「3000万」は安達祐実×青木崇高と4人の脚本家が描くクライムサスペンス 第1話あらすじ予告【2024秋ドラマ】

15時56分 
(16時00分 更新)
ドラマ
©NHK

NHKでは、“脚本開発チーム“WDRプロジェクト”から生まれたドラマの第1弾、安達祐実×青木崇高主演の「3000万」を10月5日から毎週土曜日22時~(ほか)で放送する。番組サイトには第1話あらすじと予告動画が公開された。

「3000万」は、今を生きる人々の日常生活に潜む欲望や不安をリアルに描写しながら社会の痛みを描くクライムサスペンスだ。人生が一変してしまう家族の物語を描く。

NHKでは、2022年にNHKで新たに立ち上げられた“脚本開発チーム“WDR (Writers’Development Room)プロジェクト”を立ち上げ、本作はその第1弾のドラマ。海外ではシリーズドラマを制作する際、複数の脚本家が「ライターズルーム」という場に集い、共同執筆することが一般的だ。

本作はそうした手法に倣い、2000人以上の応募の中から脚本家10名を選出し、連続ドラマの第1話を19作品仕上げた。その中から最初に制作されたのが、本作品。4名の脚本家が再集結し、「3000万」全8話を書き上げた。

安達祐実は主人公の佐々木祐子を演じる。祐子は、通販会社のクレーム対応をしている派遣社員。ミュージシャン崩れの夫と一人息子の三人家族。家のローンや教育費など日々のお金の心配が尽きない。そんな祐実の夫・義光を演じるのは佐々木義光。かつて一曲だけヒットさせたことがある元ミュージシャンだ。ある事件がきっかけで音楽で稼ぐ道を絶たれ、今は警備員として生計を立てている。

コールセンターで働く祐子は、家のローンや子育てに悩みながらも、必死に日々の生活を支えている。しかし、夫・義光の楽観的な態度に苛立ちを感じ、生活はギリギリの状態。そんな中、ある不幸が彼女たちの生活を一変させ、欲望や過ちが平穏な日常を狂わせていく。

夫婦の一人息子でピアノの才能を持つ純一役には味元耀大、佐々木家とは長い付き合い地元警察の刑事・奥島誠吾役には野添義弘が担当する。その他にも奥島とバディを組むことになる広域強盗事件の合同捜査本部からやってきた刑事・野崎春奈を愛希れいか、佐々木家の車と衝突すれすれの事故を起こす謎の女性・ソラを森田想が演じる。

■第1話あらすじ
コールセンターの派遣社員として働く佐々木祐子(安達祐実)は、家のローンやピアノの才能あふれる息子の教育費に悩んでいる。倹約を心がけるが、元ミュージシャンの夫・義光(青木崇高)は、大した稼ぎもないのに「なんとかなる」と楽観的。そんな一家が事故に出食わし、甘い誘惑を手にする。しかしそこには危険なクセ者の影が…。平凡な家族の日々が怒涛の展開で非日常へ。5分先も読めない!スリリングな物語が幕を開ける。

【放送予定】
総合2024年10月5日(土)よる10時~スタート<全8回>
BSP4K 毎週土曜 午前9時25分~
[再放送] 総合 翌週水曜 午前0時35分~
【出演】安達祐実
青木崇高 加治将樹 工藤遥 野添義弘 持田将史 萩原護 愛希れいか 味元耀大 森田想 ほか
【脚本】弥重早希子 名嘉友美 山口智之 松井周 from WDRプロジェクト
【演出】 保坂慶太 小林直毅 【制作統括】 渡辺哲也
【プロデューサー】 上田明子 中山英臣 大久保篤

NHK「3000万」番組サイト

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