視聴率は第7話が6.7%、第8話が7.8%(ニールセンコリア調べ)と前週の記録から更に少し数字を上げ、順調に視聴者の注目を集めている。



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