「スカイキャッスル」小雪圧巻のサイコパス演技で視聴者魅了、全ての真相明らかに…第9話(最終回)あらすじ
9月26日に放送されたテレビ朝日木曜ドラマ「スカイキャッスル」では、唯一の手がかりである未久(田牧そら)の携帯を探す住人たち。携帯に残されていた映像がきっかけに、九条の正体が暴かれ…。今回は第9話(最終回)のネタバレあらすじと見どころ、感想などを紹介する。
「スカイキャッスル」は、大学病院医者やロースクール教授など、韓国の0.1%の上流階級のみが住む石造邸宅団地“SKYキャッスル”にて、自身の子供を名門大学に入学させるために必死に奮闘する親たちの欲望渦巻く人間関係を描いたブラックコメディ。⇒【各話のあらすじ】
■キャスト
浅見紗英役:松下奈緒
南沢泉役:木村文乃
夏目美咲役:高橋メアリージュン
二階堂杏子役:比嘉愛未
九条彩香役:小雪
浅見英世役:田辺誠一
二階堂亘役:鈴木浩介
夏目龍太郎役:本多力
ほか
■第9話(最終回)あらすじ
未久(田牧そら)の落下死亡事故からしばらく経ったある日、突然目撃者が現れ警察の捜査が一転。あろうことか未久と仲が良かった青葉(坂元愛登)が傷害致死容疑で逮捕される。スカイキャッスルの住人たちは青葉の無実を証明するため、必死に目撃者を探す。紗英(松下奈緒)は九条(小雪)の元を訪れ、事件に関し何か知っていることはないかと相談。しかし、九条から「青葉を救えば、また瑠璃(新井美羽)に嫌疑がかかる」と言われ激しい葛藤に駆られる。
未久の携帯に九条と学校の裏取引する証拠映像があると知った住人たち。泉(木村文乃)は紗英に携帯の在り処を聞くも、紗英は瑠璃を守るため何も知らないとだけ答える。自宅に戻った紗英は英世(田辺誠一)に自分が未久の携帯を捨てたと告白。すると、その話を聞いていた真珠(白山乃愛)が紗英が捨てたはずの携帯を持ってくる。瑠璃に「携帯を証拠として出せば、瑠璃は退学になるかもしれない」と話す紗英。瑠璃は自身の合格よりも青葉の無実を晴らそうと決断する。瑠璃の決断を聞いた紗英は瑠璃を抱きしめ涙を流す。
九条に最後の挨拶をする瑠璃。九条は「青葉を殺したのはだれか知りたくありませんか?」と意味深な言葉を告げ、瑠璃を呼び出す。一方、杏子(比嘉愛未)は九条自身、帝都医大を自主退学し母親を自殺に追いやった過去があったのを知る。九条は自身の過去と同じように冴島家を支配していたと知り衝撃を受ける。
未久の携帯データを復元すると、未久が事故前日、九条と会っていた映像が残っていた。それを見た紗英たちは九条が未久を殺した真犯人ではないかと疑い始める。紗英は実母と一緒にいる九条の元を訪れ真相を聞くことに。九条に「なぜ教え子と親の関係まで壊そうとするの?」と必死に訴える紗英。すると、九条は「母親は自分の虚栄心を引き立てるために子供を利用する邪魔な存在」と話す。悪気が一切ないような態度を見せる九条に紗英は「哀れで愚かだ」と呟く。そこへ警察がやってくると、九条はそのまま連行される。
九条が逮捕され再び平和が訪れたスカイキャッスル。紗英たちはお茶会をしながら子供たちの今後の進路を話す。そんな中、紗英は家族と共に新たなスタートをしたいとスカイキャッスルを出ていくことを決断。住人たちは笑顔で紗英の決断を後押しする。数日後、紗英は幼少期に読んだ絵本を持ち、慣れ親しんだスカイキャッスルを出ていく。
■見どころ・感想など
九条の正体が明らかになり、未久殺人事件の真相が一気に明らかになった。そして九条は自身の過去と同じように冴島家を陥れていた。親に対し憎悪感を抱く九条は、親からの圧迫を受けているスカイキャッスルの子供たちを救っているつもりだったのかもしれない。
逮捕された九条は最後、青葉とすれ違いざまににやりと笑顔を見せ、狂気じみたサイコパスのような姿を見せた。表情のみの演技にも関わらず、かなりのインパクトを残した九条役、小雪の演技力を評価する声も多かった。
また、最終回放送後、公式Xでは笑顔の大集合オフショットが公開。住人たちの写真と共に紗英と九条の2ショットも公開され視聴者からは歓喜の声が。未久もそろった幻の集合写真や九条の笑顔に大きな反響が寄せられた。
テレビ朝日木曜ドラマ「スカイキャッスル」は、7月25日21時00分より放送がスタートした。X(旧Twitter)公式アカウントは「@skycastle__ex」、インスタグラムは「7_hisho_tvasahi」。TVerで最新話、TELASA(テレサ)でも配信される。
◇テレビ朝日木曜ドラマ「スカイキャッスル」公式番組サイト
◇TELASA公式リンク
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