「京城クリーチャー2」第3-4話:捕らわれたハン・ソヒの前に死んだはずの人物が登場で衝撃の展開

16時30分 ドラマ
Netflixシリーズ「경성 크리처」シーズン2

9月27日に独占配信を開始したパク・ソジュンとハン・ソヒ主演Netflix「京城クリーチャー2」。

第3話と第4話では連続殺人犯の正体を暴くべくホジェ(パク・ソジュン)とチェオク(ハン・ソヒ)が共闘するも罠にかかり、チェオクは捕らわれ、ホジェは本当の自分が誰なのかにまた一歩近づいた。気になるあらすじと見どころを見てみよう。(ネタバレあり)
【「Netflix」で独占配信の韓国ドラマ】



「京城クリーチャー」シーズン1は、1945年の京城を舞台に、怪物のような人間の欲望が引き起こす悲劇と、それに立ち向かう二人の若者の切ないロマンスを描いた作品だ。【「京城クリーチャー」シリーズを2倍楽しむ】では各話のネタバレあらすじと見どころ、キャスト、制作発表会レポートなどまとめて紹介。「京城クリーチャー」シーズン2では年月を経て再会した二人が、現代に残る負の遺産に立ち向かう姿が描かれる。

■キャスト

チャン・テサン役:パク・ソジュン
ユン・チェオク役:ハン・ソヒ
前田由紀子役:スヒョン
クォン・ヨンギル役:ホ・ジュンソク
スンジョ役:ペ・ヒョンソン
クロコ1役:イ・ムセン
ヨ・ミョンジュン班長役:イ・ソンウク
ノ・ジス刑事役:ハン・ドンヒ
ほか



■第3話「破片」あらすじ

病院に搬送されたものの怪物としての本能が騒ぎ始め、人を殺さずに自宅に戻って薬で我を取り戻したチェオク(ハン・ソヒ)は、地獄を終わらせるために再びホジェ(パク・ソジュン)の前に現れ、一緒に殺人犯の正体を暴く提案に乗ると言い出すと、犯人がホジェを探している事実を打ち明けた。スンジョ(ペ・ヒョンソン)と落ち合う場所を決めたチェオクや、何かを知っているような素振りのヨンギル(ホ・ジュンソク)の説得を押し切って、現場に同行すると言い張る。なぜか彼には数回しか会ったことがないはずのチェオクの言葉を信用できた。その頃、老婦人(パク・ヘジン)の孫で小児麻痺で足が不自由なジョンヒョク(パク・テイン)はチョンスン製薬への就職が決まり喜んでいた。

現場を訪れた二人は手分けしてスンジョを探すが、ホジェが包囲され、呼び出しが罠だったと知る。ホジェを逃がそうとチョンスン製薬が送り込んだ怪物たちと戦うチェオク。彼女はホジェがいると戦いにくいからと彼を突き落とし、単身で敵と対峙する。転落したホジェの前に現れたスンジョは過去のホジェの記憶に触れ、ホジェを混乱させる。スンジョに襲われたヨンギルはそんな様子を見て約束が違うと同様し始めた。チェオクが重傷を負い捕らわれた中、ヨンギルの活躍で現場から逃走に成功した3人だが、目を覚ましたチェオクを再び怪物としての本能が騒ぎ出し、2人を守るためにハンドルを奪うと事故を起こし一人その場を立ち去った。



GSC2Netflixシリーズ「경성 크리처」シーズン2

■第4話「裏面」あらすじ

一行を尾行していたノ刑事(ハン・ドンヒ)は事故を起こした車の付近で倒れているホジェとヨンギルを発見したが、そこにチェオクの姿はなかった。目を覚ましたホジェは手錠をかけられていることに驚くが、ヨンギルが意識不明の重体で、凶器から自分の指紋が出たと知り更に驚く。チェオクを抱きしめたホジェを殴ったのはヨンギルだったのだ。

その頃、クロコ1(イ・ムセン)は日本語を話す老婦人(ソン・スク)を訪ねていた。彼女は
人間の不完全さや進化の必要性を説き、実験に失敗し続けるクロコ1を叱責し、ある人物を呼ぶように求めた。

忍び込んだスンジョの手引で病院を抜け出すことに成功したホジェは、ヨンギルの部屋に隠されていた祖父の代の写真を見て、そこに自分が写っていることから、過去の記憶が少しだけ蘇る。隠し部屋を見つけたホジェはそこで自分がかつてテサンという人間で、愛していたチェオクを探し続けていたことを知る。その頃、チョンスン製薬に捕らわれていたチェオクの検査結果をもとにナジンが人体に定着する条件へのヒントを得始めた研究チーム。目を覚ましたチェオクにチョンスン製薬で行われているおぞましい研究の実態を伝えたのは、障害の完治と大金のために実験体となったジョンヒョク(パク・テイン)だった。更にクロコ1からは日本軍の研究をチョンスン製薬が引き継いだことを聞かされ、地獄が続いていることに憤りを感じた。更に彼女の前に姿を現したのは、自分と同じように当時のそのままの姿で79年間生き続ける由紀子(スヒョン)だった…。一方、ホジェはスンジョに捕らわれこのまま死ぬか、事故より前の本来のホジェに戻るかの選択を強いられていた…。



■見どころ

第3話では大怪我を負ったチェオクが自制心を保つ過程で、大量に出血するとその反動で怪物としての本能が騒いで人間の脳を捕食したくなるという新たな設定が明らかになった。気になるホジェの正体についてもまだ明確には明かされていないものの、知らないはずのチェオクの名前を呼びかけたり、隠し部屋で見つけた写真で記憶が呼び起こされる描写から、彼はテサンと同一人物と見て間違いなさそうだ。スンジョとの会話と首の手術痕から、ホジェからナジンが取り除かれたことが記憶喪失の原因である可能性が高いが、事情を知っていたヨンギルが何者なのかも気になるところ。

第4話ではシーズン1での黒幕だった由紀子のその後についても明らかになった。おぞましい実験の首謀者として、テサンらの報復を受けて夫の葬儀会場で爆発に巻き込まれた彼女は、火傷を負いながらも生き延び、加藤中佐(チェ・ヨンジュン)からナジン入りの水を勧められる場面が描かれていた。第4話中盤ではクロコ1が日本語を話す老婦人と会話するシーンから、彼女が年老いた由紀子だというミスリードをさせたものの、終盤では当時と変わらない姿でチェオクの前に登場。話中でチェオクとスンジョがナジンとうまく調和していること研究結果が語られ、スンジョの母親にも言及があったが、由紀子はスンジョの母親なのだろうか?続く展開に期待したい。



■作品情報

原題:경성크리처2「Gyeongseong Creature2 (英題)」
監督:チョン・ドンユン
脚本:カン・ウンギョン
製作: Story & Pictures Media
共同製作: Studio Dragon、kakao ENTERTAINMENT
配信: Netflix



【作品詳細】【「京城クリーチャー」シリーズを2倍楽しむ】

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