5日、『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』最新リマスター版ノーカット放送
フジテレビでは、“踊るプロジェクト”映画最新作公開を記念して伝説の映画シリーズ初の一挙放送中で、明日10月5日は『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』(2003)を最新リマスター版でノーカット放送する。YouTubeにて予告動画が公開中だ。
『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は、20年以上経った今でも実写日本映画の歴代興行収入1位を誇るメガヒット作。『踊る大捜査線 THE MOVIE』(1998年公開)から5年、映画第二作目として公開された。映画の舞台も副総監誘拐事件から5年後の2003年11月22日から24日の3日間を描く。
2003年、お台場。かつては空き地だらけだったこの街も、一大観光名所に姿を変えた。湾岸署でも観光案内、迷子、交通整理などに忙殺される毎日が続く。そんな折、不審物発見との情報を得て青島俊作(織田裕二)が現場に向かうと、不気味に装飾された死体があった。程なく、本庁から室井慎次(柳葉敏郎)らが到着。初の女性キャリア、沖田仁美(真矢みき)を本部長に据え、特別捜査本部が設置された。しかし、第2の殺人事件が起こる。
映画には多彩なキャラクターが登場し、特に青島と上司である室井(柳葉敏郎)や、同僚の香坂(深津絵里)との掛け合いが魅力的で、彼らの成長や絆が描かれている。映画の中では、緊迫した状況ながらもドラマ版から続くユーモアを交えたシーンも多く、観客を飽きさせない工夫が施されている。
音楽や映像美もこの作品の大きな魅力であり、特にレインボーブリッジを背景にした迫力あるシーンは印象的だ。テーマ曲も多くの人々に親しまれており、映画の世界観をさらに引き立てている。
『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』は、サスペンスとエンターテインメントが融合した作品であり、観る者に強烈な印象を与えることに成功している。シリーズファンはもちろん、新たな観客にとっても楽しめる作品である。
なお本作は、国際戦略版として海外版も制作された。本編を約19分カットした1時間59分の短縮バージョン。オリジナル版から内輪ノリのギャグやシリーズを通して見ないと理解できない部分をカット。主人公・青島の視点から描くように再構成し、同じシーンでも別カットに差し替えられている。⇒(navicon2012年9月8日既報)
◇フジテレビ土曜プレミアム・映画「踊る大捜査線 THE MOVIE」番組サイト
◇“踊るプロジェクト”映画最新作『室井慎次』公式サイト
◇YouTube|『踊る大捜査線 THE MOVIE2 レインボーブリッジを封鎖せよ!』