M.ナイト・シャマラン監督が『トラップ』誕生までのすべてを語るインタビュー到着

09時00分 映画

映画『トラップ』(原題:TRAP)が、ついに10月25日(金)から日本で公開される。これに先駆けて、本作のメガホンを取った鬼才、M.ナイト・シャマラン監督のインタビューが到着した。予告動画はYouTubeにて公開中だ。

1999年に公開され大ヒットを記録した『シックス・センス』や、急速に老いていく人々を描いた話題作『オールド』など、独自の発想とストーリーテリングで知られるシャマラン監督。これまで世界中で観客を魅了し続け、総興行収入30億ドル以上を叩き出している。そして、常に観客の予想を超えるシャマランが、集大成とも言える『トラップ』で新たな映像体験を提供する。



物語の舞台はゴージャスなアリーナライブ。家族思いの父親が、娘とともにライブを楽しんでいるが、彼には別の顔があった。それは、指名手配中のサイコな切り裂き魔だったのだ。実は、この巨大ライブそのものが彼を捕まえるための前代未聞の罠。騙すか騙されるか、誰も予測できない心理戦の幕が今、上がる。

トラップ
さらに、M.ナイト・シャマラン監督自身が『トラップ』の着想やキャスティング、リアリティへの挑戦について語るインタビューも到着。父娘がコンサートに行き、その場で恐ろしい事件が巻き起こるという設定が、スリラー映画の新たな境地を開いたと語るシャマラン。そのキャスティングについても、「挑戦を恐れず、リスクを取る俳優を探していた」と話し、ジョシュ・ハートネットが主人公クーパーを見事に演じた理由についても深く言及している。

トラップM.ナイト・シャマラン監督メイキングカット
また、映画に登場する「人間の二面性」についてもシャマランは強くこだわっている。誰の中にも存在する複雑でダークな一面を描くことで、観客の心に深く訴えかける。このリアリティが作品をより魅力的なものにしていると彼は語る。

さらに、デジタル全盛の時代にあえてフィルム撮影にこだわった理由についても明かしている。「フィルムは生きている。だからこそ、観客とのリアルな関係を築ける」とシャマランが語るように、限られた環境の中で最高の表現を追求する姿勢がうかがえる。

シャマランが挑んだのは、巨大アリーナでのライブと主人公の心理ドラマを同時進行させるという、これまでにないリアリティの表現だ。CGIに頼らず、リアルなライブをそのまま映画に取り込むことで、観客を本物の映像体験へと誘う。

「『トラップ』は、映画館でしか味わえない刺激的な作品だ」と語るシャマラン。驚きと衝撃の連続が待ち受けるこの映画は、映画館で体験することでその真価を発揮する。

M.ナイト・シャマラン監督が仕掛ける驚愕のサスペンス『トラップ』は、10月25日(金)より全国ロードショー。あなたはこの“罠”に隠された真実を見破れるか?

予告動画