傑作ホラー映画『悪魔と夜ふかし』超常現象懐疑論者と霊能力者が大喧嘩する本編映像解禁

09月24日18時00分 映画
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テレビ番組の生放送中に起きた怪異を“ファウンド・フッテージ”スタイルで描き全米でスマッシュヒットとなった『悪魔と夜ふかし』は10月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほかにて公開となる。その本編映像が解禁となった。



映画の舞台は、1977年ハロウィンの深夜のテレビ番組「ナイト・オウルズ」だ。司会者ジャック・デルロイ(デヴィッド・ダストマルチャン)は生放送でのオカルト・ライブショーで人気低迷を挽回しようと、様々な仕掛けを用意していた。まず1番目のゲストとして、霊能力者クリストゥ(フェイザル・バジ)が登場。霊聴で観客と他界した身内との交流を図り、当人同士しか知りえない事実を披露しスタジオを盛り上げる。続いて元奇術師で、IFSIP(超常現象科学的調査国際連盟)に所属する超常現象懐疑論者のカーマイケル・ヘイグ(イアン・ブリス)が登場するが…。

悪魔とよふかし©2023 FUTURE PICTURES & SPOOKY PICTURES ALL RIGHTS RESERVED今回解禁された映像は、ジャック、クリストゥ、カーマイケル・ヘイグの3人が並びで座り、クリストゥの霊聴力をカーマイケルがイカサマだと指摘するシーンだ。クリストゥの霊聴力は「見事なパフォーマンスでありトリックがある。ウソつき、イカサマ師、ニセモノだ!」と声高に訴えるカーマイケルに対して、クリストゥは言いがかりだと大激怒。カーマイケルに、飲み物をぶちまけて怒りの衝動のままスタジオを出ていく。生放送で出演者同士が大喧嘩する、というこの後に控える“悪魔降臨”という目玉企画を前に早くも起こった緊張感みなぎる放送事故の場面だ。

悪魔と夜更かし©2023 FUTURE PICTURES & SPOOKY PICTURES ALL RIGHTS RESERVED日本のテレビでのオカルトとの戦いといえば、大槻義彦早稲田大学理工学部名誉教授を思い起こす人も多いだろう。平成の初期から様々なテレビ番組で、超自然現象や超能力を物理学者として徹底的に批判、そのトリックを暴き解説し、多くの超能力者やタレントとテレビ番組で何度も喧嘩をしていた。映画『悪魔と夜ふかし』に登場する超常現象懐疑論者カーマイケル・ヘイグは、大槻教授と比べると、より冷静沈着、学者ではなく元奇術師ならではの説得力、ふてぶてしほどにゆとりある佇まいで、全くキャラクターは異なる。その違いにも注目してみると面白い。

■あらすじ
1977年、ハロウィンの夜。テレビ番組「ナイト・オウルズ」の司会者ジャック・デルロイは生放送でのオカルト・ライブショーで人気低迷を挽回しようとしていた。霊聴、ポルターガイスト、悪魔祓い……怪しげな超常現象が次々とスタジオで披露され、視聴率は過去最高を記録。しかし番組がクライマックスを迎えたとき、思いもよらぬ惨劇が巻き起こる

■作品概要
監督・脚本・編集:コリン・ケアンズ、キャメロン・ケアンズ
出演:デヴィッド・ダストマルチャン、ローラ・ゴードン、フェイザル・バジ、イアン・ブリス、イングリット・トレリ、リース・アウテーリ
原題:LATE NIGHT WITH THE DEVIL|オーストラリア|カラー|ビスタ|5.1ch|93分|字幕翻訳:佐藤恵子|PG-12
©2023 FUTURE PICTURES & SPOOKY PICTURES ALL RIGHTS RESERVED    配給:ギャガ

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