無限の彼方へ!バズが宇宙で大活躍するスピンオフ『バズ・ライトイヤー』27日地上波初放送

09月25日22時15分映画
©2024 Disney/Pixar

『トイ・ストーリー』大人気キャラ、バズの知られざるルーツを描いた話題作『バズ・ライトイヤー』(2022年)を9月27日、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」(21時~22時59分)本編ノーカットで地上波初放送!予告動画は番組サイトで視聴できる。



おもちゃの世界を描いたディズニー&ピクサーの超人気シリーズ『トイ・ストーリー』の人気キャラクターのバズ・ライトイヤーが大活躍する『バズ・ライトイヤー』。今回は子供部屋が舞台でなく、壮大な宇宙でバズが大活躍する。『トイ・ストーリー』の主人公、アンディが人生を変えるほど夢中になって、バズのおもちゃを欲しがるきっかけとなったSF映画を本当に映画にしてしまったのが今回の作品だ。

スペース・レンジャーのバズと乗組員たちが、地球から420憶後年離れた未知の惑星に取り残された。バズは自分を過信し過ぎて仲間と共に危険な惑星に不時着してしまい、全員を地球に帰還させようと奮闘する。そんなバズの行く手に待ち受けていたのは、挫折と孤独、彼の人生を変える仲間との絆、そして思いもよらない敵だった。『トイ・ストーリー』シリーズでバズがなぜ仲間を見捨てないのか、本作でその理由が明らかになる。

前半はバズに待ち受ける過酷な現実と、仲間愛がエモーショナルな展開を迎えるが、後半は 見習いレンジャーたちとの出会いから“ポンコツな仲間”とのSFアドベンチャーになっていく。まだまだ未熟な見習いレンジャー・イジ―、情熱もなく頼りない青年・モー、ぶっきらぼうな老人・ダービー、そして万能な能力を持つが干渉しがちなネコ型ロボット、ソックスたちと切磋琢磨しながら強敵・ザークに立ち向かっていく姿は確かな感動がある。

また、ピクサー作品ではお馴染みの隠れキャラだが、『トイ・ストーリー』からリトル・グリーン・メンやレックスが隠れているので要チェック。本作には80年代のパソコンのようなデザインの装置や乗り物が多数登場するが、保存ディスクやカセットなどレトロフューチャー色が強い。『スター・ウォーズ』や『スタートレック』など名作SF映画のオマージュも散りばめられているので、大人たちにとっても懐かしさを感じさせてくれる作品となっている。

監督は『ファインディング・ドリー』などに携わったアンガス・マクレーン。バズ・ライトイヤー役の吹替えは鈴木亮平が担当。バズの相棒・アリーシャ役にはりょう、アリーシャの孫・イジー役は今田美桜、猫型ロボットのソックス役はかまいたちの山内健司が担当した。

「無限の彼方へ、さあ行こう!」の決めゼリフがかっこいいバズのルーツが描かれる本作。出会いと別れ、孤独と仲間との絆といった『トイ・ストーリー』の根底に流れるテーマを受け継ぎながら、バズ・ライトイヤーを主人公としたヒーロー映画は必見!

■あらすじ
バズ・ライトイヤー(鈴木亮平)は、失敗を恐れないスペース・レンジャー。あるミッションを終え、相棒アリーシャ(りょう)と1200人の乗組員と共に“ホーム”に帰るはずが、バズのミスで全員危険な惑星から出られなくなってしまう。初めての失敗に落ち込むバズを癒そうと、アリーシャは猫型ロボットのソックス(山内健司)をプレゼントする。だが、バズはミスを挽回するため、リスクの大きいハイパースペース移動のテスト飛行を繰り返す。

バズがテスト飛行をしている4分の間に、仲間たちには4年の時間が流れていき、やがてアーシャはじめ仲間たちはこの世を去っていく。そして遂にハイパースペース移動を成功させるバズだが、辿り着いたのは、エイリアンの船長・ザーグ(銀河万丈)と彼の手下に支配された62年後の世界だった。バズのピンチを救ったアリーシャの孫イジー(今田美桜)とドジなモー(三木眞一郎)、不愛想なダービー(磯部万沙子)と出会うも、3人に頼らずバズは単身、ザークに立ち向かっていくことに・・・。

■キャスト
バズ・ライトイヤー: クリス・エヴァンス(鈴木亮平)
イジー・ホーソーン:キキ・パーマー(今田美桜)
ソックス:ピーター・ソーン(山内健司/かまいたち)
モー・モリソン:タイカ・ワイティティ(三木眞一郎)
ダービー・スティール:デイル・ソウルズ(磯辺万沙子)
ザーグ:ジェームズ・ブローリン(銀河万丈)
アリーシャ・ホーソーン:ウゾ・アドゥーバ(りょう)
アイヴァン:メアリー・マクドナルド=ルイス(沢城みゆき)


■スタッフ
監督・脚本・原案:アンガス・マクレーン
製作:ギャリン・サスマン
視覚効果:ジェレミー・ラスキー
音楽:マイケル・ジアッキーノ

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